監獄のお姫さま

満島さんが若井役だったからここまでこのドラマが面白くなったと言っても過言ではないくらい、素晴らしい演技を見せてくれたと思います。刑務官としての厳しく迫力のある演技もカッコ良かったですが、馬場カヨたちや板橋とのやりとりの間が絶妙で何度も笑わせてもらいました。シリアスでもコミカルな場面でも、芝居のセンスが良い女優さんだなと思って観ていました。

私の中では満島さんが主演なんじゃないかなというくらい、毎回印象的で素晴らしい演技をされていると思います。9話で出所した馬場カヨたちを召集していきますが、それまでの演技で姫や勇介に対する温かい愛情や、板橋や姫の母親に対する怒りと憤りをしっかり表現していたので、その行動に唐突感がなく説得力が感じられたのが良かったです。姫の母親に感情をぶつける場面も迫力があって良かったです。

今年、いくつかのドラマを見ましたが、最優秀主演女優賞、私にとっては彼女です。
そのくらい、演技がうまいと感動しました。怒る、叱るも本気で相手のことを思っての発言に聞こえましたし、ちらっと見せた女性としてのかわいらしさにもドキッとしました。

満島ひかり、最近よく見るようになりましたよね。今回は、クドカン脚本も面白く、満島ひかりの役どころも、なかなかカッコ良かったです。結構声が低くて、シュッとしてるし、宝塚の男役みたいなイメージで素敵でした。

以前から満島ひかりの独特な演技に興味があり今回のドラマのような看守役はぴったりだと思いました。体型も細いのに図太い声がでたりするのがすごいです。感情表現もとても上手いと思います。冷めた演技から感情任せに泣いたり笑ったりするところを見ていると惹きつけられます。
今一番気になっている女優さんです。

一旦五郎の自宅に帰った時の大怪我してフラフラの演技が最高でした。「ごひんぱいおかけひまひた…」って、どんだけ大怪我だよ！と思わず突っ込んでしまいました。その後、嫁が監禁現場までついていくとなった時に突然スタスタ歩きはじめた時のギャップがかっこよすぎて痺れました。

ショートカットが似合っていてカッコいい。びしっと厳しい看守役がとてもはまっていると思います。かと思いきや、合コンではぶりっこしてみたり。最新話では裁判官のようなことをやっていましたが、セリフも聞きやすく、とても良かったです。役の幅が本当に広く、どんな役にでもなれる、いわゆるカメレオン俳優だと思って感心しています。

最初はドライで厳しいのに、無表情に近いが一人の人間としての感情をだんだん滲み出してくる演技が深いなと思いました。あとは、この役者さんが声が低くしっかり出る所が意外で、声だけでドラマの中で良い場面転換になっているなと思いました。

役柄上なのか、言葉遣いが物凄く怖いです。でも、切れのいい掛け声が、全体の流れにリズムを与えていて飽きずに観ることができています。ストーリーや表情からはどちらの見方なのかわからないようなところもあり、今後の展開を楽しみに見ています。

このドラマで満島ひかりさんを見て毎回思ったことは、カッコいい！でした。
監守の時は真面目で厳しい女性で、秘書の時は真面目で無機質な女性を演じられていました。
どちらも似たような女性のように思えて、どこか違う…というところも卒がなくこなされていてとても好演でした。
このドラマを見て、演技力とスタイルも含めてとにかくカッコいい女優だと思い知りました。

今までにない役を演じているので毎週の楽しみです。台詞も長くて難しいのにちょこちょこクスッと笑える台詞があるのでよく笑わないで演技出来るなと思っています。ただ面白い話だけではなく、姫の息子をお母さんに預ける事になっていたのに裏切られ旦那に息子を取られてしまった時涙を堪えながら姫を抑えるシーンには感動しました。刑務官である前に一人の人間としての感情が出ていて印象に残っています。

看守から犯罪の共犯者になるという難しい役柄でしたが、とても面白くまたミステリアスに演じていました。
おばさん達！と吾郎から言われるシーンでは自分は違うけどねというちょっとした余裕の顔がなんともいえませんでした。

彼女の場合は何をやらせても安心してみることが出来る。これってすごいことだと思う。
それに彼女の演技は見る人を惹きつける何かがある。演技力なのか雰囲気なのかは知らないが与えられた役をきっちりこなすプロ根性は大したものである。時に可愛く時に荒々しく役柄によって雰囲気をかもし出す才能は日本の宝であると断言しても良い。

7話で警察に馬場カヨたちについて話すシーンが最高でした。台詞を聞いているだけで一人一人のキャラクターが思い浮かんでくるような豊かな表現力に感心しました。満島さんの声は聞きやすくて滑舌が良いので、言葉が流れずにしっかりと耳に入ってくるのが良いですね。警察を一喝するシーンも迫力満点でカッコ良かったです。

誘拐現場での生き生きとした弾けっぷりが魅力的です。ハイテンションな演技で笑わせえてくれたかと思えば、シリアスな場面では台詞一つ一つに重みがあって、メリハリのある巧みな演技力に毎回感心して観ています。6話で小シャブをビンタして「おかえりなんて言いたくない」と叱るシーンが特に印象的で、若井の怒りや無念さが伝わってきて胸が痛くなりました。

最初の頃は感情が通っていない能面のような表情ばかりでしたが、ストーリーが進むにつれて若井の色々な表情が見られるようになったのが良いですね。5話で優介を見つめる眼差しや、優介を育てるしのぶ達を見守る表情が穏やかで、先生としての温かさが感じられました。おばさん呼ばわりへの反応をめぐる馬場カヨたちとのやりとりも、今までの若井にないコミカルさがあって良かったです。

4話の合コンシーンでは、いつもの軍人のようなテキパキとした厳しい姿とは違うはじけた一面が見られたのが良かったです。普段とのギャップが可愛いですし、ロボットみたいな若井に人間らしさ、女性らしさが感じられたのが良かったです。また仕事モードの若井も変わらず上手くて、特に刑務官の制服姿で馬場カヨに壁ドンする姿は宝塚の男役さんみたいにかっこ良かったです。

3話で新人刑務官やしのぶを怒鳴る場面がありましたが、満島さんの声はハリがあってよく通るので迫力があって本当に怖くて、若井の厳しさが伝わってきました。刑務官の制服もよく似合っていてかっこ良いです。年上の女優さんたちから「先生」と呼ばれて誘拐現場を仕切っているのも全然違和感がなく、その存在感と演技力の高さはキャストの中でも群を抜いていると思います。

立ち居振る舞いが、正に刑務官の雰囲気を出していました。役柄になりきっているため、威圧感がすごいです。また、みんなが先生と言ってしまう感じが見ていて楽しいです。
サラリと、伊勢谷さんに黙れクズというセリフも爽快で、今後も目が離せません。

メインの女性キャストの中で1番若手だと思いますが、ピンと伸びた姿勢やきびきびとした号令、無駄のない動きが元刑務官らしくて、観ているこちらも思わず背筋を伸ばしてしまうような緊張感が伝わってきます。板橋をクズ呼ばわりするのがとてもかっこよく、またその言い方が吐き捨てるような感じなのが気持ち良くて、「よくぞ言ってくれました」と観ていてスッキリしました。

途中からわかってはいたけど、終盤にクズすぎるイケメン社長を縛り上げた時のてきぱきとした指示、実は先生でした～という演出、全てにしびれました！
あの濃い個性まみれのキャスティングの中で、満島ひかりの安定感、存在感、適役だと思います。

満島ひかりさん(元監守)カッコ良い。クールで強い役柄でも、感情を出さないポーカーフェイス、うますぎです、でも少し早口かな。それと、点呼とる時は、もうちょっとお腹から声出して、立場場、威圧感出して欲しいです。

ショートカットにタイトなパンツスーツがよく似合い、女性から見てもかっこいい！と憧れます。頭脳明晰で淡々といつもはしゃべるのに、ここぞというときには、クズ！と格好よく言い捨て、見ていてとても気持ちがよいです。

伊勢谷友介さんの秘書役を、淡々とクールに演じているのが良かったです。若手女優の中では演技は抜群にうまいと思います。ドラマの最後では、実は小泉今日子さんたちの仲間であることがわかり、その展開にも驚かされましたが、それぐらい自然な演技がよかったです。

カルテットの時から演技が上手いなとは思っていたのですが、今回も元刑務官の役がものすごく上手く似合っています。秘書のお仕事も仕事できる感じが強かったのですが、元刑務官として服役囚だったキャストを番号で読んでいき命令するシーンが秘書と比べ物にならないくらい冷徹な感じが出ていてすごく良かったです。

さすがです。男性なのかと思うほどのきりりとした演技で、また幅を広げたなと思わせてくれました。表情ひとつひとつにぬかりがなく、完璧です。動きも目力もさらりとこなしていて素晴らしい女優さんなのだなと改めて思わせてくれました。

さすがの演技力！！キレる秘書役、めちゃめちゃクールでかっこいい！
全体的にセリフは少なめではありますが、その存在感たるや！刑務官らしく番号点呼するところ、あの声のハリ方ほんとかっこいい。
おにぎり頬張るところで一口が大きめなところが可愛かった。