オクトー ～感情捜査官 心野朱梨～

なんでちょいちょい出てくるのだろうと少し邪魔だなと思っていましたが、まさかの大悪人。こんな風に爽やかにずっと近くにいたなんて想像するとゾッとしますよね？しおりの感情を閉じ込めることを継続しており、まだ事件は終わっていなかった。親近感がある人物だからこその怖さを味あわせてもらいました。

実は最悪の黒幕だったわけですが、途中で疑わしい雰囲気はありましたが、演じる臼井さんのほんわかとしたイメージに騙され、黒幕だとわかった時には、こういう奴がマジでいたらホントに最悪だと思ってしまいました。なんだかんだ理屈はつけるけれど、結局、悪の本質というのは他者から何かを奪うことなんだなと学ばせてもらいました。技術的に臼井さんの演技力が高いとはいえませんが、芝居はそう見えれば正解。その意味で臼井さんはちゃんと悪党であったし、正解を見せてくれたと思います。

カウンセリングに来た人にならともかく風早になぜタメ口なの？知り合いでもなんでもないのに態度が馴れ馴れしくておかしいと思います。そういうスタンスの先生なのかもしれないけどちょっと違和感があります。どうにかならないかなー。