BG ～身辺警護人～

低い声の渋さと落ち着いた演技が光っていました。立場的にバラバラな方向を向いているようなメンバーたちをまとめている姿が本人の持つ雰囲気にピッタリはまっていて、安心して、和みながらドラマを見られる要素でした。

さすが！川上達也！ハマり役ですね。年を重ねて、頼れる上司役がぴったりです。最初の頃は少し含みを持たせて、もしかして裏があるかも？って思わせておき、やっぱり部下の事を良く観察しまとめていく演技はとてもいいと思います。まさか、途中で亡くなってしまうとは思いませんでしたが、それを踏まえて、チームを作っていったんだと終わってみて納得しました。

BGを立ち上げた上司役で出演されていた上川隆也さん、人柄の良さと上司としての器の広さ、皆をまとめる立場として、とても存在感のある演技でした。

主役ではないものの、絶対的な安心感をまわりに与えるようなポジションとして、しっかりとはまっていたと思います。

最終回では、まさか亡くなるなんて思っていなかったので、かなりびっくりしましたが、とても印象に残る最後でした。これからもいろいろなドラマで見たい役者さんです。

全話が終わらないうちに殉職してしまうというあまりにも衝撃的な展開に大きなショックを受けました。
というのもクセがありすぎるほど個性的な面々のＢＧ達を豊富な経験と大らかな人柄と包容力でバラバラになりそうな職場を常にうまくまとめてきましたし、
上川さんがそこにいるだけで、発言するだけでホッとした安心感がありましたし言葉の１つ１つに説得力もあり非常に存在感もありましたので残念でなりません。

もともと演技のうまい俳優さんですが、今回の、部下想いで、クライアントに誠実な村田五郎役はぴったりでした。
声にも包容力があり、セリフの一つ一つに説得力がありました。
最期があまりにも唐突で、きっと心肺蘇生で助かると信じていたので、すごくショックでした。でも、部下をかばって自分が撃たれるという設定は、村田五郎らしいと思います。

頼れる上司役は本当に上手な俳優さんだと思います。
強くて頼もしくて寛大な雰囲気で今回のような小さな部署で皆をまとめるリーダーにはピッタリです。
息子の話をするシーンがありましたが、父親の顔も見えて“いいお父さんなんだろうな”と想像できました。

優しい上司だけど、きちんと部下のことも見てアドバイスする素敵な人だと思いました。声も素敵で、ドラマに吸い込まれていくように見てしまいます。次回生き延びれるのかどうか気になります。

身辺警護課をまとめる寡黙なリーダー、多くを語らないがメンバーを見守っている、というイメージでしょうか。落ち着いていてとても好感の持てる演技です。セリフよりも存在感やたたずまいでいい演技をしていると思います。見ていて安心します。

話題になった、山口智子さん出演回までは、あまりいなくてもいい役柄なのではないかなって思っていました。前回のケガでようやく主人公と密な接点が出て来たなって思いますが。設定上か、無理して貫禄をつけた役を演じている感じがします。イメージに合わないですね。

警護と言うピリピリしているムードを、ソフトな立ち回で、ほっとさせてくれる役柄です。落ち着きます。