ノーサイド・ゲーム

表情もセリフも最高でした。特に雄太？くんとの場面。

元々この役者さん自体あんまり印象に残っておらず、名前も知りませんでした。しかし、ノーサイドゲームを見ていましたがハンサムでガタイもよく、もう少し渋みがでれば、ますます格好良くなるなと、これからの活躍が期待できる印象を受けました。
正直なところ演技力としては主演の大泉洋さんや川上隆也さんなどベテランの役者さんと比べると劣っている感じですが、運動神経が高いのでアクション映画などでは活躍出来るのではないでしょうか。日本の俳優さんはちょっと華奢な感じの人が多いので、高橋さんのような鍛えられたアクションスター向きの役者さんも活躍して欲しいです。
ノーサイドゲームではラグビーの経験をいかして、チームを引っ張っていく役柄を見事に演じきっていました。

しっかり鍛えられた見た目も試合中に醸し出す燃えるような闘志も、素人目には本物のラガーマンと区別がつかないくらいハマっていたと思います。熱くて頼もしくって、佐々をからかったりする茶目っ気もあって、めちゃくちゃ格好良いキャプテンでした。お腹からしっかり発声する太い声も魅力で、試合前に「うぉー！」と気合を入れて叫ぶシーンは地鳴りがしそうな迫力があって凄かったです。

里村の移籍話にアストロズの面々が激昂する中、憤りは感じつつもグッと感情を堪えていたり、承諾書を出さない流れになった時も「1年間試合に出られないなんて」とやりきれない表情を浮かべたり、感情的にならず里村の才能を評価し、同じスポーツ選手として彼の決断を理解している様子が感じられたのが良かったです、熱くなる皆よりいつも一歩引いている姿にキャプテンらしい冷静さがあって格好良いです。ムキムキで顔立ちも濃い目なのに爽やかな雰囲気があるところもポイント高いです。

熱いキャプテン役が見事にハマっていて、個人的にはこのドラマのキャラクターの中で一番好きです。5話で里村との交代で緊張する佐々を励ますシーンが特に印象的で、おちゃらけて緊張をほぐしつつ、練習通りやれば大丈夫と背中を押してあげる姿がテツの優しさと頼もしさを感じさせて格好良かったです。鍛え上げた肉体はもちろん、勝ちたいという闘志や気迫なども迫力十分で、本職のラガーマンと混じっても全く違和感がないところも凄いなあと毎回感心して観ています。

むきむきのイメージはありましたが、あれほどラグビーのユニフォームが似合うとは。実際プレーしているところを見ても違和感ないです。何よりイケメン。見ていて男としてカッコいいです。自分もあんなふうになりたい。

大河に出てる人、正露丸のCMの人と言うどちらかといえば、かたいイメージ、昔のイケメンな感じに思っていました。どちらかといえば脇役なイメージで全くノーマークな役者さんでした。
ですが、アストロズの他のメンバーがやや演技力に欠ける方が多いため、テツ役で演技力が光っていました。
病気の子供さんと触れ合うシーンなど思わず泣いてしまいました。テツ役がハマっており、高橋光臣さんをTVで観るとこれからはテツと言ってしまうくらいチェックしています。

キャプテンともあり登場シーンが多い上、そのキャラクターにも注目が集まる。
時に君嶋GMを茶化してみたり、時にチーム運営に悩んでみたり、登場スタイルは多岐に渡る。
中でも、第二話で次期監督の条件を君嶋GMの机周辺で君嶋、マネージャーと話していた時のこと。
柴門監督が候補に挙がる。ただ君嶋は乗り気でない。佐倉が「GMがラグビーが嫌いなのは、単なる妬みなんじゃ」という場面で、高橋は君嶋とハイタッチをしようとする。
少し、意外な行動だった。何故なら、二人の距離感はまだそれほど狭まっていなかったからだ。しかし、見ている側は、君嶋もハイタッチしろ！と思うシーンだった。
その後、第三話では、怪我をしたことを機に、「ボランティアって自分のためにするものなんですね」と言い、チーム運営に迷いがなくなり君嶋の運営方法に賛同する。
多彩な場面で卒のない演技は若手の役者にしては期待が持てる。欲を言えば、キャプテンならば、面白い作戦を練って、驚きの演技を見せてくれると、よりキャプテンらしさが
映える。
同時に、部員を笑わす一発ネタで緊張を解すといった演出も彼には期待されるのではないだろうか。

3話の演技、とても良かったです。ボランティア活動に不満を持つ部員とGMの間で葛藤する姿や病院で出会った少年に勇気をもらったと言われた時の泣きそうな笑顔、スタジアムでその少年を見つけた時の「絶対に勝つ」という強い覚悟を感じさせる引き締まった表情など、徹の熱い性格や責任感の強さを存分に感じることが出来ました。演技の上手さはもちろんですが、日焼けした濃い顔立ちといい、迫力のある太い声といい、熱血スポーツマン役がとても似合っていると思います。

ラグビー選手って首が太くて筋肉の付き方も他のスポーツ選手と全然違っていて独特の体格をしていますが、しっかり鍛えて体を作っていてキャプテン役として違和感がないのが凄かったです。君嶋を冷やかすメンバーをたしなめたり、無礼を謝罪して丁寧な対応をとる姿も誠意が感じられ、岸和田のキャプテンとしての責任感の強さが伝わってきて良かったです。