『アンチヒーロー』での堀田真由 (紫ノ宮飛鳥役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
堀田真由 (紫ノ宮飛鳥役) は 「2024年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
最終回、12年ぶりの父の笑顔を見て、一瞬で娘に戻り声を震わせて涙声で「わかった・・・」という紫ノ宮。何度観ても泣ける。
このドラマの主要メンバーの中で 演技が役に合ってた以上に役を際立たせてた人。 ドラマに真実味を与えてた。思わずwikiで調べた程でした。
最終回のしのりんパパとの面会室。娘に戻ってそれまでと全然違う「父さん」に泣きました。さすがの堀田さんでした。
倉田の「娘に守られる父親なんて格好悪いだろ」という言葉を受けて、一瞬で娘の顔に戻るところがとても良かったです。声のトーンも表情も弁護士モードの時とは別人みたいに柔らかく幼くなって、泣き笑いの笑顔も晴れやかで、やっと父を尊敬していた頃のような本来の親子の姿に戻れたんだなあと胸が熱くなりました。
その意志を示すかのように、終始硬い表情の役でしたが、唯一柔らかく優しい表情をしたのが、最後の最後、父親との面会シーンでした。そのギャップがまさに硬い心の氷解という感じで、とても印象に残りました。堀田さんの演技ですが、クールというよりも拒絶、だから孤独な前半戦と、自分のやるべきことを自覚し、背負うものを知ったからこそ腹をくくった後半戦と、微妙に変化を持たせ、紫ノ宮というキャラを際立たせました。素晴らしい好演だったと思います。
父との面会シーン、終始弁護士としてではなく娘として必死に訴える姿が苦しくて切なかったです。「人の命より大事な将来って何?」と感情を爆発させて涙ながらに志水の現状を訴えるところも、紫ノ宮の正義感の強さや真っすぐさ、尊敬していた元の父に戻って欲しいという強い思いが感じられてとても良かったと思います。
間近で伊達原に煽られても、彼の方を見ようともせずスンとした表情で無反応を決め込む姿が良かった。事務所を辞めるつもりは一切ないという強い意志と、明墨への信頼、ここで働いていることへのプライドが感じられて格好良かったです。事務所を訪ねてきた紗耶への対応も、親切だけど余計な世間話などはせずに必要最小限の会話で済ませるところが、他人と接するのが苦手な紗耶への気遣いや優しさを感じさせて良かったです。
赤峰からの差し入れを素直に受け取るようになったり、会話中のアイコンタクトが増えてたり、話す時の視線も柔らかなものになっていたり、何気ない表情や口調から彼に対する棘や壁がなくなってきたのが伝わってくるのが良かったです。一緒に仕事をするうちに赤峰への信頼が増してきたんだなあと感じ取れました。そこに若手によくありがちな恋愛要素的な甘さを滲ませないところも紫ノ宮のキャラに合っていて良かったと思います。
警備員の喫煙写真をネタに映像を入手したり、脱税の証拠をちらつかせて個人PCを押収したり、にこやかにスマートに相手を脅して情報を得る姿が明墨を彷彿とさせ、彼のもとでずっと学んできて尊敬しているという説得力を感じさせました。笑顔なんだけど絶対に逆らえないような圧があるところも良かった。事件の背景や人物関係など、長い説明台詞が多いけど、落ち着いた声で聴きやすく、滑舌が良くて言葉が零れ落ちていかないところも良いなと思います。
父親と対峙するシーンがとても良かった。真実を話してと涙を堪えて訴える姿や、それでもシラを切って不正を否定する父を見た時の絶望したような表情、弁護士として法廷で戦う覚悟を決めた時のキッと力の籠った眼差し、紫ノ宮の葛藤や複雑な思いがしっかり伝わってくる丁寧な演技が素晴らしく、見応えがありました。心配する赤峰に「最初から覚悟はできていた」と笑みを見せる気丈な姿も格好良かったです。
クールで凛としたスタンスを崩さずに揺れる心情を表現しているのが素晴らしいです。同一人物である事を崩さずにこれだけの多面性を演じるのは難しいはず。父との関係を打ち明ける時も、涙が溜まるけどこぼれるギリギリで止めていたりとか本当に繊細な演技に驚かされます。時折見せる可愛らしい面とのギャップもあって、堀田真由さんのキャスティングはとても良かったと思います。
父について語る時の辛そうな表情や、それでも何とか普段通り感情を出さずに話そうとする気丈な姿が胸を打ちました。時折うわずる声や潤む眼差しなど、繊細な表現で父を尊敬する気持ちと隠ぺいを行ったのでは?という疑惑で揺れ動く複雑な心境や葛藤が伝わってきたのもとても良かったと思います。
思い込みで動く赤峰に「依頼人は正一郎さんです」と忠告したり、正一郎が犯人だと決めつけるような態度や言動に表情を曇らせたり、「弁護士とは何か」をしっかり理解していて常に冷静な姿が、薄っぺらい正義感で暴走する赤峰と良い対比になっていたと思います。落ち着いた声のトーンや淡々とした無駄のない話しぶりも、紫ノ宮の賢さや他人を寄せ付けないクールさを感じさせて良いと思います。
学生のふりをして大学に潜入したり、学生の輪の中にスッと入っていって情報を聞き出したり、助教授の懐にも上手く入って気に入られたり、刑事の娘っていうのも納得の肝の据わった捜査っぷりが頼もしくて格好良かったです。遺伝子検査室から掃除のおばちゃんが出てきた時の驚きっぷりと豹変した顔も、普段のクールな姿とギャップがあって可愛らしかったです。
大学に侵入した時、大学生に見えるかはちょっとギリギリってところがスリルがあって良かったです。いつもクールで卒なくやっている紫ノ宮が幼い表情になっていたのも、案外こんな素顔もあるのかもと奥行きが出て良かったです。
落ち着いた声音と淡々とした口調が紫ノ宮のクールなキャラに合っています。明墨の質問に迷いなく答える姿や、公判での堂々とした立ち居振る舞いも彼女の有能さが伝わってきて良かったです。「子供の証言は曖昧」という検察官の言葉をまさに実感した瞬間のハッとした様子や動揺が隠せない表情も、勝つためなら何でもやる明墨のえげつなさと、そこまで割り切れない紫ノ宮の正義感や葛藤を感じさせて良かったと思います。
最終回、12年ぶりの父の笑顔を見て、一瞬で娘に戻り声を震わせて涙声で「わかった・・・」という紫ノ宮。何度観ても泣ける。
このドラマの主要メンバーの中で 演技が役に合ってた以上に役を際立たせてた人。
ドラマに真実味を与えてた。思わずwikiで調べた程でした。
最終回のしのりんパパとの面会室。娘に戻ってそれまでと全然違う「父さん」に泣きました。さすがの堀田さんでした。
倉田の「娘に守られる父親なんて格好悪いだろ」という言葉を受けて、一瞬で娘の顔に戻るところがとても良かったです。声のトーンも表情も弁護士モードの時とは別人みたいに柔らかく幼くなって、泣き笑いの笑顔も晴れやかで、やっと父を尊敬していた頃のような本来の親子の姿に戻れたんだなあと胸が熱くなりました。
その意志を示すかのように、終始硬い表情の役でしたが、唯一柔らかく優しい表情をしたのが、最後の最後、父親との面会シーンでした。そのギャップがまさに硬い心の氷解という感じで、とても印象に残りました。堀田さんの演技ですが、クールというよりも拒絶、だから孤独な前半戦と、自分のやるべきことを自覚し、背負うものを知ったからこそ腹をくくった後半戦と、微妙に変化を持たせ、紫ノ宮というキャラを際立たせました。素晴らしい好演だったと思います。
父との面会シーン、終始弁護士としてではなく娘として必死に訴える姿が苦しくて切なかったです。「人の命より大事な将来って何?」と感情を爆発させて涙ながらに志水の現状を訴えるところも、紫ノ宮の正義感の強さや真っすぐさ、尊敬していた元の父に戻って欲しいという強い思いが感じられてとても良かったと思います。
間近で伊達原に煽られても、彼の方を見ようともせずスンとした表情で無反応を決め込む姿が良かった。事務所を辞めるつもりは一切ないという強い意志と、明墨への信頼、ここで働いていることへのプライドが感じられて格好良かったです。事務所を訪ねてきた紗耶への対応も、親切だけど余計な世間話などはせずに必要最小限の会話で済ませるところが、他人と接するのが苦手な紗耶への気遣いや優しさを感じさせて良かったです。
赤峰からの差し入れを素直に受け取るようになったり、会話中のアイコンタクトが増えてたり、話す時の視線も柔らかなものになっていたり、何気ない表情や口調から彼に対する棘や壁がなくなってきたのが伝わってくるのが良かったです。一緒に仕事をするうちに赤峰への信頼が増してきたんだなあと感じ取れました。そこに若手によくありがちな恋愛要素的な甘さを滲ませないところも紫ノ宮のキャラに合っていて良かったと思います。
警備員の喫煙写真をネタに映像を入手したり、脱税の証拠をちらつかせて個人PCを押収したり、にこやかにスマートに相手を脅して情報を得る姿が明墨を彷彿とさせ、彼のもとでずっと学んできて尊敬しているという説得力を感じさせました。笑顔なんだけど絶対に逆らえないような圧があるところも良かった。事件の背景や人物関係など、長い説明台詞が多いけど、落ち着いた声で聴きやすく、滑舌が良くて言葉が零れ落ちていかないところも良いなと思います。
父親と対峙するシーンがとても良かった。真実を話してと涙を堪えて訴える姿や、それでもシラを切って不正を否定する父を見た時の絶望したような表情、弁護士として法廷で戦う覚悟を決めた時のキッと力の籠った眼差し、紫ノ宮の葛藤や複雑な思いがしっかり伝わってくる丁寧な演技が素晴らしく、見応えがありました。心配する赤峰に「最初から覚悟はできていた」と笑みを見せる気丈な姿も格好良かったです。
クールで凛としたスタンスを崩さずに揺れる心情を表現しているのが素晴らしいです。同一人物である事を崩さずにこれだけの多面性を演じるのは難しいはず。父との関係を打ち明ける時も、涙が溜まるけどこぼれるギリギリで止めていたりとか本当に繊細な演技に驚かされます。時折見せる可愛らしい面とのギャップもあって、堀田真由さんのキャスティングはとても良かったと思います。
父について語る時の辛そうな表情や、それでも何とか普段通り感情を出さずに話そうとする気丈な姿が胸を打ちました。時折うわずる声や潤む眼差しなど、繊細な表現で父を尊敬する気持ちと隠ぺいを行ったのでは?という疑惑で揺れ動く複雑な心境や葛藤が伝わってきたのもとても良かったと思います。
思い込みで動く赤峰に「依頼人は正一郎さんです」と忠告したり、正一郎が犯人だと決めつけるような態度や言動に表情を曇らせたり、「弁護士とは何か」をしっかり理解していて常に冷静な姿が、薄っぺらい正義感で暴走する赤峰と良い対比になっていたと思います。落ち着いた声のトーンや淡々とした無駄のない話しぶりも、紫ノ宮の賢さや他人を寄せ付けないクールさを感じさせて良いと思います。
学生のふりをして大学に潜入したり、学生の輪の中にスッと入っていって情報を聞き出したり、助教授の懐にも上手く入って気に入られたり、刑事の娘っていうのも納得の肝の据わった捜査っぷりが頼もしくて格好良かったです。遺伝子検査室から掃除のおばちゃんが出てきた時の驚きっぷりと豹変した顔も、普段のクールな姿とギャップがあって可愛らしかったです。
大学に侵入した時、大学生に見えるかはちょっとギリギリってところがスリルがあって良かったです。いつもクールで卒なくやっている紫ノ宮が幼い表情になっていたのも、案外こんな素顔もあるのかもと奥行きが出て良かったです。
落ち着いた声音と淡々とした口調が紫ノ宮のクールなキャラに合っています。明墨の質問に迷いなく答える姿や、公判での堂々とした立ち居振る舞いも彼女の有能さが伝わってきて良かったです。「子供の証言は曖昧」という検察官の言葉をまさに実感した瞬間のハッとした様子や動揺が隠せない表情も、勝つためなら何でもやる明墨のえげつなさと、そこまで割り切れない紫ノ宮の正義感や葛藤を感じさせて良かったと思います。