『ブラッシュアップライフ』での木南晴夏 (米川美穂役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
木南晴夏 (米川美穂役) は 「2023年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
美穂と夏希のコンビ、時によってトリオだったり、カルテットだったりするけど、基本はこのコンビが大きなポイントとなるのに、その二人が脱力系というか、自然体かつ何も知らないというのが、この話を面白くしているポイントになっています。美穂を演じる木南さんは、コンビでもトリオでもカルテットでも、それが自然であるように、同じようなシーンを淡々と演じています。女性同士の姦しさやストレートな物言いなど、本当に友だち同士のようです。その自然さがこの不条理なドラマをしっかりと面白いものに仕上げていて、夏希役の夏帆さんとともに敢闘賞ものの演技だと思います。
1週目にあーちんが事故る寸前のコンビニベンチで、フリーザの話しながら笑うとこがほんと自然で演技うま!!て思いました。
今までの人生の中では辿り着けなかった空港でやわらかな笑顔を見た時にこちらはそのことを知っているのでそれだけで涙腺崩壊。本人はそのことを知らないのだから当たり前なのですが、まさに旅行に来た!という楽しげな雰囲気に良かったー!と声が出そうでした。
フライト後、元気な姿で麻美たちに手を振る姿を見て「無事でホント良かったな」とちょっとグッときてしまいました。サラっと「あーちん」呼びしてるのも嬉しい。旅先のテンションもあっただろうけど、麻美たちとの距離もグッと縮まっていて、元の仲良し4人組に戻ったような賑やかで楽しそうな姿もとても良かったです。台本の台詞じゃないような自然な台詞まわしや気負いのない表情や仕草が、突飛な設定のドラマにリアリティを持たせていたところもさすがだなと思います。
3周目まであーちんは大親友だった。4週目ではそこまで関わりもなく5周目でもただの同級生。ただの同級生から誘われたお茶で微妙にあける体の位置だったり声のトーンだったりがすごくリアルですごいと思いました。そこがあーちん側からするとすごく切なくなるところでもありました。
成人式のカラオケでも「粉雪」と「イケナイ太陽」を勘違いしてたし、今回も忍たま乱太郎を別の番組と間違ってたり、ちょいちょい記憶が適当で雑なところがみーぽんらしい。4人でお茶するシーンも盛り上がっていて楽しそうだったなあ。声のトーンがちょっと高めで余所行きっぽい感じがするところが、親友時代とは違う距離感を思わせるところも上手かったです。
何回観ても、成人式で暴れる新成人を冷静に観察するシーンが面白い。麻美たちと喋ってる時も、ツッコミとか淡々としていて口調も割と鋭いし、皆が思ってるけど口に出すのは憚られるってことも、言いにくそうにしながらも毎回一番乗りで言葉にしちゃうし、仲良し同士の会話だからこその飾らず遠慮がない感じがすごく上手いです。実際にどこかにいそうなリアリティと親近感を醸し出しているからか、亡くなっているという話がかなりインパクトがあってショッキングに感じられたのも、木南さんの演技力の賜物だなと思いました。
カラオケで麻美と喋るシーン、気さくに笑顔で話してるけど口調が優しかったり、会話が当たり障りのない内容だったり、遠慮ゼロの親友だった頃とは違う「ただの同級生」らしい距離感が表情や台詞のニュアンスからしっかり伝わってくるところがさすがだなと感じました。カフェで再会した時の「相席する?しない?」の若干気まずそうな空気や表情も上手かったです。
福ちゃんのCD聴いた時の反応がすごく良かった。無の表情になってお菓子食べる手も止まっちゃって、よほどの衝撃だったんだろうなって伝わってきました。先陣切って「ダサい」ってバッサリいって気まずい空気を一掃するのもお姉さんキャラの美穂らしくて良かったし、もう1回かける?と麻美に訊かれた時の「やめて」の即答ぶりも面白かったです。
3人の止まらない女子トークを引っ張っているのはいつも美穂なんですよね。よくあんなに細かく覚えているよねって人いるもんね。セリフも膨大だろうにほんとに自分の昔あったことを喋っているようなナチュラルさに脱帽です。
夜お喋りしてる時のテンションの高さと、寝起きの控えめな声のトーン、時間の経過の表現がすごく自然で上手い。特に朝ご飯食べてる時のまだ本意気ではないローテンションぶりがリアルで良かったです。学生時代の話をする時も、その情景を頭に思い浮かべながら話しているというか、台本なんだけど「なっちの友達がクレーンゲームでポッキー取った」っていう思い出が実際にあるように感じられる話ぶりで、その表現力の高さが3人の会話劇をよりリアルに見せているなと思いました。
麻美の人生一度目で美穂が使っていたフレーズを二度目や三度目でさりげなく麻美が先に使っちゃう場面があるのですが、当然美穂は毎回初見であるはずなのにそのフレーズを言われた時にうん?と一瞬考えるような間があくのが面白いです。よく考えられているなーと感心します。
ドラマ部のノート見ながらお喋りしてるシーン、特に中身のない会話なんだけどポンポンとテンポが良くて聞き入ってしまいます。声のトーンやテンションがいつもより高いところも、気持ちが学生の頃にすっかり戻ってる感じがして良かった。「カタルシス」をやたら使ってることに照れて顔を覆っちゃう姿も可愛らしかったです。
会話の流れでボソっとつぶやく一言が台本に書かれた台詞ではなく、本当にみーぽんが喋ってるようなリアリティが感じられるのがすごい。カラオケ店での「不倫トラップね」とか、仲の良い友人同士じゃないと言わないような、くだらない会話がホント自然で上手い。玲奈が不倫相手にガチ切れしてる時の、予想外の反応に対する驚きと気まずさが入り混じった何とも言えない微妙な表情もとても良かったと思います。
成人式で暴れる新成人を見てる時の、超他人事っぽい冷めた表情が美穂っぽくて良かった。他の二人は「あ~あ」って感じで呆れてるのに、「あのために目覚ましかけて早起きして着付けしてる」って冷静に分析する姿が面白かったです。3人ともどこにでもいそうな普通の女の子って感じで演技も素のようにナチュラルなのに、それぞれ個性があってキャラクターをしっかり確立しているのがさすが。木南さんたちのやりとりを見ていると、くだらない会話でも演技の上手い人たちがやると見ごたえのあるシーンに仕上がるんだなと実感します。
とにかく3人のバランスが素晴らしい。途切れることなく続く会話劇の中で一糸乱れぬフォーメーションというかなんというか、誰も輪を乱さず変な引っかかりもつけずに進んでいくのはすごいと思う。どこにも力が入っていないところがすごいと思った。
他のドラマでも思ったけど、こういう何気ない日常会話みたいな芝居が自然で本当に上手い。ポンポンと途切れることなくずーっと続くお喋り、しかも完全に地元ノリの内容で、ともすれば場面がダラけてしまったり会話の内容が流れてしまいそうだけど、淡々とした中にもちゃんと抑揚があって台詞が耳に残りやすく、芝居の間も絶妙で、飽きることなく見ごたえのある会話劇になっていたのがさすがだと思います。
美穂と夏希のコンビ、時によってトリオだったり、カルテットだったりするけど、基本はこのコンビが大きなポイントとなるのに、その二人が脱力系というか、自然体かつ何も知らないというのが、この話を面白くしているポイントになっています。美穂を演じる木南さんは、コンビでもトリオでもカルテットでも、それが自然であるように、同じようなシーンを淡々と演じています。女性同士の姦しさやストレートな物言いなど、本当に友だち同士のようです。その自然さがこの不条理なドラマをしっかりと面白いものに仕上げていて、夏希役の夏帆さんとともに敢闘賞ものの演技だと思います。
1週目にあーちんが事故る寸前のコンビニベンチで、フリーザの話しながら笑うとこがほんと自然で演技うま!!て思いました。
今までの人生の中では辿り着けなかった空港でやわらかな笑顔を見た時にこちらはそのことを知っているのでそれだけで涙腺崩壊。本人はそのことを知らないのだから当たり前なのですが、まさに旅行に来た!という楽しげな雰囲気に良かったー!と声が出そうでした。
フライト後、元気な姿で麻美たちに手を振る姿を見て「無事でホント良かったな」とちょっとグッときてしまいました。サラっと「あーちん」呼びしてるのも嬉しい。旅先のテンションもあっただろうけど、麻美たちとの距離もグッと縮まっていて、元の仲良し4人組に戻ったような賑やかで楽しそうな姿もとても良かったです。台本の台詞じゃないような自然な台詞まわしや気負いのない表情や仕草が、突飛な設定のドラマにリアリティを持たせていたところもさすがだなと思います。
3周目まであーちんは大親友だった。4週目ではそこまで関わりもなく5周目でもただの同級生。ただの同級生から誘われたお茶で微妙にあける体の位置だったり声のトーンだったりがすごくリアルですごいと思いました。そこがあーちん側からするとすごく切なくなるところでもありました。
成人式のカラオケでも「粉雪」と「イケナイ太陽」を勘違いしてたし、今回も忍たま乱太郎を別の番組と間違ってたり、ちょいちょい記憶が適当で雑なところがみーぽんらしい。4人でお茶するシーンも盛り上がっていて楽しそうだったなあ。声のトーンがちょっと高めで余所行きっぽい感じがするところが、親友時代とは違う距離感を思わせるところも上手かったです。
何回観ても、成人式で暴れる新成人を冷静に観察するシーンが面白い。麻美たちと喋ってる時も、ツッコミとか淡々としていて口調も割と鋭いし、皆が思ってるけど口に出すのは憚られるってことも、言いにくそうにしながらも毎回一番乗りで言葉にしちゃうし、仲良し同士の会話だからこその飾らず遠慮がない感じがすごく上手いです。実際にどこかにいそうなリアリティと親近感を醸し出しているからか、亡くなっているという話がかなりインパクトがあってショッキングに感じられたのも、木南さんの演技力の賜物だなと思いました。
カラオケで麻美と喋るシーン、気さくに笑顔で話してるけど口調が優しかったり、会話が当たり障りのない内容だったり、遠慮ゼロの親友だった頃とは違う「ただの同級生」らしい距離感が表情や台詞のニュアンスからしっかり伝わってくるところがさすがだなと感じました。カフェで再会した時の「相席する?しない?」の若干気まずそうな空気や表情も上手かったです。
福ちゃんのCD聴いた時の反応がすごく良かった。無の表情になってお菓子食べる手も止まっちゃって、よほどの衝撃だったんだろうなって伝わってきました。先陣切って「ダサい」ってバッサリいって気まずい空気を一掃するのもお姉さんキャラの美穂らしくて良かったし、もう1回かける?と麻美に訊かれた時の「やめて」の即答ぶりも面白かったです。
3人の止まらない女子トークを引っ張っているのはいつも美穂なんですよね。よくあんなに細かく覚えているよねって人いるもんね。セリフも膨大だろうにほんとに自分の昔あったことを喋っているようなナチュラルさに脱帽です。
夜お喋りしてる時のテンションの高さと、寝起きの控えめな声のトーン、時間の経過の表現がすごく自然で上手い。特に朝ご飯食べてる時のまだ本意気ではないローテンションぶりがリアルで良かったです。学生時代の話をする時も、その情景を頭に思い浮かべながら話しているというか、台本なんだけど「なっちの友達がクレーンゲームでポッキー取った」っていう思い出が実際にあるように感じられる話ぶりで、その表現力の高さが3人の会話劇をよりリアルに見せているなと思いました。
麻美の人生一度目で美穂が使っていたフレーズを二度目や三度目でさりげなく麻美が先に使っちゃう場面があるのですが、当然美穂は毎回初見であるはずなのにそのフレーズを言われた時にうん?と一瞬考えるような間があくのが面白いです。よく考えられているなーと感心します。
ドラマ部のノート見ながらお喋りしてるシーン、特に中身のない会話なんだけどポンポンとテンポが良くて聞き入ってしまいます。声のトーンやテンションがいつもより高いところも、気持ちが学生の頃にすっかり戻ってる感じがして良かった。「カタルシス」をやたら使ってることに照れて顔を覆っちゃう姿も可愛らしかったです。
会話の流れでボソっとつぶやく一言が台本に書かれた台詞ではなく、本当にみーぽんが喋ってるようなリアリティが感じられるのがすごい。カラオケ店での「不倫トラップね」とか、仲の良い友人同士じゃないと言わないような、くだらない会話がホント自然で上手い。玲奈が不倫相手にガチ切れしてる時の、予想外の反応に対する驚きと気まずさが入り混じった何とも言えない微妙な表情もとても良かったと思います。
成人式で暴れる新成人を見てる時の、超他人事っぽい冷めた表情が美穂っぽくて良かった。他の二人は「あ~あ」って感じで呆れてるのに、「あのために目覚ましかけて早起きして着付けしてる」って冷静に分析する姿が面白かったです。3人ともどこにでもいそうな普通の女の子って感じで演技も素のようにナチュラルなのに、それぞれ個性があってキャラクターをしっかり確立しているのがさすが。木南さんたちのやりとりを見ていると、くだらない会話でも演技の上手い人たちがやると見ごたえのあるシーンに仕上がるんだなと実感します。
とにかく3人のバランスが素晴らしい。途切れることなく続く会話劇の中で一糸乱れぬフォーメーションというかなんというか、誰も輪を乱さず変な引っかかりもつけずに進んでいくのはすごいと思う。どこにも力が入っていないところがすごいと思った。
他のドラマでも思ったけど、こういう何気ない日常会話みたいな芝居が自然で本当に上手い。ポンポンと途切れることなくずーっと続くお喋り、しかも完全に地元ノリの内容で、ともすれば場面がダラけてしまったり会話の内容が流れてしまいそうだけど、淡々とした中にもちゃんと抑揚があって台詞が耳に残りやすく、芝居の間も絶妙で、飽きることなく見ごたえのある会話劇になっていたのがさすがだと思います。