光る君へ

2024年10月期 2024年7月期 2024年4月期
総合評価: 3.63 / 5.0 (回答者数111人) 497 位 / 1063件中
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脚本・ストーリー 3.6 /5.0(72.8%) 528/1064件中
キャスト 4.0 /5.0(80.8%) 474/1064件中
演出 3.8 /5.0(75.4%) 455/1063件中
音楽 3.6 /5.0(72.6%) 428/1064件中
感動 3.6 /5.0(72%) 229/1059件中
笑い 3.0 /5.0(59%) 478/1059件中
スリル・興奮 3.7 /5.0(74.4%) 253/1056件中
114コメント
14 | | 2024-02-06 15:55:36

まひろは自分のせいで母が亡くなったとずっとずっと自分を責めていたのだろう。母の敵である道兼を恨むといいながら、自分を許せない気持ちもずっと続く。道長にはまひろが言ったことが正しいという確信があった。泣き続けるまひろをその場に残してまでそれを道兼にぶつけたのはどういう激情だったのだろう。飄々としている道長の奥に眠る熱い気持ちを兼家は喜んでいたけれど。道兼がそもそも…と言い出したことから、道長も自分を責める気持ちを持ってしまったような気がする。詮子の裏の手はおそらく道長に関係することだろうし、いよいよ道長も争いとは無関係でいられなくなるのだろう。

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13 | | 2024-02-05 11:05:47

当時の馬は基本的に軍馬だから摂関家くらいしか持てないもの。道長は摂関家だし、「打毬」にも興じていたから、馬を持っているのは良いとして、ただそれを普通の乗馬として使うのはどうなのだろう?それだと相当な問題児として目立った筈で、兄に隠れた地味な存在ではなくなると思う。兼家が兄に食いかかる血気溢れる道長を見て、そういう面があったのかと喜ぶシーンがあったけど、馬に乗って駆けまわるだけでも、当時としては十分にヤンチャじゃないかな。兄の殺傷といい、貴族の中の貴族というべき摂関家が武家に見えてしまうのは、どうなのでしょうね。もっと貴族らしい権謀術数が見たいので、花山天皇の出家までの経緯を楽しみにしたいところです。

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12 | | 2024-01-29 19:07:18

花山天皇がいよいよ即位されて、詮子の産んだ皇子が東宮になることになった。円融天皇は詮子が自分に毒を盛ったと思っているようだが、すでに詮子を遠ざけていたのだから疑うべきは違うと思うのだが。ただ、当たらずとも遠からずではある。自分の娘すら手ごまとしか思っていない兼家はもちろん恐ろしいのだけれど、すぐさま何があったのか察知して父にすり寄る道隆も同じ穴だなと思う。三郎が母の敵の弟であると思いかけず知ってしまったまひろ。自分の気持ちをどう整理するのか、三郎との関係をどうするのか気になる。

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11 | | 2024-01-29 12:40:25

月夜に舞を踊る場面は本当に奉納という言葉がぴったり。本当に映像が美しく日本にはこんなに美しく雅やかな時代があったのだと世界中に知ってもらいたいぐらい。その優雅な舞の最中にまひろが因縁の道兼を見つけ、その隣にいるのが三郎で道兼の弟だという衝撃の事実を知る。ドラマチックでいい。個人的には花山天皇もツボ。傍若無人ぶりが話題だが女性に対する目は案外優しく乱暴な感じがしないのがいい。女と遊ぶことができない女を遊ぶと噂のあの人にも見てほしいと思った。

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10 | | 2024-01-29 10:36:24

舞のシーンは少し能のような幽玄な雰囲気があって、なかなか美しかったなと思います。ただ時代考証的な意味で引っかかるところもあります。当時はまだロウソクもない時代ですし、照明は明るくありません。舞台はともかく見ている者たちの方はかなり暗かった筈です。そして舞台を明るくすればするほど、舞台上から見ている者を認識するのは難しかったと思います。こういうステージに立ったことがある人なら理解されることでしょう。演出として舞台上から母の仇と、会いたいと思っていた人が兄弟だと認識するのは劇的ではありますが、どうせならこの時代らしく、明かるさではなく闇を利用した演出を考えてほしかったです。また詮子はちょっとヒステリック過ぎるかな。

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9 | ys | 2024-01-28 21:13:55

物語の一つ一つの素材をしっかり丁寧に処理していると思います。
視聴率を気にしすぎて奇をてらったり、物語の流れを逸脱するような極端な演出や解釈もない。
また大河ドラマだから高尚な作品にしようと力み過ぎてるような所もない。
作り手の方が自身の実力と実績に自信を持っていると感じる。

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8 | | 2024-01-26 09:10:05

血生臭い時代を多く切り取ってきた大河だから見る人にとってはどう見ていいのか分からないかもしれないけど私はこんな時代もあったのかと雰囲気が違ってとても面白いです。大義名分を声高に叫んで殺し合い潔く死ぬ激情型ではなく、こちらの世界ではどれだけ優雅に魅せられるかのセレブな世界。いいと思う尺度がまるで違う。優雅な女子会も男性たちが勉学に励むのも知的で爽やか。むかーし昔も世の中の上に立つ人は勉強していたんだななんて思うのも面白いです。

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7 | | 2024-01-16 20:39:49

どうしても女性が主役の大河だと世の中の流れを説明する時には主人公でありながら人生が脇に追いやられてしまうように感じることがあり女性の立場の低さを感じる。大河は歴史の教科書的な役割があるのかもしれないけど、いつかは思い切ってその人からだけの視点でその人が主役のドラマが見て見たい気がする。さてさて今回もたくさんのキャラが出てきて渋滞してます。花山天皇はぶっ飛んでるし、道兼は目が血走っていて暴走が怖いし、詮子の切なさもあった。代筆屋ももっと見て見たかったな。

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6 | | 2024-01-15 21:14:28

母の死のことでまひろと為時は確執があるまま成長してしまったのか。力ある雇い主の息子が犯人と言うことで、口外できず病死としたことは、あのプライド高い為時にしては常識的な判断だと言える。東宮にどんな扱いをされようと指南を続け、兼家にも報告を欠かさないあたり、この仕事にかけているのかも知れない。代筆をしている時のまひろは生き生きとしていて、相手を思うことで違う人生を楽しんでいるかのようだ。母ちやはを手にかけた道兼は次は天皇に毒を盛る。一度道を踏み外したら特権階級の人間だとしても清い道には戻れないということなのだろう。それにしても計算高い兼家が恐ろしい。

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5 | | 2024-01-15 18:04:25

誰が誰なのか覚えるだけで大変です。おそらくは平安朝ドラマの新機軸として、あえてらしくない演出、音楽、編集をしているのだろうと思います。その思惑と伝わってきます。でもそれは単に衣装などはそのままにして現代劇にするというだけのことで、よくあるシェークスピアを現代風にアレンジしたりするパターンよりも消極的なアプローチだし、かつて黒澤明が「マクベス」を日本に置き換かえた「蜘蛛巣城」のような大胆さも欠けています。どうせならもっと冒険してはどうかと思う。たとえばあれだけ早口でセリフを言うから平安朝の雰囲気のもつリズムと違和感があるわけで、でもあえてゆっくりというのは当たり前過ぎるから、セリフを意識的に七五調っぽい感じにするとか。そうすれば大事なポイントになるセリフで、そのリズムの崩せば印象を強めることができる。何にせよもっと大胆な脚本や演出を期待したい。

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4 | | 2024-01-10 16:16:36

道兼の悪辣ぶりしか印象に残らなかった第一回目のストーリー。やたらと弟の三郎をイジメる狭量なギスギスしたつまらない男かと思ってたら、道端でまひろの母親を殺してしまうなんて。もっとはんなりした内容のドラマだと思ってたからショックだったわ。返り血をあびた道兼の顔なんてホラーそのものだし。この人、いつまで登場するんだろ。次週以降見るかどうか悩む。

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3 | | みちる | 2024-01-09 10:07:33

衣装や小道具が素敵だと思いました。脚本が大石静さんなだけあって、これからの物語展開がすごく楽しみです。藤原道兼役の玉置さんの気迫の演技には目を奪われました。表情の変化が豊かで、道兼をよく表現していると思いました。そして、まひろと三郎の出会いは嘘をつきながらも微笑ましかったです。

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2 | | 2024-01-08 13:48:11

女性が主人公となる大河ドラマは、史実としてわからない部分があまりにも多く、かなりの部分をフィクションで補うことになります。だからこそ世界観とか、歴史観とか、全体を俯瞰するテーマと、女性としての問題意識みたいなものをどう取り入れるかが問題になります。藤原道兼は「大鏡」には冷酷な人と書かれてはいるものの、穢れが禁忌であった時代に、関白を出す家の者が自ら殺生をするのはどうなのでしょう?藤原彰子に仕えた女房が殺害された事件では、黒幕として藤原道雅の名が出てきますが、実行犯は別の僧侶。結局真相はうやむやになった点は似ていますけど、当時の穢れの思想は相当に重要なもの。そこが公家と武家を分かつものでもあります。そういう時代観は大事にして欲しいです。まあここからとは言うものの、最初からこれだと首を傾げます。

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1 | | 2024-01-08 12:53:03

藤原さんばかりで頭がついていくか心配ですがそれはおいおいとして、煌びやかな衣装にすっかり魅了され優雅なひとときを過ごしました。道長とまひろの出会いも甘酸っぱく素敵でした。お父さんの不遇というかなんというか今の時代の言葉で表せば5年も働いてないのに不倫して別宅を持っているというありさま。平安時代ではこれが許されていたなんて夢がありますね笑。お母さんが健気で泣ける、と思っていたらまさかの事態に!!もう美人のお母さんが退場だなんて!道兼許さぬ!!

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