『光る君へ』での黒木華 (源倫子役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
黒木華 (源倫子役) は 「2024年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
朝帰りした道長の様子を一目見ただけで「私でも明子さまでもないもう一人の誰かがいるわ」と察する勘の鋭さ、高笑いしながら去っていく姿、短いシーンだったけどゾッと背筋が寒くなるような怖さと迫力がありました。柔らかな可愛らしい声だから余計に怖さが際立つし、笑い声も以前の鈴を転がすような可愛らしいものとは違う、女の嫉妬や情念を滲ませた凄みがあって、声のトーンや笑い方ひとつで年月の経過や倫子の内面の変化をしっかり表現しているところがさすがだと思いました。
心ここにあらずな道長をじっと見つめたり、着替えの手伝いを断られた時にはふと目を伏せたり、絶対に何かあったと察しているけど決して口には出さないところが、倫子の聡さや育ちの良さを感じさせました。明子について語る時も、正妻の余裕を見せつつも、心中穏やかではないザワザワした想いが視線や声のトーンから滲み出ていて良かったと思います。
これまでより低めの声のトーンや一層柔らかく嫋やかになった佇まい、娘に向ける温かく優しい眼差し、年月を経て母となった倫子の変化を丁寧に繊細に演じていたのがとても良かったです。何の説明がなくても倫子の様子を見ただけで、それなりの年月が経過しているのが伝わってくるのがさすがだと思いました。
自分がまひろでも道長の相手が倫子と聞いたら物怖じしてしまうだろう。それだけ相手を圧倒するオーラを持っているし、こうと決めたら譲らない頑固さも見て取れる。恋のライバルなら強敵と言わざるをえないだろう。道長も数年後には手のひらで転がされていそうだ。
父上に泣き落としで道長との結婚をお願いしたり、訪ねて来た道長に自分から抱きついたり、何としても道長を夫にしたいという強い想いと恋焦がれる気持ちが伝わってきたのが良かった。かなり積極的なんだけど、倫子らしい上品さや淑やかさが失われないのもさすが。「板目、私も見てみましょう」と楽しそうな様子でサラっと空気を変えてまひろを助けるシーンも、まひろと二人になった時に「堂々としていてお見事でした」と労う姿も、倫子の器の大きさや優しい人柄を感じさせて良かったです。
オホホホホと上品に笑って見せ懐が深いところを見せているけれど、誰かが行きすぎたことをすればピシャリと叱る厳しいところも持っている。自分の立場を知るとても賢い人に見える反面打算高いところも見られてとても人間らしいと思う。
まひろを気に入っていて親しくしているけど、自分の家に不利になることはきっぱりと断ったり、摂政様に直接会おうとするまひろを「おやめなさい」と強い口調で窘めたり、ただの箱入り娘ではない聡明さと賢さを感じさせるところが良かったです。まひろと二人で恋バナをしている姿もほのぼのと可愛らしかったし「必ず夫にします」「この家の婿にします」と堂々と宣言する姿も、叶わぬ恋に苦しむまひろと対比になっていて良かったと思います。
道長が盗賊を捕らえたという話を聞いてうっとりときめいたり、頬を染めて照れている姿がとても可愛い。慌てて取り繕うとしてちょっとズレた質問をして一同をキョトンとさせてしまう、普段の聡明さから想像できない姿も、恋をして浮かれている様子が感じられて微笑ましかったです。
打毬をする道長を思い出してうっとりした表情になったり、道長を婿にどうかという話になった時も頬に手をやって照れたり満更でもなさそうな笑みを浮かべたり、分かりやすく恋をしている様子が乙女で可愛らしかったです。照れ方やはにかみ方まで上品で淑やかなところも大切な箱入り娘らしさが滲み出ていて良かったです。
ききょうとの初対面シーンが良かった。ききょうのマウントとるような勝気な態度にちゃんと気付いていて、淑やかな所作や笑い方で育ちの良さや身分の違いを見せつけてるように見え、見ていてハラハラするような何とも言えない空気感を生み出していたのがさすが上手かったです。打毬をする道長に釘付けになっているところも、今後の2人の関係を示唆しているようで良かったと思います。
父の顔に蝿が止まっていたと楽しそうに話す言葉や手の使い方が、平安時代から現れた姫そのもので見惚れてしまいました。本当に素敵♡ でも黒木華さんだから?倫子の腹の中にはなにか潜んでいるのではないか??と勘ぐってしまいます。
女子会の主。ふんわりやんわりしてるけど、この人の意に沿わぬものはここではNGだろうという空気を発している。なにもしてなくても漂うマウント。なんか女子会って大変そうだなと思わせる。悪いはないんだろうけど育ちの良さが出ちゃってるところがすごい。
まひろから蜻蛉日記の内容が自慢話だと聞いた時のワクワクしたような表情が可愛らしい。上品でたおやかなお姫様だけど、好奇心旺盛で意外とミーハーな一面があるのもギャップがあって素敵。いつも肩に力が入って緊張しているまひろを気遣ったり「苦手は苦手ということで参りましょうか」と無理強いせず優しく声をかけたり、空気が読めて人間の出来た人だけど、本好きのまひろに「書物を読むのが1番苦手なの」とバッサリ言い放ったり、無理して笑うまひろをおかしそうに見ていたり、敢えてなのか無意識なのか判断がつかないくらいの、ほんの少しの悪意を感じるというか、ただの心優しい姫というだけではない雰囲気を漂わせているところもさすがだと思います。
早足で猫を追いかける時の足音一つ聞こえないスーッと流れるような足の運び方や、口元を隠す時の手元の美しさ、相槌を打つ時の頭の傾け方、何気ない所作一つ一つがとても優雅でしなやかで、ただそこにいるだけで高貴さや育ちの良さが伝わってくるのが凄いです。舞の場で倒れたまひろを噂するしをりを窘める時の凛とした姿も、倫子の真っすぐさや人柄の良さが伝わってきてとても良かったです。
まひろが場の空気を凍らすたびにさらりとフォローするスマートな振る舞いが倫子の頭の回転の速さと育ちの良さを感じさせます。人柄の良さは確かなんだけど「私の父の身分をお忘れかしら」とまひろを牽制したり「盗賊みたい」とおどけて笑うシーンで、本当にほんのちょっとだけチクリとした棘というか、ほんのりと他意があったりするのかなっていう高貴な家柄の人間特有の湿度が感じられたのも良かったと思います。
いやほんとこの時代に生まれていたんじゃないかと思うほどどれもこれもが似合っている。涼やかな声がとても耳を惹く。何人いても一声発すれば聴き入ってしまう。こういう人が意地悪すると怖いんだよなーと思いながら見てしまった笑。
鈴を転がすような笑い声やおっとり穏やかな話し方、優雅で上品な所作、大切に育てられた箱入り娘という雰囲気がしっかり伝わってくる演技がさすが。髪型や装束もよく似合っていて素敵です。空気が読めないまひろに機嫌を損ねることもなく、周りを気遣ってさりげなくフォローする姿も、倫子の賢さやおおらかさを感じさせて良かったです。
朝帰りした道長の様子を一目見ただけで「私でも明子さまでもないもう一人の誰かがいるわ」と察する勘の鋭さ、高笑いしながら去っていく姿、短いシーンだったけどゾッと背筋が寒くなるような怖さと迫力がありました。柔らかな可愛らしい声だから余計に怖さが際立つし、笑い声も以前の鈴を転がすような可愛らしいものとは違う、女の嫉妬や情念を滲ませた凄みがあって、声のトーンや笑い方ひとつで年月の経過や倫子の内面の変化をしっかり表現しているところがさすがだと思いました。
心ここにあらずな道長をじっと見つめたり、着替えの手伝いを断られた時にはふと目を伏せたり、絶対に何かあったと察しているけど決して口には出さないところが、倫子の聡さや育ちの良さを感じさせました。明子について語る時も、正妻の余裕を見せつつも、心中穏やかではないザワザワした想いが視線や声のトーンから滲み出ていて良かったと思います。
これまでより低めの声のトーンや一層柔らかく嫋やかになった佇まい、娘に向ける温かく優しい眼差し、年月を経て母となった倫子の変化を丁寧に繊細に演じていたのがとても良かったです。何の説明がなくても倫子の様子を見ただけで、それなりの年月が経過しているのが伝わってくるのがさすがだと思いました。
自分がまひろでも道長の相手が倫子と聞いたら物怖じしてしまうだろう。それだけ相手を圧倒するオーラを持っているし、こうと決めたら譲らない頑固さも見て取れる。恋のライバルなら強敵と言わざるをえないだろう。道長も数年後には手のひらで転がされていそうだ。
父上に泣き落としで道長との結婚をお願いしたり、訪ねて来た道長に自分から抱きついたり、何としても道長を夫にしたいという強い想いと恋焦がれる気持ちが伝わってきたのが良かった。かなり積極的なんだけど、倫子らしい上品さや淑やかさが失われないのもさすが。「板目、私も見てみましょう」と楽しそうな様子でサラっと空気を変えてまひろを助けるシーンも、まひろと二人になった時に「堂々としていてお見事でした」と労う姿も、倫子の器の大きさや優しい人柄を感じさせて良かったです。
オホホホホと上品に笑って見せ懐が深いところを見せているけれど、誰かが行きすぎたことをすればピシャリと叱る厳しいところも持っている。自分の立場を知るとても賢い人に見える反面打算高いところも見られてとても人間らしいと思う。
まひろを気に入っていて親しくしているけど、自分の家に不利になることはきっぱりと断ったり、摂政様に直接会おうとするまひろを「おやめなさい」と強い口調で窘めたり、ただの箱入り娘ではない聡明さと賢さを感じさせるところが良かったです。まひろと二人で恋バナをしている姿もほのぼのと可愛らしかったし「必ず夫にします」「この家の婿にします」と堂々と宣言する姿も、叶わぬ恋に苦しむまひろと対比になっていて良かったと思います。
道長が盗賊を捕らえたという話を聞いてうっとりときめいたり、頬を染めて照れている姿がとても可愛い。慌てて取り繕うとしてちょっとズレた質問をして一同をキョトンとさせてしまう、普段の聡明さから想像できない姿も、恋をして浮かれている様子が感じられて微笑ましかったです。
打毬をする道長を思い出してうっとりした表情になったり、道長を婿にどうかという話になった時も頬に手をやって照れたり満更でもなさそうな笑みを浮かべたり、分かりやすく恋をしている様子が乙女で可愛らしかったです。照れ方やはにかみ方まで上品で淑やかなところも大切な箱入り娘らしさが滲み出ていて良かったです。
ききょうとの初対面シーンが良かった。ききょうのマウントとるような勝気な態度にちゃんと気付いていて、淑やかな所作や笑い方で育ちの良さや身分の違いを見せつけてるように見え、見ていてハラハラするような何とも言えない空気感を生み出していたのがさすが上手かったです。打毬をする道長に釘付けになっているところも、今後の2人の関係を示唆しているようで良かったと思います。
父の顔に蝿が止まっていたと楽しそうに話す言葉や手の使い方が、平安時代から現れた姫そのもので見惚れてしまいました。本当に素敵♡
でも黒木華さんだから?倫子の腹の中にはなにか潜んでいるのではないか??と勘ぐってしまいます。
女子会の主。ふんわりやんわりしてるけど、この人の意に沿わぬものはここではNGだろうという空気を発している。なにもしてなくても漂うマウント。なんか女子会って大変そうだなと思わせる。悪いはないんだろうけど育ちの良さが出ちゃってるところがすごい。
まひろから蜻蛉日記の内容が自慢話だと聞いた時のワクワクしたような表情が可愛らしい。上品でたおやかなお姫様だけど、好奇心旺盛で意外とミーハーな一面があるのもギャップがあって素敵。いつも肩に力が入って緊張しているまひろを気遣ったり「苦手は苦手ということで参りましょうか」と無理強いせず優しく声をかけたり、空気が読めて人間の出来た人だけど、本好きのまひろに「書物を読むのが1番苦手なの」とバッサリ言い放ったり、無理して笑うまひろをおかしそうに見ていたり、敢えてなのか無意識なのか判断がつかないくらいの、ほんの少しの悪意を感じるというか、ただの心優しい姫というだけではない雰囲気を漂わせているところもさすがだと思います。
早足で猫を追いかける時の足音一つ聞こえないスーッと流れるような足の運び方や、口元を隠す時の手元の美しさ、相槌を打つ時の頭の傾け方、何気ない所作一つ一つがとても優雅でしなやかで、ただそこにいるだけで高貴さや育ちの良さが伝わってくるのが凄いです。舞の場で倒れたまひろを噂するしをりを窘める時の凛とした姿も、倫子の真っすぐさや人柄の良さが伝わってきてとても良かったです。
まひろが場の空気を凍らすたびにさらりとフォローするスマートな振る舞いが倫子の頭の回転の速さと育ちの良さを感じさせます。人柄の良さは確かなんだけど「私の父の身分をお忘れかしら」とまひろを牽制したり「盗賊みたい」とおどけて笑うシーンで、本当にほんのちょっとだけチクリとした棘というか、ほんのりと他意があったりするのかなっていう高貴な家柄の人間特有の湿度が感じられたのも良かったと思います。
いやほんとこの時代に生まれていたんじゃないかと思うほどどれもこれもが似合っている。涼やかな声がとても耳を惹く。何人いても一声発すれば聴き入ってしまう。こういう人が意地悪すると怖いんだよなーと思いながら見てしまった笑。
鈴を転がすような笑い声やおっとり穏やかな話し方、優雅で上品な所作、大切に育てられた箱入り娘という雰囲気がしっかり伝わってくる演技がさすが。髪型や装束もよく似合っていて素敵です。空気が読めないまひろに機嫌を損ねることもなく、周りを気遣ってさりげなくフォローする姿も、倫子の賢さやおおらかさを感じさせて良かったです。