『星降る夜に』でのディーン・フジオカ (佐々木深夜役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
ディーン・フジオカ (佐々木深夜役) は 「2023年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
妻からの結婚記念日のプレゼントを抱きしめながら泣き崩れる姿がすごく良かった。これまで泣けなかった分の様々な思い全てを吐き出すような強く激しい泣き方が切なくて苦しくて、胸に迫るものがありました。回想シーンでの妻とのほのぼのしたやりとりや、産まれてくる子供が待ちきれない嬉しそうな姿が本当に幸せそうで、より佐々木の哀しみの深さが際立って感じられたのも良かったと思います。
奥さんとの思い出の部屋を片付けた後の、深夜の号泣シーンはとてもよかったです。そこまではどこか自信無げで、抑制された印象のキャラだっただけに、本当の心情があふれ出た感じが伝わってきました。ディーンさんはこの大事なシーンを生かすために、しっかりとここがピークになるように演技プランを立てていたのでしょう。鈴との微妙な距離感も計算されていたし、クレバーな役者さんなのだろうと思います。このドラマで一番の名シーンだったし、一番良い演技でした。
辛いことがあった時、伴さんみたいに弾けちゃう人もいるし佐々木先生みたいにじっと痛みを閉じ込めて耐える人もいる。佐々木先生は元々優しい人だからこそその痛みを隠すような笑顔が切ない。ふとした時の寂しい表情に胸がザワザワします。
ほんわか三枚目な姿が毎回良い味出してるけど、今回はそれだけではない、陰と憂いのある表情が多く見られたのが印象的でした。いまだに妻の分まで食べ物を買ってしまうところや、家の整理が出来ていないこと、医者になって前を向いてはいるけど、まだ心は過去に留まったままで完全に乗り越えられていない姿が切なかったです。
キメッキメの役が多くそれが美しい顔と相まって好きだったのでこういう天然の役はどうなんだろうと思っていましたが、案外悪くないと思っています。少し抜けたところもあざとくなくいい感じ。ふわっとした笑顔が板についてきました。
一星とすっかり仲良しになってる姿が微笑ましいです。年齢差もかなりあるし、友人というだけでなく、もしかしたら息子みたいな気持ちで接してる感じもあるのかなあ。年下の一星に毒づかれたりイジられてるのも似合うし、ダンスが下手くそなところも鈍くさい佐々木らしさがあって良かったと思います。ポンコツっぷりと鈴に見せる大人の包容力のギャップも魅力的です。
一星にめちゃくちゃ毒づかれてるのに「率直で素敵です」と怒ることもなくのんびりポテトサラダを食べ続ける姿がマイペースで天然な佐々木らしくて良かったです。おちょくってるように見えかねない態度だけど、そう見えないところが上手い。「俺のことは一星で良いよ」と言われた時のパッと明るくなる笑顔や嬉しそうに手話で「一星」とやってみる無邪気な姿もほのぼのとチャーミングで良かったと思います。
すごく真面目なキャラになっていたから一星と鈴先生の間にどうやって入ってくるのだろうと思っていたら、天然を生かしてヌルッと入ってきましたね。その入り方がいやらしくなくて自然な型になったのがすごいと思いました。
コーヒーのお礼にコンポタを買ってくる謎センスや、「頑張るぞ~」って拳を突き上げて鈴を励ます姿、嫉妬全開の一星を弟と間違えるなど、ちょっと天然でズレてるところがチャーミングで、佐々木先生らしかったです。スマートさ皆無で不器用だけど、何とか鈴の力になりたいという強い思いが伝わってきたのも良かった。窓ガラスが割られた時に体を張って鈴を守る姿も格好良かったです。
自分が手にできなかった幸せが目の前にあるのにそれを掴もうとしないカップルに苛立ちというよりも絶望を感じているような暗さがある。それでも医師としてきちんと向き合おうと努めて冷静な声で話しかけるところがいじらしいですね。
中絶の相談に来た春に動揺しつつ、平静を保って落ち着いて説明を行う姿が佐々木の成長を感じさせました。春に「もし先生に子供が出来たら嬉しいんでしょうね」と訊かれた時の「きっとそうでしょうね」という返しも、穏やかな表情だけど過去を思い出すような遠くちょっと哀しげな目をしていて、切なくなりました。繊細な表情の演技がとても良かったです。
回想シーンの茫然とした表情や佇まいが、ショックの大きさと急過ぎて実感が沸かない状態を思わせて、泣きじゃくったり慟哭するよりも胸に迫るものがあり、見ていて辛かったです。雪宮を見つめる眼差しがとても温かくて優しくて、医師としての憧れや尊敬だけでなく、雪宮の涙に救われた感謝や、もしかしたらそれ以上の気持ちも少しあるように感じられたのも、今後の3角関係を予期させて良かったです。
45歳男性としたらちょっと純粋すぎるというかナイーブすぎると思ってましたが、佐々木にも辛い過去があったようですね。赤ちゃんを抱く姿が、自分が手にできなかった温もりを大事に大事に抱えているように見えてなんだか切なくなりました。
匿名妊婦の態度にショックを受ける姿や、赤ちゃんを抱っこするようしつこく引き下がる姿が印象的でした。穏やかな佐々木にしては珍しくちょっと強引な感じがして、過去の辛い経験がそうさせてるのかなと佐々木が医師になったバックボーンが窺い知れたのが良かったと思います。
ポンコツな3枚目キャラのディーンさんって新鮮。いかにも仕事出来そうな風貌とドジで頼りない中身のギャップも良かったです。ダメ出しされたことをしっかりメモして復習する真面目で一生懸命な姿や、「雪宮さんのような格好良い医者になりたい」と年下の雪宮を尊敬して憧れてる素直で真っすぐな姿も見ていて応援したくなります。
妻からの結婚記念日のプレゼントを抱きしめながら泣き崩れる姿がすごく良かった。これまで泣けなかった分の様々な思い全てを吐き出すような強く激しい泣き方が切なくて苦しくて、胸に迫るものがありました。回想シーンでの妻とのほのぼのしたやりとりや、産まれてくる子供が待ちきれない嬉しそうな姿が本当に幸せそうで、より佐々木の哀しみの深さが際立って感じられたのも良かったと思います。
奥さんとの思い出の部屋を片付けた後の、深夜の号泣シーンはとてもよかったです。そこまではどこか自信無げで、抑制された印象のキャラだっただけに、本当の心情があふれ出た感じが伝わってきました。ディーンさんはこの大事なシーンを生かすために、しっかりとここがピークになるように演技プランを立てていたのでしょう。鈴との微妙な距離感も計算されていたし、クレバーな役者さんなのだろうと思います。このドラマで一番の名シーンだったし、一番良い演技でした。
辛いことがあった時、伴さんみたいに弾けちゃう人もいるし佐々木先生みたいにじっと痛みを閉じ込めて耐える人もいる。佐々木先生は元々優しい人だからこそその痛みを隠すような笑顔が切ない。ふとした時の寂しい表情に胸がザワザワします。
ほんわか三枚目な姿が毎回良い味出してるけど、今回はそれだけではない、陰と憂いのある表情が多く見られたのが印象的でした。いまだに妻の分まで食べ物を買ってしまうところや、家の整理が出来ていないこと、医者になって前を向いてはいるけど、まだ心は過去に留まったままで完全に乗り越えられていない姿が切なかったです。
キメッキメの役が多くそれが美しい顔と相まって好きだったのでこういう天然の役はどうなんだろうと思っていましたが、案外悪くないと思っています。少し抜けたところもあざとくなくいい感じ。ふわっとした笑顔が板についてきました。
一星とすっかり仲良しになってる姿が微笑ましいです。年齢差もかなりあるし、友人というだけでなく、もしかしたら息子みたいな気持ちで接してる感じもあるのかなあ。年下の一星に毒づかれたりイジられてるのも似合うし、ダンスが下手くそなところも鈍くさい佐々木らしさがあって良かったと思います。ポンコツっぷりと鈴に見せる大人の包容力のギャップも魅力的です。
一星にめちゃくちゃ毒づかれてるのに「率直で素敵です」と怒ることもなくのんびりポテトサラダを食べ続ける姿がマイペースで天然な佐々木らしくて良かったです。おちょくってるように見えかねない態度だけど、そう見えないところが上手い。「俺のことは一星で良いよ」と言われた時のパッと明るくなる笑顔や嬉しそうに手話で「一星」とやってみる無邪気な姿もほのぼのとチャーミングで良かったと思います。
すごく真面目なキャラになっていたから一星と鈴先生の間にどうやって入ってくるのだろうと思っていたら、天然を生かしてヌルッと入ってきましたね。その入り方がいやらしくなくて自然な型になったのがすごいと思いました。
コーヒーのお礼にコンポタを買ってくる謎センスや、「頑張るぞ~」って拳を突き上げて鈴を励ます姿、嫉妬全開の一星を弟と間違えるなど、ちょっと天然でズレてるところがチャーミングで、佐々木先生らしかったです。スマートさ皆無で不器用だけど、何とか鈴の力になりたいという強い思いが伝わってきたのも良かった。窓ガラスが割られた時に体を張って鈴を守る姿も格好良かったです。
自分が手にできなかった幸せが目の前にあるのにそれを掴もうとしないカップルに苛立ちというよりも絶望を感じているような暗さがある。それでも医師としてきちんと向き合おうと努めて冷静な声で話しかけるところがいじらしいですね。
中絶の相談に来た春に動揺しつつ、平静を保って落ち着いて説明を行う姿が佐々木の成長を感じさせました。春に「もし先生に子供が出来たら嬉しいんでしょうね」と訊かれた時の「きっとそうでしょうね」という返しも、穏やかな表情だけど過去を思い出すような遠くちょっと哀しげな目をしていて、切なくなりました。繊細な表情の演技がとても良かったです。
回想シーンの茫然とした表情や佇まいが、ショックの大きさと急過ぎて実感が沸かない状態を思わせて、泣きじゃくったり慟哭するよりも胸に迫るものがあり、見ていて辛かったです。雪宮を見つめる眼差しがとても温かくて優しくて、医師としての憧れや尊敬だけでなく、雪宮の涙に救われた感謝や、もしかしたらそれ以上の気持ちも少しあるように感じられたのも、今後の3角関係を予期させて良かったです。
45歳男性としたらちょっと純粋すぎるというかナイーブすぎると思ってましたが、佐々木にも辛い過去があったようですね。赤ちゃんを抱く姿が、自分が手にできなかった温もりを大事に大事に抱えているように見えてなんだか切なくなりました。
匿名妊婦の態度にショックを受ける姿や、赤ちゃんを抱っこするようしつこく引き下がる姿が印象的でした。穏やかな佐々木にしては珍しくちょっと強引な感じがして、過去の辛い経験がそうさせてるのかなと佐々木が医師になったバックボーンが窺い知れたのが良かったと思います。
ポンコツな3枚目キャラのディーンさんって新鮮。いかにも仕事出来そうな風貌とドジで頼りない中身のギャップも良かったです。ダメ出しされたことをしっかりメモして復習する真面目で一生懸命な姿や、「雪宮さんのような格好良い医者になりたい」と年下の雪宮を尊敬して憧れてる素直で真っすぐな姿も見ていて応援したくなります。