『ホットスポット』での鈴木杏 (中村葉月役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
鈴木杏 (中村葉月役) は 「2025年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
他のキャラと同様に、このキャラも基本線は「フツーの人」なんだけど、そういう「フツーの人」の「フツー」は見せかけの「フツー」の上に成り立っているというのが、バカリズムさんの脚本らしい皮肉なところだよね。知り合いに教師はフツーにいそうだけど、女性の体育教師となると実は案外いないし。 久しぶりに鈴木杏さんの芝居を見ましたが、大きな目をくりくりさせて作り出す表情は。相変わらず印象的で、「目は口程にものをいう」と言いますが、まさにそんな感じがしますね。
頭脳系の能力を使うのを躊躇している高橋さんに「死ぬかハゲならハゲる方が良い」ってズバッと現実的な意見をぶつけて背中を押す姿が学校の先生っぽくて良かった。ウダウダ言ってたってやらなきゃ先に進めないもんなあ。卒業式シーンで目を潤ませて感慨深げな表情で生徒たちの言葉を聞いている姿も印象的で、その表情だけでこれまで生徒たちと過ごしてきたであろう日々が目に浮かぶようで、ちょっと貰い泣きしそうになってしまいました。
あやにゃんとのんちゃんの毒舌を聞いてる時の表情が最高でした。笑みは浮かべてるけど目が笑ってなくてドン引きを通り越した虚無の顔をしていて、その顔を見てるだけで毒舌内容の過激さが伝わってきたのが面白かったです。旦那に確認の電話をするというあやにゃんに真っ先に「ありがとうございます」」ってお礼を告げる姿も、沁みついてる後輩気質と礼儀がしっかりしている先生らしさを感じさせて良かったと思います。
ホテルが無くなったら一番困るのは高橋さんだって気付いたり、自力で再受験を目指したと得意げに話す高橋さんに「本来それが当たり前」と釘を刺したり、細かなことに目が向くところやズルはしっかり指摘する姿が学校の先生だなあっていう説得力を感じさせたのが良かったです。「思ったより生きてんな」の顔や、エロ介のくだりの笑いと気まずさが入り混じった絶妙な表情も面白かったです。
インタビューでも清美たちの前でも、かなり得意げに自分の特殊能力について話す姿が面白かったです。ホントに自慢なんだなあ、毎回プリント取るたびに「よしっ」って喜んでるのかなあって思うとちょっと可愛い。みなぷーの検尿ぶちまける発言に爆笑する姿も、お芝居とは思えない本気の笑いっぷりがリアルで、ドラマっていうより見てるこちらも3人の会話に参加してるような感覚になってくるのが凄いなあって思いました。
スナックに行く途中で市長を見かけた時の反応がミーハーな一般人って感じで良かった。足をジタバタさせたり、声は抑えてるけどテンション上がって騒いでる感じがリアルで上手い。のんちゃんともあやにゃんとも敬語だけど堅苦しさゼロで仲良い感じだし、初対面の中本とも気さくに会話を弾ませていたし、周りの人たちとのやりとりで、はっちの誰とでも打ち解けて楽しめちゃうコミュ力の高さや、仲が良くても最低限の礼儀はきちんとしていてハメを外し過ぎない賢さが感じられたのも良かったと思います。
トーン低めのナチュラルな口調や表情はもちろん、喋りながらリップクリームをつけたり、ハンドクリームを塗ったり、紙ナプキンを弄ってたり、芝居臭さを感じさせない素っぽい演技がすごく上手い。こういうこと自分も普段やってるなあってリアリティがあって、SFテーマの非現実的なドラマだけどぐっと身近に感じられます。ファミレスでのみなぷーのエゴのくだりも面白かったです。
ニコニコしながら遠藤とご飯を交換し合ったり、高橋が保護シートを貼るのを「すごい」って口を開けて感心して見てたり、台詞がないシーンの自由な芝居が見ていて楽しい。何をしていてもちゃんとハッチなのもさすが。おばちゃんトークの時にみなプーに突っ込まれてた「私関係ないんで」っていうシレッとした顔も面白かったです。
車の中での3人のトークがめちゃくちゃ楽しかったです。台詞が喋りにくいとか一切気にしてないかのようにモリモリお菓子を食べまくる姿も、地元友達ならではの緩いノリも、遠慮のない大きな笑い声も、全てがリアルで、台本があるって思えないくらい自然なところが凄い。みなプーへの「おばあちゃん?」ってツッコミはアドリブだったのかなあ。みなプー役の平岩さんの素っぽい反応も含めて最高に面白かったです。
素っぽい声のトーンや飾らない口調や表情、会話のテンポの良さ、しっかり考えて芝居してるんだろうけど、それを感じさせないナチュラルさがドラマの雰囲気に合っていて良かったです。高橋が曲げた10円玉を手に取って「うわあ」ってなったり、能力の副作用でつらそうな高橋を見て眉を下げたり、台詞がないシーンも芝居が細かくて、でも決してメインの芝居の邪魔になることはなく、絶妙なバランスで遊んでる感じも見ていて楽しいです。
他のキャラと同様に、このキャラも基本線は「フツーの人」なんだけど、そういう「フツーの人」の「フツー」は見せかけの「フツー」の上に成り立っているというのが、バカリズムさんの脚本らしい皮肉なところだよね。知り合いに教師はフツーにいそうだけど、女性の体育教師となると実は案外いないし。
久しぶりに鈴木杏さんの芝居を見ましたが、大きな目をくりくりさせて作り出す表情は。相変わらず印象的で、「目は口程にものをいう」と言いますが、まさにそんな感じがしますね。
頭脳系の能力を使うのを躊躇している高橋さんに「死ぬかハゲならハゲる方が良い」ってズバッと現実的な意見をぶつけて背中を押す姿が学校の先生っぽくて良かった。ウダウダ言ってたってやらなきゃ先に進めないもんなあ。卒業式シーンで目を潤ませて感慨深げな表情で生徒たちの言葉を聞いている姿も印象的で、その表情だけでこれまで生徒たちと過ごしてきたであろう日々が目に浮かぶようで、ちょっと貰い泣きしそうになってしまいました。
あやにゃんとのんちゃんの毒舌を聞いてる時の表情が最高でした。笑みは浮かべてるけど目が笑ってなくてドン引きを通り越した虚無の顔をしていて、その顔を見てるだけで毒舌内容の過激さが伝わってきたのが面白かったです。旦那に確認の電話をするというあやにゃんに真っ先に「ありがとうございます」」ってお礼を告げる姿も、沁みついてる後輩気質と礼儀がしっかりしている先生らしさを感じさせて良かったと思います。
ホテルが無くなったら一番困るのは高橋さんだって気付いたり、自力で再受験を目指したと得意げに話す高橋さんに「本来それが当たり前」と釘を刺したり、細かなことに目が向くところやズルはしっかり指摘する姿が学校の先生だなあっていう説得力を感じさせたのが良かったです。「思ったより生きてんな」の顔や、エロ介のくだりの笑いと気まずさが入り混じった絶妙な表情も面白かったです。
インタビューでも清美たちの前でも、かなり得意げに自分の特殊能力について話す姿が面白かったです。ホントに自慢なんだなあ、毎回プリント取るたびに「よしっ」って喜んでるのかなあって思うとちょっと可愛い。みなぷーの検尿ぶちまける発言に爆笑する姿も、お芝居とは思えない本気の笑いっぷりがリアルで、ドラマっていうより見てるこちらも3人の会話に参加してるような感覚になってくるのが凄いなあって思いました。
スナックに行く途中で市長を見かけた時の反応がミーハーな一般人って感じで良かった。足をジタバタさせたり、声は抑えてるけどテンション上がって騒いでる感じがリアルで上手い。のんちゃんともあやにゃんとも敬語だけど堅苦しさゼロで仲良い感じだし、初対面の中本とも気さくに会話を弾ませていたし、周りの人たちとのやりとりで、はっちの誰とでも打ち解けて楽しめちゃうコミュ力の高さや、仲が良くても最低限の礼儀はきちんとしていてハメを外し過ぎない賢さが感じられたのも良かったと思います。
トーン低めのナチュラルな口調や表情はもちろん、喋りながらリップクリームをつけたり、ハンドクリームを塗ったり、紙ナプキンを弄ってたり、芝居臭さを感じさせない素っぽい演技がすごく上手い。こういうこと自分も普段やってるなあってリアリティがあって、SFテーマの非現実的なドラマだけどぐっと身近に感じられます。ファミレスでのみなぷーのエゴのくだりも面白かったです。
ニコニコしながら遠藤とご飯を交換し合ったり、高橋が保護シートを貼るのを「すごい」って口を開けて感心して見てたり、台詞がないシーンの自由な芝居が見ていて楽しい。何をしていてもちゃんとハッチなのもさすが。おばちゃんトークの時にみなプーに突っ込まれてた「私関係ないんで」っていうシレッとした顔も面白かったです。
車の中での3人のトークがめちゃくちゃ楽しかったです。台詞が喋りにくいとか一切気にしてないかのようにモリモリお菓子を食べまくる姿も、地元友達ならではの緩いノリも、遠慮のない大きな笑い声も、全てがリアルで、台本があるって思えないくらい自然なところが凄い。みなプーへの「おばあちゃん?」ってツッコミはアドリブだったのかなあ。みなプー役の平岩さんの素っぽい反応も含めて最高に面白かったです。
素っぽい声のトーンや飾らない口調や表情、会話のテンポの良さ、しっかり考えて芝居してるんだろうけど、それを感じさせないナチュラルさがドラマの雰囲気に合っていて良かったです。高橋が曲げた10円玉を手に取って「うわあ」ってなったり、能力の副作用でつらそうな高橋を見て眉を下げたり、台詞がないシーンも芝居が細かくて、でも決してメインの芝居の邪魔になることはなく、絶妙なバランスで遊んでる感じも見ていて楽しいです。