その女、ジルバ

草笛光子さんが、ドラマの中で、カウンターのイスに座っている姿だけで美しくてかっこいい！と一緒に観ている母と話していました。87歳とは信じられないです。自分もこういう87歳になりたい、と憧れます。そんなかっこいい草笛光子さんのイメージにぴったりのドラマで、セリフもズシっと重みがあります。だけど背中を押してくれるようなあたたかみもある演技だと思いました。

くじらママの年齢を超越した美しさと人としての度量の深さは、若いころの辛すぎる経験を乗り越えたからこそだと解って、納得したり感心したり。人目には見苦しい寝姿を、特に男性には絶対見せたくないと頑として言い張る様子も、女性として一本筋が通ってる気がして勉強になる。

公園で座り込んでいる疲れた高齢者とバーのくじらママとしての華やかな姿。このギャップで1話から惹きつけられた。キリッとした立ち振る舞いで圧倒的な存在感があり、若い人に慕われる設定にも説得力がある。ファンタジー要素もありながら、どこかにこんな人いるかもと思わせる演技力はさすがだと思う。ゴージャスなドレスの着こなしを見るのも毎回楽しみ。派手なメイク髪型でも品があり、素敵に年齢を重ねているなと思う。

結婚は取り止め！子どもも一人で産んで育てる！と頑なに叫んでるスミレちゃんをバーに呼び出して、しっかりと抱きしめながら「あなたは幸せになるのが怖いのね。もう我慢しなくていいの」とくじらママに囁かれたら、もう降参です！さすがに歳を重ねた女優さんの言葉の重みは違うなぁと思わされたシーン。リアルの世界にこんなバーのママがいたら、わたしも通いたいです。

御年87歳の草笛光子さんの存在感には見とれてしまいます。ドラマも素晴らしいのですが、草笛光子さんを見るためだけにこのドラマを見てもいいぐらい美しいです。結い上げた豊かなグレーヘア、威厳のある表情、年齢を重ねた声、どれをとっても価値があります。

何しろ存在がすごい。バーで座っているだけで、安心感があり、台詞はそこまで多くはありませんが、その少ない台詞に重みや温かみがあります。今は皆で楽しく過ごしているけど、人生の酸いも甘いも知り尽くしているという感じが雰囲気に滲み出ています。

ジャックアンドローズのクジラママ役で、シーンや台詞は多くありませんが、時折見せる全てを包み込む様な表情とホステスたちを守る言葉に、本当に安心します。ここで働く人もここに通う客も癒やされ、明日への活力を貰っている事がわかります。草笛光子さんの実年齢が87歳だと知り、その元気さに脱帽です。

もう文句なしに素敵で、憧れる。どんな大胆なドレスを着ていても下品じゃないし、JUZOと連れ立って歩いてると若い彼がアクセサリーとなって余計にきら子さんを引き立たせてる。人としての器の大きさも感じられて、とにかく美しくて魅力的で、こんなママがいるお店なら女性でも通いつめたくなりそう。

めちゃくちゃきれいすぎてびっくりします。オーラが見えるようです。包容力もたまりません。もう80代後半なのにお元気でイキイキしているところが素晴らしいです。こういうおばあちゃんになりたいなと心から憧れる存在です。

こんなにゴージャスで素敵なマダム、20歳そこそこの男の子がファンになるのもうなづける。
ドレスアップした姿も、佇まいも話し方も、どれをとっても素敵。新にとってはシンデレラに出てくる魔法使いみたいな存在ですね。

原作が大好きでイマイチ期待せずに第一話を観ました。
どの役者さんも、まずまず原作に近い気がしましたが、特にくじらママを演じる草笛光子さんがピッタリで引き込まれました！
このドラマの影響で本当に熟女バーの人気が上がるかも！