クジャクのダンス、誰が見た？

演じている藤本さんの顔が暑苦しいからね。赤沢が真犯人かと思ってしまいましたww。

まあ間違いなくキーパーソンではあるし、視聴者の読みをミスリードさせるキャラです。藤本さんの芝居はその役割を十分に果たすものであり、終始視聴者の目を引きつけたと思います。

蓋を開けてみれば、ただひたすら妻を愛する男だったわけですが、こういう愚かな男は嫌いじゃありません。そう思わせることが演出の狙いでもあるし、役者として正解だったのだと思います。

虚勢を張っているように見えるのは心当たりがありすぎるから。やましいことを隠すように余計なことを考えないように動きまくる赤沢。そうしていないと自分の罪に心が負けちゃうんだろうなと思います。阿南に詰められて一瞬怯んだのは良心が残っていたから？赤沢の裏と表を表現するのが上手いな。

遠藤友哉が犯人だと強い口調で決めつけるように話す姿が印象的でした。後のシーンで松風が「冤罪」って何度も口にするけど、この段階でそう判断するのは尚早では？ってヒヤヒヤしてしまう。あまりに確信に満ちていて、遠藤が犯人じゃなきゃ困るのかな？何か秘密があるのかなって信用出来なそうな怪しい空気をプンプン漂わせていたのも良かったと思います。