※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 3.8 /5.0(76.6%) | 412位 /1119件中 |
キャスト 4.0 /5.0(80%) | 495位 /1119件中 |
演出 3.3 /5.0(66.6%) | 698位 /1118件中 |
音楽 3.2 /5.0(63.4%) | 709位 /1119件中 |
感動 3.2 /5.0(63.4%) | 484位 /1114件中 |
笑い 2.0 /5.0(40%) | 900位 /1114件中 |
スリル・興奮 3.8 /5.0(76.6%) | 216位 /1111件中 |
脚本・ストーリー 3.8 /5.0(76.6%) | 412位 /1119件中 |
キャスト 4.0 /5.0(80%) | 495位 /1119件中 |
演出 3.3 /5.0(66.6%) | 698位 /1118件中 |
音楽 3.2 /5.0(63.4%) | 709位 /1119件中 |
感動 3.2 /5.0(63.4%) | 484位 /1114件中 |
笑い 2.0 /5.0(40%) | 900位 /1114件中 |
スリル・興奮 3.8 /5.0(76.6%) | 216位 /1111件中 |
自分は誰の子か、心麦にはもう母も父もいなかてこの世にたった1人で生きていかなきゃいけない。そんな中でその問いは生きることに等しいくらい重要な問題なんだと思う。自分は誰に望まれこの世に生まれたのか、自分は誰に愛されここまで来たのか、根幹が揺らぐ問題なのだろう。似てますよね?と自分の中に両親の面影を探さないと心細くて踏み出せない心麦を抱きしめてくれる誰かがほしい。松風がそこまでならなくても風を防ぐ盾にはなってくれそうでよかった。
赤沢の焦ったような強引さとか、秋貞を誘導するような捜査は、彼が何かを隠そうとしているようにしか見えないね。少なくとも阿南検事を軽視する態度は偏見に満ちているし、正しい人物には思えない。
神井は厄介だね。客観的な真実なんてこの世界に存在しないことをわかってないのか、あるいはそれさえどうでもよくて自分の目や耳しか信じていないか、いずれにせよほとんど狂信者みたいな奴だ。世界の曖昧さを許さない、まさにその名前の通り「神」のごとく自分の定規を持っている。
展開としては、主人公が父親が関わった事件とその全容に近づくたび、知らなかった事実に直面したり、様々な思惑に翻弄されながら、真相にたどり着くんだろうけど、シリアスが即ち重さではない。
全体的にどんよりと重たすぎる。
主人公は何かを知るたびに重みを背負うのではなく、何かから開放されていかなければならない。そうでなければ父親がわざわざ重たい課題を託すわけがない。少なくとも物語の構造としては、そういう形が定型だ。であれば主人公が何か決意を固めるごとに、少しずつ心が身軽になっていく変化が欲しい。
遠藤親子の悲劇はマスコミや警察に作られた冤罪なのだろう。マスコミが疑わしいと記事を書き警察が乗ったというところか?力郎の方も調子に乗りやすいタイプみたいだし世論共々押し流されたって感じ。それで自白の強要。多分息子のことで揺さぶられ疲れ果てたのだろう。第一発見者なんてなるもんじゃないな。そして友哉の歩んだ人生も救いようがない。母親に一縷の望みを託して電話した先が通じなかった時心が折れたのだろう。そして心麦‥。父も母もいない今真相まで辿り着けるのだろうか。
これって友哉も力郎も、親子で冤罪かも知れないってことか。
友哉の過去は悲しいけどわかるよ。たとえ嘘でも親とか自分に張られて定着してしまったレッテルは簡単に剥がせないし、ずっとついて回る。やられた経験のある人ならわかると思う。友哉がたどり着いた父親が「諦めた」という答えは頷ける。
そうなるといよいよ赤沢は怪しいなあ。警察が隠蔽に走る可能性はある。
心麦と夏美が親族でないからといって、心麦と春生が親子ではないとはまだ言えない。むしろ夏美が養子だった可能性もあるしね。いずれにせよ彼女に財産の管理を任せるのは止めて、それも松風にした方がいいんじゃないかな。
とにかく友哉以外の5人の冤罪メンバーの素性が気になる。早々に調べないと赤沢も名前を知った以上、何かが起こるかもしれないね。
春生と心麦のラーメンを食べているシーンだけで二人がどれだけ仲良く生きてきたか分かる。さりげない日常でまたすぐ訪れるであろう日々がたった数時間で途切れてしまう恐怖と喪失感で一気に心麦の心情に近づく。親身になってる風でなってないおばを出すことで心麦の孤独を深めプツッと途切れたあの時を追う。よくできた作りにまんまとハマり初回が一気に過ぎていった。普段と変わらない生活の中で父が感じていたもしもはどこから来ているのか。これは考察が捗るねぇ。
なかなか本格的なミステリーのようです。原作は漫画なのですね。そちらは知らないので比較はしません。
春生の殺害ですが、問題は犯人がなぜ殺しだけでなく放火までしたのかです。何かを探し、見つからなかったので隠滅のために火をつけたとも考えられます。そうすると心麦が家事現場に行った理由を尋ねた赤沢がまず怪しい。
伯母の夏美は心麦に残された遺産を使い込みしたいだけかな。気になるのは屋台の店主。春生があんな手紙を預けるのだから、信用はできるのだろう。
まずは手紙にあった他の人物がどういう連中なのかを探ることからだね。