『魔物(마물)』での麻生久美子 (華陣あやめ役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
麻生久美子 (華陣あやめ役) は 「2025年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
凍也への反撃シーン、あやめの心情的にはしんどくて辛いものだったと思うけどめちゃくちゃスカッとしました。ビンタから拳と2度にわたる力の籠った殴り方や感情を爆発させて本音をぶちまける姿が、ジワジワと蓄積されたあやめの怒りと悔しさ、凍也への不信感の強さを感じさせて迫力があり、あの凍也が茫然として反撃も出来なくなってしまう説得力があったのも良かったです。
陽子・夏音とのマウント合戦、地獄の修羅場だったけど、取り繕うことなく強気で本音をぶちまける姿が笑っちゃうくらい清々しくて、凍也につけられた首の傷を誇らしげに見せつける姿は愚かしくて、あやめ自身も言っていたけど、とうとうこのレベルまで落ちてしまったんだなあって改めて観てる側も実感させられました。どこか他人事っぽさが漂うところも、本当に気付かないうちにこちら側に来てしまっていた感を際立たせていて良かったです。
凍也から殴られた後会ってしまった時の避け方が被害者のそれでよくできているなと思った。自然と間合いができ一定以上近づくと身を固くして恐る恐る顔を見たりする。あやめの心の傷が思ったよりも深く厳しいものだと理解できた。
凍也に別れを告げたり、触れられそうになるとフッと身を引いたり、怯えや戸惑い、怒りはあるけど二度と顔も見たくないみたいな嫌悪は伝わってこなくて、凍也への未練、揺れ動く想いが感じられました。凍也と出会う前のあやめならすぐ通報するだろうし完全シャットアウトしそうだけど、敢えてなのか無意識なのかか、彼に猶予を与えてるように見える姿も、もう関係を断ち切ることは出来ない、後戻り出来ない感じが伝わってきて良かったと思います。
今野に詰め寄られた時や、親族との食事シーンなど、あやめなりに躱し方を身につけていて「慣れてる」のは感じられるけど、伏し目がちになる眼差しや自分を守るようにキュっと強張るような仕草から心はしっかり傷ついてるのが伝わってきて、凍也が放っておけず心惹かれてしまう説得力があるのが良かったです。キリっとした中に弱さと隙がある危うさも魅力的です。
接見中や刑事と対峙する時シーンなど仕事モードで見せる冷静で理知的な姿と、凍也と二人きりになった時の本能のまま衝動が抑えられない姿のギャップが印象的で、あやめの欲望に忠実な本来の姿や自ら破滅に向かっていく愚かさがより色濃く感じられました。嫌悪に満ちた「せこい奴ら」という台詞も、吐き捨てるような強い口調や忌々しげな表情が、最上に利用された悔しさや怒りを感じさせて良かったです。
ふとした視線の動きや表情から凍也に心惹かれている様子が伝わってくるところが良かったです。もっと芯があって頑な人だと思っていたので、案外と簡単に心が動いてしまうんだなあって意外ではあったけど、その人間臭さが名田の「欲望に忠実」という台詞に説得力を持たせていたのも良かったと思います。
凍也への反撃シーン、あやめの心情的にはしんどくて辛いものだったと思うけどめちゃくちゃスカッとしました。ビンタから拳と2度にわたる力の籠った殴り方や感情を爆発させて本音をぶちまける姿が、ジワジワと蓄積されたあやめの怒りと悔しさ、凍也への不信感の強さを感じさせて迫力があり、あの凍也が茫然として反撃も出来なくなってしまう説得力があったのも良かったです。
陽子・夏音とのマウント合戦、地獄の修羅場だったけど、取り繕うことなく強気で本音をぶちまける姿が笑っちゃうくらい清々しくて、凍也につけられた首の傷を誇らしげに見せつける姿は愚かしくて、あやめ自身も言っていたけど、とうとうこのレベルまで落ちてしまったんだなあって改めて観てる側も実感させられました。どこか他人事っぽさが漂うところも、本当に気付かないうちにこちら側に来てしまっていた感を際立たせていて良かったです。
凍也から殴られた後会ってしまった時の避け方が被害者のそれでよくできているなと思った。自然と間合いができ一定以上近づくと身を固くして恐る恐る顔を見たりする。あやめの心の傷が思ったよりも深く厳しいものだと理解できた。
凍也に別れを告げたり、触れられそうになるとフッと身を引いたり、怯えや戸惑い、怒りはあるけど二度と顔も見たくないみたいな嫌悪は伝わってこなくて、凍也への未練、揺れ動く想いが感じられました。凍也と出会う前のあやめならすぐ通報するだろうし完全シャットアウトしそうだけど、敢えてなのか無意識なのかか、彼に猶予を与えてるように見える姿も、もう関係を断ち切ることは出来ない、後戻り出来ない感じが伝わってきて良かったと思います。
今野に詰め寄られた時や、親族との食事シーンなど、あやめなりに躱し方を身につけていて「慣れてる」のは感じられるけど、伏し目がちになる眼差しや自分を守るようにキュっと強張るような仕草から心はしっかり傷ついてるのが伝わってきて、凍也が放っておけず心惹かれてしまう説得力があるのが良かったです。キリっとした中に弱さと隙がある危うさも魅力的です。
接見中や刑事と対峙する時シーンなど仕事モードで見せる冷静で理知的な姿と、凍也と二人きりになった時の本能のまま衝動が抑えられない姿のギャップが印象的で、あやめの欲望に忠実な本来の姿や自ら破滅に向かっていく愚かさがより色濃く感じられました。嫌悪に満ちた「せこい奴ら」という台詞も、吐き捨てるような強い口調や忌々しげな表情が、最上に利用された悔しさや怒りを感じさせて良かったです。
ふとした視線の動きや表情から凍也に心惹かれている様子が伝わってくるところが良かったです。もっと芯があって頑な人だと思っていたので、案外と簡単に心が動いてしまうんだなあって意外ではあったけど、その人間臭さが名田の「欲望に忠実」という台詞に説得力を持たせていたのも良かったと思います。