波うららかに、めおと日和

瀧昌となつ美の間に入れる隙はないと悟ったのかな？瀧昌になつみのことが好きだったと言った時、負けたのになんだか爽やかで好きだったことも誇らしいようないい表情でした。その恋から卒業した晴れやかないい笑顔でした。

瀧昌に「奥さんのことが好きでした」と告白して自ら片思いにけじめをつける姿が潔くて格好良かったです。未練がましさや悔しさをあまり感じさせないところも、瀧昌のなつみへの愛情の深さを実感して、この人にならなつみを任せられるって確信したんだろうなって感じられて良かったと思います。

小宮君は、「な」行の台詞が鼻にかかってとても耳障り。デビュー当時から、ずっと直らないのは、本人が気づいていないし、周りのスタッフも優秀な人がいないんだと思う。せっかくいい部分もあるのに、このままだと、伸び悩むと思う。

瀧昌との嫉妬合戦、面白かったです。「お仕事がお忙しい」って強調するように嫌味を言ったり、貼り付けたような笑みを浮かべて笑い合ったり、瀧昌が見てる前で幼馴染の距離感と気さくさでなつ美と接したり、ライバル心と嫉妬が全然隠せていない姿が今も変わらずなつ美を想う恋心を感じさせ、コミカルなんだけどちょっと切なさもあって、ただの大人げない人で終わらせないところが良いなと思いました。

練習台で瀧昌役をやってる時の、ときめきと切なさが入り混じったような表情が良かったです。なつ美の可愛さにドキっとしつつ、でもその可愛さや健気さは自分に向けられたものじゃないって実感しているのが伝わってきて胸が痛かったです。やたらスタイルの良い「へのへのもへじ」姿も面白かったです。