恋する母たち

クールでちょっとツンとしているところがかっこいいなと思いました。やる気満々でエネルギッシュというよりは知的で淡々と仕事もプライベートもこなす感じが良かったです。以前言った好物を覚えていて差し入れする心遣いにきゅんとしました。

結局は、杏と寄りをもどしてというか結婚することになったようだけど、会ってても会わなくても互いにイライラするような相手と、果たしてうまくいくのかしら？斉木さんって自分の感情を結構ストレートに口にだしてしまう人みたいだし、丸太郎と比べてもあまり包容力もなさそうで、何かと文句が多い男性という印象。杏とも似たような性格同士だから、結婚したらもぶつかることも多くなりそうね。

やっぱこの人って政治家のお父さんや弟さんを見慣れてしまっているからか雑な役をやるとなんか似合わないんだよね。育ちのいい人は何をやっても品が出ちゃうからなのかいい人の顔が張り付いてしまっているのか、そのギャップが好きって人もいるだろうけど私は嫌いかな。

この人は、いったい杏の何が良くて結婚までしたいと考えてるのか、さっぱり気持ちが分からない。まだ付き合いも始まったばかりなのに、あんなに我が物顔で、元妻とのことをアレコレ指示したり、言いたい放題の杏をみて、嫌にならないのかしら？　でもそもそも、元妻も常識を遥かに超えた我が儘な変わり者という感じだし、そういう自己主張の激しい女性が好きなのかもね。

思ったことはストレートに口に出してそうでいて、実は感情や本心はあまり表さない人という感じ。だから何を考えているのかよく分からない。杏に結婚前提の付き合いを提案したのもなんか唐突すぎるし、今の仕事に転職した経緯なども考えると、結構その場の勢いでというか物事をあまり深く考えてなさそうで、いい加減な人という印象もある。

杏も斉木も、思ったことをすぐに口に出すタイプみたいね。真昼間に、橋の上で告白？されて、そのまま家に連れ帰ってしまうとか、４０代とは思えない行動力と発情ぶり。斉木も杏も理知的だけど自分を取り繕わないし、二人は似た者同士って感じだけど、そういう性格って良いときは良いけど、付き合いが深まるにつれ衝突することも多くなるんじゃないかな。

見た目はさわやかかもしれないけど、もうそういう事で仕事する年齢ではないので、早く平凡な演技から脱却してほしいです。キャリアがない頃からメインキャストでの仕事ばかりというのが失敗だったと思う。自分の立場にあぐらをかいて今のレベル。知名度があればいいというものではない。演技の修行を積むべき。

いつもの爽やかさとは違う狂気じみたところが内面に潜んでいてまだ全然信用ができないです。このまま杏さんと付き合って大丈夫かな、と思ってしまいます。週刊誌記者という疑り深い仕事だからでしょうか。まりさんと丸太郎の記事を出さなかったのもまだ気になっています。杏さんに気に入られたいから？

表情や仕草、佇まいが素敵。行動にはちょっと不自然さを感じるところもあるけどフィクションの恋愛ドラマなので仕方ないなと許容できる範囲です。１話でのスーツ姿がとても似合っていて大人の魅力が溢れていました。

杏が「イケメン」だと言ってた通り、確かにハンサムで魅力的。だけどなんだか妙に、中年ぽさというかオジサン臭さも感じる。
杏と一度きりの関係を持ったあとは、１１年間も音信不通だったようだけど、ある日突然連絡してくるって、その間１０年以上ずっと連絡先はキープしてたわけですね。杏の夫を探し続けていたらしいのも、けっこう粘着質な性格なの？と思ってしまった。