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脚本・ストーリー 1.5 /5.0(29.6%) | 1145位 /1151件中 |
キャスト 1.6 /5.0(32.2%) | 1146位 /1151件中 |
演出 1.5 /5.0(29%) | 1139位 /1150件中 |
音楽 1.5 /5.0(29%) | 1140位 /1151件中 |
感動 1.4 /5.0(27.4%) | 1124位 /1146件中 |
笑い 1.3 /5.0(25.2%) | 1120位 /1146件中 |
スリル・興奮 1.3 /5.0(26.4%) | 1137位 /1143件中 |
どういう事情や感情があるにせよ、花を突き返す孝雄の態度はあり得ない。たとえば家に焼香に来たのなら断ってもいい。それはある意味で残った家族へのいたわりでもあるのだから。でもお墓に供えた花を拒否するのは違う。別にそれは孝雄に捧げたものではなく、シンプルに真紀への思いなのだから、親であれ勝手に突き返すなんて亡くなった娘にも失礼だろうに。
どれだけ不器用で頑固だと言っても、歩の真紀に対する気持ちをないがしろにするのは、大人としてはもちろん、人としてダメだ。傷の癒えるタイミングや時間は人それぞれだと思う。だけどそれは他人だって同じこと。自分の思いを通すなら、相手の思いも通させるべきなのに。
かえるの解剖は懐かしいな。高校の生物でやった。
昼食前の授業で、食べられなくなる人が出るのはあるあるなのだけれど、男子が食べられなくて女子は平気だったけれどな。
あの感じだと班の振り分け考え直して欲しいと思うんだろうけれど、やっぱりそういうのはだんだん受け入れてもらえない年齢になってくるよね。
教師にいろいろお膳立てしてもらえて、手助けをもらえるのは中学までのような気もする。
合わない人とどうやって折り合いをつけるかというのも社会生活をする上では大切なことだし。
マキちゃんのお父さんはもう前を向くのを諦めてしまっているというか、心の支えなくなってしまっているからね。
周りから見ればいつまで!って思うんだろうけれど、立ち直りにかかる時間は人それぞれだから。
あの家は良くわからないけれど半壊とかなのかな?
いつまでも半壊の家に占有みたいにして頼まれて住んでた人は知っているけれど、役所が立替の説得しに来たりとかあったのは知らなかった。
復興と一口でいっても、スピードは地域性も人間個人もほんといろいろだったなと思う。
調理実習の先生なかなかやるね。班を替えてくれって言う方もどうかと思うけどその意見を受けて献立を班で考えさせたり調理させたりと一回揉み合う時間を作り、最後には口頭で納得させた。指導者として1番いい対応だったんじゃないかな。仕事に就けば合う人も合わない人もいるわけでキャリアも違うしもっと複雑な人間関係の中に入っていかなきゃいけないんだからこれはいい機会と捉えて頑張るしかない。最後には仲良しグループよりも成長できるかもしれないね。
もしグループ分けを変えたとして、また気に入らなければ、ふたたび変えてと言うんだろうか?18歳ないし19歳として、あまりに幼く、自分勝手な行動について恥ずかしいと思わないのがすごい。昭和なら恥ずかしくて切腹ものだ、とか言うと思うよww。
もちろんベタベタに仲良くなる必要はないけど、先生の言う通り、意見の会わない人と組むのに慣れないとね。それは仕事だけでなく、人生すべてがそう。意見の会わない人をことごとく排除していたら、最後は自分自身の抱える矛盾すら受け入れられなくなり、自分さえ排除しなければならなくなるかもしれない。
だから許容って妥協ではなく、生きるための知恵なんだよね。
神戸には仲間が呼んでくれて戻ってきたんだし卑屈になる必要はないけれど、一定数反発する人も出てくる方が自然だと思う。必死になって立て直した頃に帰ってきて同じところでまた商売が始められるなんて妬まれても仕方ないもんね。震災の乗り越え方は人それぞれで、同じ年数が経ったからといって同じように傷が小さくなるわけでもない。自分の娘は中学生のままで時が止まっているのにきれいな娘に成長した結を連れて楽しげに歩く米田一家は眩しすぎる。やりきれない気持ちはどうしたらいいのだろう。
学校でひと悶着というのは朝ドラではあるあるの光景だけど、それにしても幼稚なもめごとすぎる。昭和の少女漫画かよって思うような展開は、ちょっと萎えるかな。
別に意味ありげで高尚な話にしろという訳じゃない。でもせめて栄養士を目指す人たちならではの悩みでぶつかって欲しい。それならば視聴者の栄養士への理解も進む。
孝雄が聖人に「神戸を捨てたくせに」と言ったけど、東日本大震災の被災地に住み続ける身の実感としては、首を傾げる。それを気にするのはむしろ出て行った側の方。この場合だと聖人だ。
だから彼が神戸を気にしていたのはよくわかる。でも残った側はそんなこと思わない。残る側にだって理由があるから残っているわけで、出て行く理由がある人は出て行けばいいとしか思っていない。
だから孝雄のセリフは「神戸」ではなく「俺を捨てたくせに」という意味が隠されているのだろう。そしてそれは死んだ娘が「俺を置いて行った」にも変換できる。
脚本としてそういう狙いなのはわかるけど、被災経験があれば残った側も出た側も、聞いて気持ちの良い言葉ではないし、心外だなと思う。強すぎる言葉はもっと慎重に使って欲しい。
栄養士になる!って決めて学校も決めたのに、どんな勉強するのかどんな授業があるのか調べないのかね?高い学費払って遊びにいくなら勘弁してほしいわ。調理実習があると知っていてあのメイクとネイルはない。彼氏が〜なんてアホ丸出しだしで朝ドラファンに受け入れられるのか?ギャルを拒んでいた真面目ちゃんかと思っていたら想像以上にバカで驚いた。これも伸び代を作るため?なんて思うけど、その前に愛想尽かされないといいね。
やっぱりね。そりゃ、あのネイルもメイクも衛生的にはアウトだろうと思った。
それに好きなことを貫くって相当大変だと思うよ。
それに気づくのが今ごろとは、なかなかに鈍感力高そうだ。
それと専門学校の結のチームはなかなかクセ強そうだ。
先生も厳しそうだし。
でも、ちゃんとメイクとって戻ってくるまで待っててくれるのは良心的かも。
追い出されて終わるもあると思うし。
動機なんて立派なら良いってもんじゃないから、結の動機がどうでも構わないと思う。でも爪やメイクはダメって、ちょっと調べればわかること。とりあえず将来の道と定めた以上、せめて少しは事前に調べておくべきだと思う。
無知が悪いとは言わないけど、結局は自分を下げる秤にしかならない。
専門学校の教員あるあるだけど、初っ端にちょっと強めの極論で学生たちの気持ちを引き締める。死者が出るとか、砥ぎをずっととか、そのパターンだね。嘘じゃないけどそうあることではない。そういうところは学校らしくちょっとだけリアルでした。
結はかなりふわっとしているけれど、カッパ君はいろいろときっちりしているなと思う。
根っこがずいぶんと違うと感じるのだけれど、お互いにないものが良く見えるんだろうか?
今のところ、カッパ君が結婚を真剣に考えるほど結に惚れる要素が見えてこないのだけれど。
栄養学校の初日に長い爪付けて、勉強する気あるんか?とは思う。
調理はいきなりないにしても、多少書いたりはあるだろうし。
ついつい批判的な目で見てしまうのは、いろいろと脈絡なく点で表現されているからだろうと思う。
いつか一気につながる日が来るんだろうか。
入学早々にからまれた結だけど、あの爪じゃあねぇ。からまれてもしかたない。
いくら自由だと言っても、ハイヒールにタイトのミニスカートで山登りする奴はいないし、いたら誰かに注意される。それと同じ。これで「だって自由って書いてあった」とか反論したら、ただのバカ。自由って言ってるくせに教条主義なことを言ってるのだから、とてつもなく矛盾するから。
まあ聖人も彼氏くらいで金魚みたいに口をパクパクさせてないで、そういう不文律として成り立っている人間社会の良識について、娘と話すべきだったのでは?
陽太は最後まで良い保護者の立ち回り役果たしたなと感心する。
最初は爺ちゃんの言葉きっかけだっただろうけれど、どこかから恋心に変わっていて、それでも最初の気持ち大切にしたんだと思う。周りもそれを充分に分かっているから、婆ちゃんの頭なでなでに繋がったと思う。陽太は他者の幸せを願える人だから、本人もきっと幸せになれると思う。
それにしても、何も阪神の震災絡めなくても良かったんじゃないかと結を見ていて思う。
たしかに覚えていなくても潜在的に怖いというのはあるだろうけれど。一瞬の不安そうな顔だけで終わってしまったけれど、また何かの時に絡めてくるのだろうか。
大災害で心にトラウマを抱えるのは、その時に子どもだった人だけじゃない。そこには愛子や聖人自身も含まれる。だからこそ結にだけ「大丈夫か」と声をかけるのではなく、愛子も含めた二人に聖人は「大丈夫か」と声をかけるべきだったと思います。細かいことだけど、被災者のリアリティということで言えば、被災家族っぽくない。
関西圏ではないのでよくわからないんだけど、神戸にもああいう大阪っぽいノリがあるんですね。もっと良い意味でドライな雰囲気かと思っていました。下町っぽいところだからなのかな?
結の高校1年の途中まであんなに念入りにやったのに今週に入って急に3年になり、そうこうしているうちにまた半年経ちついに卒業の時期って雑すぎない?神戸の震災の話もイマイチ感情移入できなかったし、なんもかんもが中途半端。共感できたのは永吉さんの寂しさくらいか。6人家族が2人になってしまうと思うと寂しいよね。そんなこと言ったら子供の邪魔をするなって言われそうだけど寂しいものは寂しいのよ。言い出せないのも分かるけど急すぎるのも可哀想だと思った。
半年間の空白をまたメタなセリフで埋めてしまった。この手のドラマでメタな手法を使うこともどうかと思うのに、それを連発するのは遊び心というより、手抜きなんじゃないかと思ってしまう。
永吉に黙ってほとんどの準備を済ませていたようだけど、居抜きとはいえ、政令市の神戸で店を借りて、一家で引っ越すとなればそれなりのお金もかかります。保証人もいる。実家暮らしで家計は永吉と聖人で明確に分けられていたのでしょうか。
そういった面倒くさい疑問を無くすために、家族で話し合ったという形が必要なわけで、メタをやるより、そういうリアリティを着実に重ねる方が、物語は重厚になると思うのですが。
四ツ木くんの切り替えの早さ、いいねぇ。あれだけ一生懸命取り組んでいた野球で甲子園への道が叶わなかったのに、すぐに切り替えられるってちょっと拍子抜けだけどすごいと思う。まぁ怪我で野球が出来なくなるわけじゃないし、社会人野球からプロへってこともないわけじゃない。成功し続ける人生なんてそうあるもんじゃないよね。何度だって夢は書き替えられる!は名言だよなー。おむすびで初めて共感できる言葉に出会えた気がする。
翔也が簡単に甲子園に行ってしまう展開よりはマシだとしても、こんなマンガのようにお間抜けな告白ってあり得ないだろう。もちろんドラマはあり得ないものもありな世界だけど、これをありにするならもっと翔也を描いておかないとダメだと思う。
結は彼のために考えたメニューから、栄養士の道を選択するのだろうけど、そこはまあいい。案外、進路なんてそんなことから始まる場合もある。
問題は聖人の方かな。
理容師ってそんなにブランクがあっても、あっさり復帰できるものなのかな?技術の衰えはもちろん、いくらおっさん相手が多いとはいえ、モードの変化もある。わざわざ店を見に行くってことは、すでに心が大きく傾いているわけで、マジならばマジなほど、そこのところをもっと悩むべきなのでは?プロとか職人ってそういうものじゃないの?
えーもう2年も経っちゃうの??人生の1番キラキラした青春を一瞬で終わらせるって怖い。付き合えないけどメル友でっていってほんとに2年も会わない人いるの?めっちゃ怖い。ギャルになるまであんなに引っ張ったのに、ギャルとしての活動はいつもの天神でダベってるだけで見えないし書道部なんて皆無。あの騒ぎは何だったの?来週からはお昼はカムカムの再放送の後におむすびになるんだよね。全く盛り上がりなしのおむすびはもっと評価が下がりそうだ。
えっ?メタな会話だけで高校生活をほとんどすっ飛ばしたの?
これって結が書道部に入った意味ある?
更には結と翔也って、あれから2年間一度も会わず、本当にメル友だけだったの?
いやあ、これはないわ。というかダメでしょ。
普通のドラマでいきなりメタな発言をするのって、芸人の楽屋ネタと同じで、見ている側は苦笑いするしかない。せっかく書道部に入るという設定にしたんだから、それを生かすネタを何か入れるべき。平成時代にメールだけの純愛って、文通時代のパロディかと思わざるを得ない。
とにかくいろいろ首を傾げてしまいます。
高校生といえば恋の季節。好きな人ができたとか彼氏ができたとかで盛り上がるのが1番楽しかったなーと思い出します。頑なだった結の心を溶かしたのはギャルたちと四ツ木くんなのね。友達の後押しがあっての告白も初々しくてかわいらしい。それを受け止める前に断っちゃう四ツ木くんも初々しくてかわいらしい。今は野球に集中したいという真面目さとぽろっと結への気持ちを言っちゃう間抜けさが最高よね。これぞ朝ドラヒロインの彼って感じがしていいなー。
恋のさや当て合戦みたいな波乱のない、なんとさわやかな恋愛なのでしょうねえ。平成の恋愛ってこんなだったのでしょうか?
まあそれはともかく、つまんない。
最近なら「虎に翼」とか「ブギウギ」とか、時代性もあるにせよ、それらのドラマの恋愛模様の方がずっと味があった。もっと平成の時代性とか、家族観の変化とか、更には震災の苦しさを味わった者ならではの視点が欲しい。たとえば「ブギウギ」みたいな群像劇のような要素も少ないのだから、ダイナミックさは期待できないので、もっと細やかな描写を増やしたらどうなのだろう?
このままだと昭和時代の小学生向け少女コミックレベルで終わりそう。
お礼が毎日のお弁当って重いなと思っていた。それを受ける方も毎日受け取るってなかなかだなと思ってた。これは恋の始まりか?ってやっとおむすびを見てウキウキした気持ちになったのに監督が自ら乗り込んでくるとは驚いた。まずは生徒にどうしてダメなのか説明して断らせることが先決だろう。それでも押しかけてくるようなら仕方なく監督の出番なんじゃないかな。いきなり来て怒るなんて失礼だろう。愛子さんはよく黙ってるなと思った。
いきなり「うちのエースを壊す気か」はないでしょう。どう考えても悪意がある行為ではないし、同じ高校生がやっていること。野球部の監督も教育者のはしくれである以上、その点には考慮した物言いが必要です。
こういう正しければ無遠慮も許されるみたいな傲慢さって、平成後半から令和の風潮だよね。相手が言い返せない強いワードをぶつけて論破とか言ってるのと同じ感じだし。
少なくともドラマの舞台が昭和と平成にまたがっている以上、その対比に意味を持たせているわけだし、こういう昭和的ではないところにどういう切り口を加えるかだと思う。もうひと工夫して欲しいかな。
やっぱり歩はカラオケの映像の中の人だったんだね。
そういう女優さんって専用なのかな?仕組みも働き方も良くわからないけれど、途中で仕事放って出てきて何日も経ってても戻るところあるんだろうか?
歩がマキちゃんと一緒に生きてきたと言うのはわかる。
でも、なんで結があんな風になったかは良くわからない。
たしかに一瞬でいろんなものが無くなって、物は失われるものとして執着しないで生きている人は身近にもいる。
でも、それってあの出来事を強烈に覚えていて、体感として残っているからだと思うのだけれど。
歩と結が通じ合えて距離が近くなって良かったとは思ったけれど、セーラームーンがどうしてギャルにつながるんだろう。
震災の描写とか、わかるんだけれど、なんかパーツのつなぎ方間違ってないかなと思ってしまう。
歩はやっぱりカラオケの女優でしたか。ギャルでもなく偽物でまきちゃんの人生を生きただけってまきちゃんはそれで喜ぶのかな?その後ギャルは楽しかったって言ってたけど、まきちゃんは自分の生きられなかった未来を歩がイキイキと歩んでくれることを望んでいたと思う。故人を思うあまり自分を殺していては故人も浮かばれない。9年が長いか短いかはそれぞれだと思うけど、ここからは歩の人生を生きてほしい。結はギャルになるんだね。そろそろギャルはお腹いっぱいなのだか‥。
もっとも救われるべきは歩のはずなのに、なぜ結が一番おいしいところを持っていくのか?もちろん現実の世の中は不公平だから、そういうこともあるけど、せめてドラマの中では報われるべき人が報われて欲しい。結がギャルになるのを認められる前に、もっとしっかり歩の過去について、聖人にも理解して欲しいし、ちゃんと言葉をかけて欲しい。そこから次の一歩が始まるのが常道だと思う。これだと主人公は本当に得だなとしか感想がわいてこない。
やっと結と歩が心を開いて話すことができて良かった。でもお父さんはともかく物分かりのいいお母さんでも話すことはできなかったんだねー。放っておくことが優しさってこともあるけれど、少しでも対話することができていたらもう少し違ったのかなと思う。結とギャルたちの再会も嬉しい。ギャルにならなくてもお友達で十分いいと思うけどね。死んだような顔して家の手伝いしている娘よりギャルして溌剌とした娘の方がいいと思わんのかねー。
歩はやっぱり親友の思い描いていた未来を代わりに歩いていたんだね。生きていたら本当にその道を歩いていたかどうかわからないけれど、自分の中で問いかけて応えだして。その作業って結構辛いと思う。
代わりに生きるって言葉だと簡単だけれど、やっぱり覚悟もいるし大変なことだ。
根っこが真面目なんだなと、神戸の時の映像見ても大人しくて控えめで真面目そうだし。
やっといろんな呪縛から逃れる時なんだろうね。
それにしても子どもって残酷。地震大変だったって言ってる相手に「それよりも~」って言えちゃう。
生きてる世界が狭いし、見えてるものが全てだからこその残酷さ。
だからこそ、大人がもっと守ってあげないといけなかったんだろうね、とは思うけれど距離感が難しいのよね。
歩の深い思い。そりゃあ、そうだろうって感じです。
震災の時、一番多感な時期で、しかも一番の親友を失ったんだから。それなのに「チンして」レベルの子どもに過ぎなかった結とか、自分のことだけで精一杯の聖人とか、もちろんそれぞれにいろいろ傷つくことはあったんだろうけど、だからこそ歩なんて、もっとひどく傷ついていると想像できなかったことは、家族の傲慢さだと思います。
被災地とそうでないところの温度差は、経験してみなきゃわかんないくらいあって、ホントに愕然として心が凍える思いを抱きます。悪気が無いのはわかっていても、だからといって無知が悪意にならないわけではない。逆に被災側も悲劇に合ったからといって要求過多になってはならない。
そう考えると歩は米田家でもっとも傷ついたのに、大人だったと言えそうです。
いつになったら朝から元気溌剌!な気分にさせてくれるのだろう。気が滅入って仕方がない。おじいちゃんの困っている人を助けろと言うのが呪いなら、お父さんのギャルになるなと言うのも呪いだろう。お父さんの娘を思う気持ちは分かるけどいつかは独り立ちする娘に干渉しすぎ。結がにこりともしないで農業を継いでくれたら満足なのか?結を縛りつける割に歩には何にも言わないってずるくない?朝からモヤモヤしっぱなしでしんどいわ。
ヒロインは得だね。自分が拗ねただけなのに、みんな優しく構ってくれる。そんなに恵まれた環境なんて、そうそうない。それなのにこんなに意固地になるのは格好悪いし、高校生にしてはあまりにも幼いなと思う。
ヒロインにパーフェクトな優等生を求めてはいないけど、何かの代弁者ではあって欲しい。阪神淡路大震災を語るには6歳じゃ限界がある。そこは大人だった家族や、親友を失った姉にもっと譲り、主人公は平成の女子像をもっと強く出した方がいいんじゃないかな。
歩が大女優??糸島でも天神でも普通に歩けていたのにそんなわけないじゃん。田舎のじいちゃんばあちゃんなんてテレビが大好きなのにそこで知られていないなんてどこの女優なんだか。一つ思い当たるのはギャルたちがカラオケで歌っていた時のカラオケビデオ。あれが歩かな?って思ったことあるからその程度かもね。結の問題がなにも解決しないのにまた違う騒ぎが起きていったい何がしたいんだか。結が違う意味のヤングケアラーに見えてきたよ。
阪神淡路大震災当時に6歳で「チン」してとか言ってた結でも、いろいろ失うものはあったのだろうけど、何もかもなくなるみたいな言い方は、より多くの思い出や財産、責任などを失った大人が言うべきこと。結が深刻そうに語ったところで説得力はない。
何をこじらせているのかわからないし、意固地になって損をするのは自分だから放っておけばいいと思うのだけど、優しい人に囲まれ、心配してもらえて良かったねとしか言えないくらい、結というキャラに魅力を感じない。
自分でも不思議だけど震災の話で1番肩入れしてしまったのは聖人だった。故郷がどうしても合わなくて自分で見つけた新天地、余所者の自分を受け入れてくれた温かい地で素敵な仲間に囲まれた充実した日々はここが自分の居場所だと思えただろう。そこで震災に遭い神戸から出ることもできない人たちを置いて自分だけ何もなかったように糸島で暮らせないと思うのは自然なことのように思えた。そして家族も何より大切で守りたかった。あっちもこっちも手を伸ばして守りたいものがたくさんあった。その気持ちだけはわかってあげたい。
困っている人を助けるって大切なことだと思うけれど、なんでも順番とか優先度ってものがあると思うのだけれど。
聖人が神戸に残って、被災した人たちの復興に尽力したのは凄いことかもしれないけれど、やっぱり家族を犠牲にしていちゃ何やってんだかってなってしまう。
奥さんだって歩ちゃんだって唯ちゃんだって少なからず傷ついている。それのフォローをやった上でなら素晴らしいんだけれど、永吉たち祖父母に丸投げだから褒められたもんじゃない。
その上、ちゃんと受け止めてくれて家族を守ってくれていた永吉とことごとく対立しているんじゃ、間に入ってしまっている子どもも奥さんも気持ちがすり減るって思う。
あんな風に酔っぱらって演説やってたけれど、不器用だけでは済まない話じゃないかな。
なんかいろいろと首を傾げるんだけど。
まずは聖人。ずっと疑問なんだけどギャルって不良?もちろん愛子が否定したことからして、脚本家も聖人や愛子の時代の不良がどんなだったか知ってはいるんだろうと思う。だからこそ、ちょっとつき飛ばした程度で(もちろん良いことではないけど)「暴力」とか言うのは、時代感覚として違うかな。
聖人が幼稚園から名門私立の一貫校に通う良家の人間ならそれもありかもしれないけど、庶民の感覚ならこの年代の者は体罰当たり前の中で生きている。手を出したことは悪いが道理が通っていればある程度許される面があった。それさえない聖人の感覚は、その時代を知っている者からすると、まるで異世界人だ。また神戸のことを背負い過ぎ。逆に何様だと思う。大災害で知るのは個々の無力さ。だから協力し合うのが大事なんであって、お前だけが勝手に背負った気になるなと言いたくなる。
更に結だけど、父親の言葉に思うところがあったのはわからなくもない。でもここでギャルちゃんたちと別れれば、周囲では陽太の言うようにギャルたちに脅されていたというのが事実になってしまうだろう。結はそれでいいのか?やはり道理に合っていないと思う。
多分歩も結と同じように中学で余所者扱いされたのかな?で、なめられちゃいけないと高校デビュー?そんな簡単な話じゃないかもだけど子育てって難しいな。震災後あのまま神戸にいて不自由ながらもまきちゃんを知っているクラスメイトと悲しみを分け合い励まし合いながら過ごした方が歩には良かったのだろうか。考えても正解はでない。聖人の神戸への思いも切ないね。自分1人なら神戸から離れないだろう。でも家族のために糸島にいるとしたらかわいそうだね。
聖人って、答え合わせばっかり気にしている人だよね。
神戸のことも、自分の決断の答え合わせが欲しいだけに思えるし、歩のことも、彼女に何があったのかよりも、自分の子育ての答え合わせをしている。だから結に関しても自分にとっての「正解」を出そうとする。答えばかり気にして、最初から問題を間違えていることにさえ気付かない。
震災もあって家族を守ろうという思いが強いのはわかるけど、守るなら自分の思う「正解」でなくても守ってやらないと。自己矛盾してるんだよね、結局。
永吉が駆けつけてくれた。どんな道をどんな風に進んできたのだろう。子を思う親心だよね。聖人のみんなが苦労しているのに自分だけそこから抜けようなんて思えないという気持ちも分かる。神戸の人にどれだけ良くしてもらったかが分かるよね。そして愛子にも共感。あの状況に子供を守りながら生活するのはしんどい。子供たちのことを思えば糸島へ行くのがベスト。永吉、聖人、愛子、誰1人間違ってない。みんなに共感できて苦しかった。
マキちゃんが箪笥の下敷きで亡くなったというのは悲しいけれど、もっと悲惨なことも想定できたからまだ良かったと思ってしまった。それでも親友が同じようにあと5cmずれていたら本棚の下敷きで、それを聞いて震えたあの日のことを思うと胸が苦しくなる。
あの頃はまだ今と違って携帯も普及していなかったし、情報がラジオやテレビのみ。垂れ流される被災者情報を見て、知り合いの名前を見つけ涙することしかできなかった。
いろいろ初めて尽くしで時間がかかっていた印象だったけれど、あんなにすぐの頃から仮設住宅の話立ち上がっていたんだ。
道路がめちゃくちゃで支援も大型バイクのボランティアを募っていた印象だったから、早くに駆け付けた永吉の行動力と周りのみんなの優しい強がりが心に染みた。
しかしこの姉妹ははっきりしないよね。
結はなぜギャルちゃんたちに強制されたわけじゃないと説明しないの?それはギャルちゃんたちに失礼だよ。歩は何こそこそしてるの?こそこそしなきゃいけないんだったら、わざわざ戻ってくるなよ。家を出るのに覚悟は必要だけど、戻るなら戻るで別の覚悟がいる。
特に歩は震災で親友を失ったのなら、自分がたまたま生き残ったことを、もっといろいろ考えないと。別に立派なことをしろというんじゃない。せめて一日一日を大事にしろと言いたい。
どんな風に震災を描いても伝わらない、こうじゃないという思いがたくさん出てくるでしょう。同じ震災でも一人一人の体験が違うし感じ方が違う。阪神淡路以降たくさんの地震や災害を経験した方人たちがいるからこそとても重く、描くことが難しいと思う。伝えることは大事だけど相当ハードル高いよね。ギャルから急展開の震災、そして明日はギャル達と打ち上げって頭がついて行けるかなと心配になる。うまく話はまとまるのだろうか。
やっぱり結は幼過ぎじゃなかろうか。6歳だってあの状況で「チンして」なんて言うのはどうかしてる。いくら本震の間は寝ていたとしても、余震だってあるし、緊迫し騒然とした雰囲気くらいわかるだろうに。自分も結みたいに住宅街じゃなくて商店街の子だったけど、大人の中で育つからこそ、もっと察する力があったと思う。
また子どもが二人で出掛けるのもアウトでしょ。それなりに大きな余震もあった筈で、少なくとも姉の方が自制しないと。そもそも子どもが二人で歩いていたら誰かが声をかける筈。
そのあたりはもっとリアルさがないと、みんな大地震をなめてかかってしまう。フィクションとはいえ、その危険さをちゃんと伝えないとね。こういうのを見るたびにつくづく思うのは、やはり大災害は絶対に経験した者にしかわからないものがあるということ。想像力を越える凄まじさを表現するのは本当に難しい。中途半端にやるくらいならニュース映像を流した方がもっと伝わるんじゃないかな。
とうとうあの日がやってきました。神戸編は幼い結の記憶だけでいくのかと思ったら結構なハードなシーンで観ている方のトラウマが心配になりました。そうかと思えば避難所で友達と一日中遊べることを嬉しく思ったり、やっと配られたおにぎりを冷たいと言ったり、そこは子供らしくて良かったです。そこからどうやって結の暗い顔に繋がるのかはまだ見えず心配です。おにぎりを配っていた女優さんは神戸の方だと聞きました。とても説得力がありましたね。
いよいよあの日を語る場面になった。
前日から描くことで、それが続かないことを知っているだけに余計に悲しくなる。
大人は体が動かせないほどの揺れに恐怖し、子どもは眠っていて現実が理解できない。
あの日は結構寒かったと記憶している。今ほど良いあったか下着も軽いダウンも普及していなかった。朝早くて、着の身着のままの人も多かった。
今みたいに非常用持ち出し袋だとか、非常用にストックしとくとか言われていた記憶もない。
あの寒い中、おにぎりを運んでくれた人はきっと徒歩だったのだろう。いったいどれだけの距離を歩いて運んでくれたのだろう。
きっとカチカチになっちゃってたんだろうな。結にはわからない事情だけれど、余計に悲しかった。
おにぎりを差し入れてくれたおばちゃんの気持ちがよくわかる。私も生まれ育った町が津波にのまれた後、ここはどこなんだろうと思うほど変わり果てた町を見て、呆然とした経験がある。食べ物があるだけまだましかもね。
6歳くらいの子どもだった結だけど、そのくらいの年齢でもさすがの異様な雰囲気に泣いている子もいたけどな。繰り返し余震もあるからあんな静かな感じで落ち着いてなんていられないし。
何にしても東北のどうにもならない町を見ていると、神戸があそこまで復興したのは奇跡的だし、本当に凄いと思ってしまいます。
まずオープニングがダサすぎる。あの背景でB'zはセンス無さすぎ。結がお姉ちゃんに憧れて廃れていたハギャレンを立て直す!って物語だったらもっと面白かったんじゃない?やっぱり朝は今日も元気もらった!って思って会社に行きたいんだよ。表彰式でじいさんが子供を押しのけて自分が優勝!みたいなことを言うのも苦手。しかも結のことバラすしめんどくさい。そして結、震災から9年ずっと暗い顔して生きてこなきゃダメなんですか?
本日をもって離脱を決意いたしました。
無能の鷹と同じ脚本家とは思えない酷さ。
観てるのが苦痛で仕方ない。
橋本環奈が小向美奈子にしか見えない。
瓜二つ。ここまで似てる人いるんだね。
結がギャルの格好をしてようが、フェスティバルは盛り上がったわけだし、その意味では父親を手助けしたとも言えるのだから、うるさいことは抜きで良いと思うんだけどね。何より表彰式でのおじいちゃんと父親と結のシーンは、良くも悪くも昭和のホームドラマかよという感じでした。
それと先輩にフラれたみたいな流れから、カッパくんとの会話から阪神淡路大震災につながる流れは、ちょっと強引というか不自然かな。
結が落ち込んでいたのは先輩にフラれた格好になったからで、別に震災のせいではない。カッパくんが「いつもここにいる時は」というセリフをきっかけにいきなり震災につなげているけど、大きなトラウマになっていることを、よく知らないカッパくんに対して、いきなりシリアスに話し始めるだろうか?
普通の流れならばまずは憧れていた先輩が女の人と手をつないでいたっていう話か、ギャルのことが父親にバレて気まずいとかいう話をすると思う。だからどうしても唐突感がある。
歩は何しに戻って来たのかな。
まさか大食い対決しに来たとも思えないし、東京で何かあったのだろうか。
今日はお祭りでの爺さまが見どころ。
というか、それしかない…
キラキラのマツケンさんが刀振り回すサービスショットと、相変わらずの魅力のピーター。
失敗しそうかもと思わせといてやっぱりのグサッと刺さって「痛ーーー!!」
しっかり笑わせてもらいました。
それ以外が頭にほぼ残らなかったけれど、良かったのかな?