『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』での栗原英雄 (蛇の目菊蔵役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
栗原英雄 (蛇の目菊蔵役) は 「2023年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
上品で落ち着きのある佇まいと「手掴みがよろしいかと」と大真面目におにぎりの食べ方をレクチャーする姿のギャップが面白かった。お弁当のおかずでも菊蔵さんがサーブするとめちゃくちゃ質の高い料理に見えちゃうのもさすが名店出身ギャルソンっていう説得力がありました。渋くて格好良いイケオジっぷりとたまに覗かせるチャーミングさのギャップも素敵でした。
こういうギャルソン、本当にいそうだなと思います。まあ、そう感じるだけで、実際にはちゃんとしたギャルソンがいるようなレストランで食事なんてしたことは、さほどないんだけどww。でも芝居はそう見えることが大事。よく知らなくても「ああ、こんな感じ」と思うのは役者がちゃんと正解を演じている証拠です。栗原さんは元劇団四季だけあって、とても低音が響く良い声をしています。どうも最近の役者は男性でも声が高い人が多いので、こういう声だけで渋みを感じさせてくれるのは素晴らしいですね。
初めて本格的に接客する姿を見たけど、お辞儀の角度や姿勢、お客様をご案内する時のしなやかで品のある動き、低く落ち着いた声、ベテランギャルソンの力量をまざまざと見せつけてくれてとても格好良かったです。メインディッシュが出来るまでの繋ぎで、めちゃくちゃ良い声で卵のウンチク語り出すシーンも、客席を練り歩く姿や仕草が舞台のワンシーンのようで面白かったです。
奥さんがお店を訪ねてきた時の驚きと嬉しさが入り混じった表情や、すぐ二人だけの世界に入り込んでしまうデレデレな姿、シェフの真似をして毎日お弁当を作ってあげている話をする時の愛し気な表情、短いシーンだったけど奥さんへの深い愛情がしっかり伝わってきて、別居中にめちゃくちゃ落ち込んでいた姿に説得力があったのも良かったです。
梅雨美と天樹の話を、別居中の自分と重ねてウルウルしてしまう姿が可愛らしかったです。話し終わった梅雨美を優しく気遣う姿も菊蔵の温かく気配り上手な性格が感じられて良かった。チャーミングさと紳士で渋い姿の絶妙なバランスも素敵だし、うるさ過ぎず、程よい存在感で毎回レストラン編の良いスパイスになっていると思います。
武智泥棒の件、イマイチ事情が把握出来ていなくて話に乗れていない姿が面白かったです。犯罪組織のボスが来ていたっていう事の重大さと菊蔵の惚けた表情のギャップに笑ってしまいました。シェフと桔梗が語り合うシーンも、あからさまに気にしている梅雨美たちと違い、チラチラと絶妙なタイミングで様子を窺うところがベテランギャルソンのスキルを感じさせて良かったと思います。
寒空の中、武智を迎えに行ってあげたのに待ちぼうけを食らってしまう姿が不憫なんだけど、背後の武智と真礼のやりとりに気付いていない様子も相まって良い感じにコミカルさが漂っているところが良かったです。トレンチコートでビシっと決めて、出先なのにハムスターの動画を見ながら号泣するシュールな姿も面白かったです。
別居中の奥さんを思い出してあからさまに落ち込んでしまったり、孤独に耐え切れず毎晩ハムスターの動画を見て癒されていたり、相変わらずチャーミングで素敵。コミカルな芝居も、笑いを取りにいこうっていう変な力みがないから観ていて煩く感じないし、お堅いわけじゃないんだけどどんな時も品の良さが漂っているところも一流ギャルソンらしくて良いなと感じます。
妻が格好良いと褒めたからという理由で松木に嫉妬して敵視する姿が可愛らしかったです。めちゃくちゃムキになって根に持ってるのに、松木本人に「妻関係ねえだろ」ってバッサリ斬られてるのも面白かった。シェフが松木に頭を下げてウチワエビを分けてもらったことにちゃんと気が付いていて、改まってきちんとシェフにお礼を伝えるところも、菊蔵の誠実さや何だかんだ言ってシェフをリスペクトしている気持ちが感じられて良かったと思います。
ビンテージワインを割ってしまった時の泣きそうな情けない顔や、ただのシミュレーションなのに本気になって立葵と喧嘩をしてしまう大人げない姿など、人間味溢れる姿が沢山見られたのが親近感が湧いて良かったと思います。正しいマナーを押し付けてお客様である立葵と揉めたという過去も、菊蔵の生真面目さや頑固さが感じられました。椅子を引いたり、何かを指し示す時の手の翳し方だったり、メニューの渡し方だったり、ギャルソンとしての所作にスマートさや品の良さが滲み出ているところも菊蔵の有能さが感じられて良かったです。
ギャルソン姿、様になっていて格好良かったです。時生に自分が提案したソースを否定されたことをいつまでも根に持ってるところや、奥さんの舌を馬鹿にされてムキになって怒る姿など、イケオジ風の見た目とギャップのある子供っぽさもチャーミングで素敵。ともすると賑やかで騒がしいだけのシーンになりそうなレストラン編だけど、栗原さんの落ち着きのある雰囲気や低く耳心地の良い声音が場面の緊張感を程よく保ってくれていると思います。
物腰の柔らかさや丁寧な話しぶり、品のある佇まいがベテランギャルソンの説得力を感じさせました。取り乱して変顔したり、奥さんの話になると挙動不審になったり、ちょいちょい様子がおかしいところも単なるイケオジではないキャラクターの奥深さを感じさせて良かったと思います。
上品で落ち着きのある佇まいと「手掴みがよろしいかと」と大真面目におにぎりの食べ方をレクチャーする姿のギャップが面白かった。お弁当のおかずでも菊蔵さんがサーブするとめちゃくちゃ質の高い料理に見えちゃうのもさすが名店出身ギャルソンっていう説得力がありました。渋くて格好良いイケオジっぷりとたまに覗かせるチャーミングさのギャップも素敵でした。
こういうギャルソン、本当にいそうだなと思います。まあ、そう感じるだけで、実際にはちゃんとしたギャルソンがいるようなレストランで食事なんてしたことは、さほどないんだけどww。でも芝居はそう見えることが大事。よく知らなくても「ああ、こんな感じ」と思うのは役者がちゃんと正解を演じている証拠です。栗原さんは元劇団四季だけあって、とても低音が響く良い声をしています。どうも最近の役者は男性でも声が高い人が多いので、こういう声だけで渋みを感じさせてくれるのは素晴らしいですね。
初めて本格的に接客する姿を見たけど、お辞儀の角度や姿勢、お客様をご案内する時のしなやかで品のある動き、低く落ち着いた声、ベテランギャルソンの力量をまざまざと見せつけてくれてとても格好良かったです。メインディッシュが出来るまでの繋ぎで、めちゃくちゃ良い声で卵のウンチク語り出すシーンも、客席を練り歩く姿や仕草が舞台のワンシーンのようで面白かったです。
奥さんがお店を訪ねてきた時の驚きと嬉しさが入り混じった表情や、すぐ二人だけの世界に入り込んでしまうデレデレな姿、シェフの真似をして毎日お弁当を作ってあげている話をする時の愛し気な表情、短いシーンだったけど奥さんへの深い愛情がしっかり伝わってきて、別居中にめちゃくちゃ落ち込んでいた姿に説得力があったのも良かったです。
梅雨美と天樹の話を、別居中の自分と重ねてウルウルしてしまう姿が可愛らしかったです。話し終わった梅雨美を優しく気遣う姿も菊蔵の温かく気配り上手な性格が感じられて良かった。チャーミングさと紳士で渋い姿の絶妙なバランスも素敵だし、うるさ過ぎず、程よい存在感で毎回レストラン編の良いスパイスになっていると思います。
武智泥棒の件、イマイチ事情が把握出来ていなくて話に乗れていない姿が面白かったです。犯罪組織のボスが来ていたっていう事の重大さと菊蔵の惚けた表情のギャップに笑ってしまいました。シェフと桔梗が語り合うシーンも、あからさまに気にしている梅雨美たちと違い、チラチラと絶妙なタイミングで様子を窺うところがベテランギャルソンのスキルを感じさせて良かったと思います。
寒空の中、武智を迎えに行ってあげたのに待ちぼうけを食らってしまう姿が不憫なんだけど、背後の武智と真礼のやりとりに気付いていない様子も相まって良い感じにコミカルさが漂っているところが良かったです。トレンチコートでビシっと決めて、出先なのにハムスターの動画を見ながら号泣するシュールな姿も面白かったです。
別居中の奥さんを思い出してあからさまに落ち込んでしまったり、孤独に耐え切れず毎晩ハムスターの動画を見て癒されていたり、相変わらずチャーミングで素敵。コミカルな芝居も、笑いを取りにいこうっていう変な力みがないから観ていて煩く感じないし、お堅いわけじゃないんだけどどんな時も品の良さが漂っているところも一流ギャルソンらしくて良いなと感じます。
妻が格好良いと褒めたからという理由で松木に嫉妬して敵視する姿が可愛らしかったです。めちゃくちゃムキになって根に持ってるのに、松木本人に「妻関係ねえだろ」ってバッサリ斬られてるのも面白かった。シェフが松木に頭を下げてウチワエビを分けてもらったことにちゃんと気が付いていて、改まってきちんとシェフにお礼を伝えるところも、菊蔵の誠実さや何だかんだ言ってシェフをリスペクトしている気持ちが感じられて良かったと思います。
ビンテージワインを割ってしまった時の泣きそうな情けない顔や、ただのシミュレーションなのに本気になって立葵と喧嘩をしてしまう大人げない姿など、人間味溢れる姿が沢山見られたのが親近感が湧いて良かったと思います。正しいマナーを押し付けてお客様である立葵と揉めたという過去も、菊蔵の生真面目さや頑固さが感じられました。椅子を引いたり、何かを指し示す時の手の翳し方だったり、メニューの渡し方だったり、ギャルソンとしての所作にスマートさや品の良さが滲み出ているところも菊蔵の有能さが感じられて良かったです。
ギャルソン姿、様になっていて格好良かったです。時生に自分が提案したソースを否定されたことをいつまでも根に持ってるところや、奥さんの舌を馬鹿にされてムキになって怒る姿など、イケオジ風の見た目とギャップのある子供っぽさもチャーミングで素敵。ともすると賑やかで騒がしいだけのシーンになりそうなレストラン編だけど、栗原さんの落ち着きのある雰囲気や低く耳心地の良い声音が場面の緊張感を程よく保ってくれていると思います。
物腰の柔らかさや丁寧な話しぶり、品のある佇まいがベテランギャルソンの説得力を感じさせました。取り乱して変顔したり、奥さんの話になると挙動不審になったり、ちょいちょい様子がおかしいところも単なるイケオジではないキャラクターの奥深さを感じさせて良かったと思います。