わたしのお嫁くん

勝手にウエディング仕様のラベルワインを作って大はしゃぎで穂香に渡す姿が、本人は否定してたけど山本との結婚を心待ちにしていて暗にプレッシャーをかけてるのが丸分かりで面白かったです。これくらいあからさまで分かりやすいといっそ清々しい。山本と別れたと訊いた時も、自分のことのようにショックを受けてたけど、がっかりしたという感じではなく、穂香のことを心配そうに気遣うように見つめていたのが印象的で、娘の幸せを願う母の愛が感じられて良かったと思います。

初対面の古賀を質問攻めにしたり、写真撮りまくったり、ずっと目を逸らさず見つめてたり、とにかく押しが強くて圧も凄くて、何としても穂香に幸せになって欲しいという強い母の愛が伝わってきました。推しのライブに行く時のキラキラした笑顔や軽やかな足取りも、乙女全開で可愛らしかったです。

連絡もなく早朝に突然訪ねてきたり、「まだ綺麗」と部屋の綺麗さをチェックして驚いてたり、１話に引き続き相変わらずマイペースな姿が面白かったです。親はいつか必ず死ぬから、恋人でも友達でも誰かが穂香のそばにいてくれたら安心という言葉もしっとりと深みがあって母の愛を感じさせました。味噌汁を飲む穂香を嬉しそうに見つめる眼差しも温かくてとても素敵でした。

強引に娘の家をチェックしに行ったり、お見合い勧めてきたり、押しが強くてちゃっかりしたお母さんが似合ってました。綺麗に掃除された穂香の部屋を見て「何ということでしょう」と呆けているところも、隙を見てテーブルに埃がついてないかチェックする姿もチャーミングで良かったです。