スキャンダル専門弁護士 QUEEN

本当にがっかりしたドラマだった。敏腕弁護士っていうから、どれほどスマートで違和感なく事件を解決に導くのかと期待した私がバカだった、、、と思うくらい納得いく解決法は見られなかった。ファッション性とかビジュアル性は良いだろうけれど肝心の中身があまりにも入り込めなかったドラマでどういう層があのドラマを好んだのか理解に苦しむようなセンスしか感じなかった。お金をかけるならもっと「面白味」を追求するためにお金使ってほしい。

氷見江とそれ以外の氷見の事務所のメンバーの仲がどんどん険悪になっていったり氷見の裁判が劣勢になっていく一方なのを見ていると、このまま分裂したままで終わりを迎えてしまうのか？いやまさかこのまま終わるとは思えない、と様々な思いや想像が駆け巡り裁判も緊迫感が高まっていくばかりなのでドキドキの連続でドラマを見ていてこれほど手に汗を握ることも珍しい事でした。しかし最後の最後で弁護士仲間が一体となり裁判に見事に勝った時はいい方の予想が当たりホッとしましたし悪が退治されて溜飲が下がる思いでした。と同時に氷見をはじめこの弁護士達のきめ細かいしたたかな戦略には痛快だった半面、敵にしたらこれほど怖い相手はいないと少々びびってしまいました。

主役の竹内結子が証言台に立ち、公開の場で今まで「ヒール」を演じてきた理由をぶちまけ、痛快な最終回になる…はずだったと思うが、残念ながら作り込みが過ぎて不発になった感じ。竹内さんが毎回「依頼人を守ること」を第一に違法すれすれの様々な仕掛けを行ってきたので、その様子から最後まで看ずとも内容が解ってしまった。配役が良くて楽しみにしていたドラマだったので最終回は大掛かりなどんでん返しを期待したが、評判が今一つで最後は投げやりになってしまったのか？と思った。全話を通して竹内さんよりもパラリーガル役？の斉藤由貴さんがのびのびと明るく楽しそうに違法行為を行う役が似合っていた。オフィスのインテリアも噂の「匠大塚」の重厚な家具が「依頼人を守るためなら何でもする」お金持ちの顧客しか相手にしないバブリーな事務所の雰囲気を作り出していて、よかったと思います。

毎回突っ込みどころ満載でどうなの？とという部分も多かったけど、逆に気になって全話見てしまった…。
最後の2話では氷見さんの過去の事件が明らかになり、最終回では大どんでん返し！
でもあまりにも氷見さんが叩かれすぎていたので、これは怪しい…と気付いてしまったよ…。

情報操作をテーマに、現代の社会問題を扱うドラマとしては悪くないな、と感じたけれど、氷見さんのやり方が毎回それっていいの！？と思うものが多かったのでもやもやしながら見ることも。そもそも弁護士じゃなくても良かったんじゃない？
映像はきれいだったし、竹内結子もきれいだし、演技も悪くなかった分、脚本が残念。
あとオープニングと主題歌は好きでした！

氷見の絶体絶命の状況を作りあげたのが、元相棒の与田と事務所の真野に藤枝たちと仲間だったという構図が面白く、証言してとことん追い込むのも与田であったりと、斬新な感じを受けた演出ではあったものの、与田が証言台に向かう時にわざとらしい氷見の動揺した演技で物語の流れがはっきりとわかってしまい、面白さが減少してしまった感じを受けた。
また、長い年数を掛けて計画を練っていたのは良いとしても、最後の方に全てを詰めた急ぎ足の物語はもったいなかった。

スリル満点でした！前回放送からの主人公への疑惑、主人公が追い込まれる様子。仲間との亀裂。
とにかく俳優陣の演技力が素晴らしくとても面白かったです。
個人的にはバカリズムが監修しているらしい主要なメンバーのキャラクターがとても面白くて好きなのですが、水川あさみさんと斉藤由貴さんは本当に面白い！
加えて中川大志くんもちょっと抜けた感じが本当に上手です。話の本筋が今回はとてもスリリングだったので後半の話の急展開や最後に笑いをくれる感じ。とても楽しかったです。本当に満足できるドラマでした。

氷見と与田がわちゃわちゃしてる感じがとても好きでした。だから氷見の悪事を見つけて与田が氷見を敵対視し始めたときも、絶対裏で仲良くしてるでしょ！と二人の関係性が変わってしまうなんて考えられませんでした。
これまでの氷見と与田の仲良し感があまりにも強すぎたので、視聴者は誰も与田が氷見を窮地に立たせているとは思わなかったんじゃないかなと感じました。
でもストーリー的には敵対しているように見せたかったはずなので、もうちょっと上手い見せ方あったでしょと思ってしまいました。

調査会で氷見に不利な証言や証拠が次々あげられ、追い詰められていく様にハラハラしたので、終盤のどんでん返しはスッキリしました。何より、敵対したと思っていた氷見と与田が仲良く笑い合う姿がまた見られたのが嬉しかったです。ただ五十嵐たちが不正を行ったという証言だけでなく当時の回想シーンが少しでもあればもっと氷見の正義感が際立ったのになと勿体なく感じました。

元同僚で笑い合った仲だったのに、与田ちゃんの氷見さんをとことんぶっ潰す作戦がやりすぎ感あり。何も話してくれなかったから、逆恨みかな。それにしても殺人事件関与までとはちょっとやり過ぎる。氷見さんが襲われた時の通行人達も酷すぎる。誰も助けないとかありえない。みんなで写メとりかよ。ネット情報をみんなが鵜呑みにし過ぎている。唯一の藤枝くんの与田さんのせいだ！という発言に少し救われた。氷見さんにもまだ味方がいるってことか。大ピンチの氷見さん、頑張れ！

氷見の行動を見抜いたように振る舞う与田が、副所長の鈴木が新しい依頼の吾妻に対する氷見とのダークな関係に踏み込んだ質問をしても冷静な口調は変わらず、全てを否定する所に腹黒い政治家らしさを感じた。
氷見の評判を陥れて、吾妻のスキャンダルから視点を変えさせる方法は氷見の常套手段でそっくりで、暴漢に襲われた優秀な氷見が隙を見せるような警戒感の無い雰囲気に違和感を感じたので、もしかしたら吾妻たちへの逆襲に向けた作戦で、日本にいなかった藤枝以外は氷見と繋がっている気配がする。

弁護士事務所での会話がとてもテンポが良く、コミカルな感じもありみていて面白いです。最近よくある電子マネーのキャンペーンを題材にしていているところが旬な感じで見応えもありました。そして、どこの会社でも、人不足でキツキツのスケジュールで現場だけが大変な思いをしているんだなと感じました。なので最後に社長がもらった株が紙同然だったは、ザマーミロ！と思いました。その裏でひみさんが手を引いているのはちょっと気になりましたが。

女研究員の論文盗用や医学部受験の女性差別など、どこかで聞いたことある問題を取り入れてはいるけど、盗用については深く掘り下げないし、差別問題も理事長がやたら「女は、女は」と発言するだけという表面的な表現ばかりで、ドラマ全体が薄っぺらく感じてしまいました。女性共同研究者同士の嫉妬やドロドロがもっとあるかと思いきやそれも無かったし、毎回思うけど盛り上げ方が下手というか中途半端だなと思います。

もしかしたら狙ってやっているのか分かりませんが、全体的に出演者の演技の臭さが目立つドラマだと思います。テーマも危機管理とはかけ離れているものを、強引に危機管理にしている感じで、毎回微妙な展開だと思います。弁護士を題材にしている割には、かなり無茶なストーリーだなと。ただ個人的にこのドラマの魅力は竹内結子の小悪魔的な感じだと思っています。竹内結子の不敵な笑いや表情が凄く魅力的で、それだけで目が離せません。

シルバーヘアのおかっぱの老婆が最初に目についた。たしかに年配だけど顔つきがやっぱりどこか「可愛い」。あれ?見たことがある顔だな、、、と思ったらものすごく久しぶりの真野響子だった。地味目な顔立ちのキレイ派だけど、歳をとってもキュ－トだね。ストーリーは、どこか陳腐だった。終盤で真野演ずるクライアント「浮田」の急逝。氷見は最初から浮田に死期が迫っていたことを知っていたというから「なんだそれ」と思ってしまった。そりゃドラマだから意外性は必要だけどＱＵＥＥＮの場合はカラクリが「陳腐」なんだよなぁ～。

観てはいたけどながら見ではついていけないこのドラマ。じっくり見るとなかなか深い。同じ弁護士でもグッドワイフが王道ならこちらは邪道だろう。情報操作や印象を操作して回りまわって自分の思うようになれば、真実なんてどうでも良いのだ。分かってはいるけれど、ここに出てくる人達のように腹をくくれるだろうかと考えてしまう。表だけを見ている私たちに、それだけがすべてじゃないと思わせてくれるドラマだと思います。個人的にはちょっと毛色の違う画質の映像がカッコいいなと思ってます。

スキャンダル専門弁護なので一般人の私とは依頼内容が縁遠く現実味がないことと、メディア操作→依頼者の嘘や秘密が発覚→依頼者の本当の望みを叶えるという展開がワンパターンでいまいちハマれません。もっとスリリングに面白く作れそうな題材だと思うんだけどなあ。ストーリーも登場人物のキャラも色々と中途半端で惜しいドラマです。

ゲストである遠野なぎこの登場と依頼話にはちょっと期待させられたのだが話が進むにつれやっぱり起こるスキャンダルそのものにリアリティがなく興味がどんどんしぼんでいくのが残念ドコロだ。カラクリが解けるにつれあまりに回りくどくわざとらしいトリッキーさにベテランデビッド伊東の演技ですらわざとらしく見えてしまいつまらなかった。脇役の水川あさみもコメディ交じりの演技がサマになるのにはまだ時間がかかるんだろなと思わされた回だった。

今回も小気味いいどんでん返しだった～。
不倫離婚だけでもかなり精神的にキツイのに、よくこの提案に乗ったなとは思うけど…。
巻き戻し演出からのネタバラシがすごかった。
この夫婦は悪い人にカモにされてなかったら逆に普通に離婚してたかもしれんね。
夫婦って本当はもっと話し合って、こうやって助け合っていける関係なんだよなーって思えた。
でもテレビのコメンテーター的な仕事のひとや世間の人がなんでこんなに不倫離婚で盛り上がれるのかさっぱりわからんけどね！！

ゲストの遠野なぎこがめちゃくちゃよかったです。結構バラエティに出ていたりお騒がせタレントなイメージが強かったのですが、少しそのタレント的なイメージも残しつつの鬼嫁コメンテーターというキャラから始まり、実は夫のことをとても大切に想っていて救いたいが故の行動だったことが段々とわかっていく過程で、表情が変化していくところがとても自然で、よかったです。
脚本がよく、良いお話で終わるのもたまには良いなと思いました。

発達障害はずいぶん周知されてきた感があるけど、このドラマでの取り上げ方は当事者やその家族たちの目からみればどうなんだろなぁとちょっと心配になる。あまりに半端な提案の仕方だと誰のためにもならないからね。まあ、ネタとして登場させただけで提案ということまでは意図してないこともわかるけど。結局シンプルな描かれ方をしたドラマの方が心に問いかけてくるものが深かったり強かったりするんだなとこのドラマを見てしみじみ思った。夢を見たい人、日常から離れた世界を好む人が心地いいドラマなんだろうね。

スピン・ドクターという存在にあまり馴染みがないので、弁護士ドラマというより探偵ものを観ている感じがします。依頼人が毎回嘘をついていたり秘密を抱えていて、それが次々明らかになって二転三転するストーリーはスピーディーでそれなりに面白いしキャストも豪華だけど、何故か見終わったあとに「メディアって怖いな」という印象しか残らない不思議なドラマです。くせ者というふれ込みの氷見のキャラも中途半端で、脇役の真野のほうがよっぽどインパクトが強くて魅力的に見えてしまうところもイマイチです。

高級高層マンションの異様なママ友雰囲気が気持ち悪く、嫌がらせもママ友仲間のやっている事と思っていたら、教師が鬱になったトラブルから発生していたとは予想外で、議員の赤ちゃんを連れたものとキャンディーを食べる姿は実際にあった事を上手く混ぜていたとは思いますが、何を見せたいドラマなのかよくわからない。
ただ一点だけ評価できたのは、発達障害を悩む怜に藤枝が寄り添って諭す場面は素晴らしく感動的だったので、もっとまとまった構成にするべきだったと思う。

依頼してきた佐久間だけが決して被害者でもない元担任だったり子供の思いを巻き込んだトラブルがリアルに描かれていたと思います。子供の障害が描かれていたことはそれはそれでいいとも思いましたが、今の風潮を考えると他の子たちが寄って集って、という場面は見ていて辛かったです。でもいつも側に付いていた友達の存在も怜に取って大きな存在だと感じました。
最初の土方議員のシーンはまだ氷見と繋がってなかったのかな？「終わった」のセリフが満々に聞こえて氷見とのシーンがあったとこから後から「ここからか？」と思ったりしました。
全体的肩の凝るような内容の中で副所長の「氷見さんは？」だったり、与田に対する「行けよ！」のツッコみが笑える場面でした。

観てみたけれど、ビジュアルを追いかける以外引き込まれるポイントが少なすぎて長い４５分になってしまったかな。ストーリー展開にかなり無理がありすぎだと思うんです。無理して複雑なストーリーにしてどんでん返しポイントを作ろうとしている意図がミエミエ。厳しい視聴率争いだろうけどビジュアルが圧倒的にずば抜けてるところ以外あまり評価できない。これからのゲストの魅力にかけるとするならそれもまた痛い話だと思うんですけど。

事務所の竹内結子・水川あさみ・中川大志・斉藤由貴・バカリズムのバランスがすごく良い！やりとりを見ていると毎回笑っちゃいます。情報を得るためには手段を選ばずなところ、今回は中川大志をはめて相手に送り込んだりとか斉藤由貴の謎なキャラが面白いです。水川さんと中川大志さんの演技を見ているとタイミングとかバッチリでこんなに演技上手かったっけ？とびっくりしました。何気に音楽とか衣装、セットもすごくオシャレで凝っているなと思います。

フィギュアスケート選手でメダリスト同士の恋愛バトルからの殺害事件と思っていたら、影のダークな世界観を見せる内容だったが、違和感だらけで何を見せたいのかよくわからなくなった。
氷見と与田に騙される藤枝がフェルナンドから枕営業で情報を得たのを、トコトン引っ張った事務所内の会話は面白いのかよくわからず、氷見のホテルでの密会のような場面は仕事のできる女は余裕があるというイメージをアメリカのドラマ風に仕立てたみたいだったが物語に必要だったとは思えず、このようなドラマは今回だけで十分だ。

フィギュアスケートの選手の相馬とリナの同じメダリストでありながら金と銀の差、個性の差で受ける印象の違いから、それを見ている人々が支持する人をすぐに変えてしまう流れを描いているが面白く、スケーターの相馬に、氷見と与田に騙された弁護士の藤枝、事務員の真野たちが、立場の違うそれぞれが得られる利益のために関係を持ってしまうのを絶妙な描き方で表現されていた。
藤枝の仕草が以前からオネ系統の感じを受けていたが、今回の氷見たちの策略で情報提供の代わりとされたフェルナンドとの関係を持った事ではっきりとしたので面白かった。

新しいジャンルの法律ドラマだと思って楽しみにしていましたが個人的にはハズレでした。つまらなくはないんだけど、1話見逃しても全然残念じゃない感じ。事件の真相よりもクライアントをいかにして守るかという点に重きを置いているので仕方無いですが、殺人事件の真相が真野の台詞だけで片付けられて回想シーンすらないというのはさすがに作りが雑過ぎる気がしました。

まさにスキャンダル専門ですね。アイドルグループのスキャンダルの次は、セクハラとパワハラ。認識の違いといって逃げる会社も多いけど、これはもみ消しというより握りつぶすという感じで、相手も負けてはいない。女同士、パワーとしたたかさの対決ですね。男としてはこういうのにあまり巻き込まれたくはありません。更にそれを仲裁するのも困った女たちで、使われる側の藤枝(中川大志)に同情したくなります。
竹内結子さん、水川あさみさん、斉藤由貴さんと贅沢なキャスト陣で掛け合いは面白いのですが、話題は新しいのに脚本が薄っぺらい感じがします。

脚本が面白いと思います。普段ワイドショーなどで騒がれている問題とか、こうやって情報が動いてニュースになってるんだなーって思います。
セクハラパワハラなどのハラスメント問題も昨今よく問題になりますけど、そのニュースが二転三転して色んな問題が出てきたりするの、裏でこんな動きがあるの？と、どこまで本当かはわかりませんが楽しめます。
竹内結子が好きで見始めたけど、こんなドラマとは思ってなくて、こういう社会派ドラマ？を期待してたんじゃないんだけどな…と思いつつももう少し見ようかと思ってます。

このドラマは、竹内結子さんが主演じゃなかったらきっと見続けることはないだろうなと思います。なんだかストーリーもグダグダしていて、爽快感が感じられずモヤモヤが残ったまま話が終わる感じが残念です。困っている人を売り物にする記者や、保身のために社員を売る会社をテーマにする現実社会のリアルな闇を描くなら、最後にギャフンと言わせるようなそんなスッキリした終わり方にしてほしかったなと思います。ちょっとストーリー内容にセンスを感じませんでした。

有名大学を卒業したエリートらしく見せている新人の藤枝がベテラン女性弁護士の氷見と与田のコンビの手荒い扱いから発生した日頃の鬱憤が酒によってどっと流れ出てしまい、大きな声で「ババァども」と部屋へ飛び込んでくる場面は、セクハラ案件を扱っている弁護士事務所内にも、ハラスメントとまでとは言え無いもののグレーな部分があるという上手い演出だった。
事務所の副所長の鈴木を氷見が連れて依頼人の所に行ったとしても全く鈴木の活躍がないので、鈴木を出した意味がよくわからず、与田や真野、藤枝を連れて行った方が面白くできた気がした。

女性2人組の弁護士が組んで…となると、大抵いざこざがあったりしますが、このドラマは、先輩後輩が仲良くて、サバサバしていて、おしゃれな雰囲気が出ていて楽しい。弁護士チームそれぞれ個性があって役割分担もあり面白い。全体的にコメディ風なので、最初はバカリズム脚本かな？と思ったが違った。何より、年齢を重ねても全く衰えない竹内結子の綺麗さを再認識できるドラマ。でもバカリズムがいかにも狙っている演技をしていてあまり好きじゃない。

２話は氷見の訳ありな過去を匂わせるシーンが増え、1話よりも断然面白かったです。謎めいた雰囲気の真野の意外な秘密にもびっくりしました。まだまだ新たな発見がありそうなキャラですね。弁護士が主役のわりに法律用語も法廷シーンも出てこないので、ちょっと物足りないけどストーリー展開もテンポが良いし、難しいことを考えずに見られるドラマだと思います。

探偵と弁護士で演じる役は違いますが、完全に「ミスシャーロット」の延長線上にある作品だと思いました。
主演の竹内結子さんの雰囲気もそのままで、世界観も似たような感じがあります。
それでも凛とした感じの竹内さんは格好よく、時折見せるいたずらっぽい笑顔が可愛いです。
今回はアイドルの問題をテーマにしていて、最近のNGT48の問題と重なりました。
個人的には欅坂46や乃木坂46が好きで、よく見ますが、画面の中では笑っていても、本当は大変なことがいっぱいあるんだなと、改めて感じました。

スキャンダル専門の弁護士ということで、実際の世界でも尽きないアイドルグループのスキャンダルというネタでしたが、シナリオは80年代トレンディードラマ的な会話や雰囲気があって、ちょっと古い感じがしました。竹内結子さん、水川あさみさん、斉藤由貴さんという三人は息もあっているし、大人の女たちでとてもいい感じなのに、ちょっとシナリオのチープさがもったいない気がします。ただキャスト陣の巧みな演技と、魅力で引っ張れるかなという気もします。

竹内結子が大好きなので、たくさん綺麗な顔を拝めて嬉しいです！水川あさみ、斉藤由貴と綺麗どころばかりで眼福。加えてこれまた大好きなバカリズムさん、らしさが前面に出てて良かったです！ポテチを専用箸で食べてるあたり、ぜったい自分で設定した役作りでしょ、とニヤニヤしながら見ました。
ストーリーは、そんなに目新しいものでもないような気がしましたが、危機管理という切り口からの弁護士の仕事にフォーカスが当てられてることで、弁護士の仕事って裁判だけじゃないんだなーと新鮮でした。
トランスジェンダーのことは、今後こんな風にちゃんと受け入れられていく世の中になればいいなぁと考えながら見ていました。桃子ちゃん役、上手でしたね！
映画みたいな少し薄暗い画面も、クールなオープニングも好みです。

なんだか残念だった。法廷シーンのない新しい弁護士ドラマだと聞いていたから、どうなのかなと期待して見たけど、思っていたのとは全然違っていた。ただセリフ回しはコミカルで面白くテンポも良かった。衣装も話題になっていたけど、わたしには魅力的には映らなかった。弁護士なのに派手すぎるでしょ。ストーリーもなかなか入り込めず、全体的にがっかり。テーマは現代の問題を使っていたけど、軽すぎたかなと思う。

女性から好かれそうなドラマだし、実際それを狙っていると思う。
主人公の氷見江と相棒の与田智恵の掛け合いとか見ていてもリアルな女子感が出ていて、なんか友達と喋ってるまんまの感覚で見てられる。あとオシャレ！ファッションも気合いが入っているし、映像も映画みたいに綺麗、雰囲気も海外ドラマのような感じなんですよ。
台詞の間、キャラクターの個性、ドラマに出てくるアイテムもみんなスタイリッシュでいちいちチェックしたくなっちゃう。

事前の予告などを見て海外ドラマの「SCANDAL」みたいな内容だと思っていたので、予想外に軽めの雰囲気でちょっと拍子抜けしてしまいました。主要キャストが少ないのだからもっと個性の強いキャラにすれば良いのに、みんな中途半端でインパクトがないところも残念です。藤枝の怪我の件とか笑わせたいんだろうけど定番過ぎて笑えないし、全体的にドタバタしていて氷見の凄さがあまり印象に残らなかったところも勿体ないと思いました。