『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』での宮沢氷魚 (森大輝役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
宮沢氷魚 (森大輝役) は 「2024年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
ずっと一緒に演奏したいけど、才能ある人だから世界で活躍もして欲しい、相反する気持ちに混乱してどうすれば良いか分からなくなっている姿が、大輝の素直さや夏目を心から慕う気持ちを感じさせて良かったです。夏目をドイツに送り出すと腹を括ったからか、最後のコンサートシーンはいつも以上に表情が引き締まった堂々とした姿で頼もしく、「夏目さんがいなくても大丈夫、見てて下さいね」という覚悟が感じられたのも良かったと思います。
響の話を穏やかな表情で時折笑みを浮かべたり、辛そうな表情になったり、心を寄せつつただ静かに聞いてあげる姿が大輝の優しさと大きさを感じさせて良かったです。「自分のせいでパパは音楽を辞めた」と自分を責める響の背中をそっと撫でてあげる姿も、帰り際に「今度は野球見に行こう」って次の約束をしてくれるところも、響を元気にしてあげたいっていう大輝の思いやりが感じられて良かった。頑固で他人を寄せ付けない響が信頼を寄せ、素直に心情を口にしたり弱みを見せられる人っていう説得力があるところも良かったです。
わざわざ会場の外まで追いかけてきて響にコンサートに来てくれたお礼を伝えたり、夏目の過去を聞いた後も、泣いていないか心配して様子を見に来たり、何かというと響のことを気に掛けて傍にいてあげる姿が大輝の優しくて面倒見の良い人柄を感じさせて良いですね。恋愛っていうより手のかかる妹を心配してるって感じがするのもこのドラマの空気感にマッチしていて良いと思います。
18歳から1度も帰省していないという夏目の事情を聞いて「はあ?!何十年家出してるんですか!」と叱る姿が良識的でしっかりした大輝らしくて良かったです。家族皆仲良してでずっと同居している大輝にとってかなり信じがたい状況なんだろうなあ。仕事中やコンサート後など、事あるごとに響の姿を目で追ったり何処かにいないつい探してしまう姿も微笑ましいです。
富子が探していた曲を一緒に聴いたり、鼻歌とのあまりの違いに顔を見合わせて笑い合ったり、響とのほのぼのしたやりとりが微笑ましくて良いですね。恋愛感情ではなく、面倒見の良いお兄ちゃんって感じがするところも二人の雰囲気に合っていて良い。最後の演奏後に見せた、観客の笑顔を見た嬉しさとホール閉館への寂しさが入り混じったような笑顔も、大輝の思いが滲み出ていて良かったです。
家出した響を自分の練習場に居候させてご飯まで用意してあげたり、「楽しいことは沢山あるよ」「俺で良かったら付き合うよ」と響が前を向いていけるよう背中を押したり、ただの同僚とは思えない優しさだけど、そこにお節介さや押しつけがましさ、一切の下心を感じさせないところが良かった。裏表のない信頼出来る人っていう雰囲気が自然と滲み出ていて、響が警戒もせずついていくのも分かる。鏑木たちとのセッションも、見ているこちらまで心が躍るような生き生きとした笑顔を浮かべていて素敵だったし、英語歌唱もさすが様になっていて格好良かったと思います。
お客さんの歌に合わせてペットを吹くシーンは生き生きと楽しそうでとても良かった。ただ喜怒哀楽どの感情の時も表情の変化に乏しかったり台詞のトーンが変わらないところはもう少し工夫が欲しいかも。穏やかで争いを好まないキャラなんだろうけど、羽野の言葉に憤って不貞腐れてヤケ酒までしてるんだから、もう少し怒りの感情を表に出して欲しいし、そうじゃないと見せ場である最後の仲直りのセッションでのアイコンタクトが活きてこない気がします。
他のオケメンバーより出番もワンショットのカットも多いはずなんだけど、不思議と印象に残らない。音楽を愛する良い人っていうのは伝わるけど、それだけ。パッと目を引くルックスでもないし、声も特徴がなく耳に残らないし、脚本の影響もあるだろうけど、同じくらいの出演シーンの玉山さんはしっかり存在感を示しているように感じられるので、もう少しどうにかならないものかなと勿体なく感じてしまいます。
お子さんが、ということで祝福も込めてコメントしたいんだけど、どこからどう見ても芝居は下手。HPにある大輝の設定は「音程はすこぶる怪しく、感情がそのまま音に出てしまう」とあります。つまりマストとして感情を分かりやすく表に出した方が演技としては正解だし、そのせいで「演奏を台無しに」ともあるので、没入感とか感情の先走り感が必要です。そこを意識的に出そうとしているのは十分感じられますが、どこか本来の性格が出るのか、妙に落ち着き過ぎていて不十分です。夏目の楽し気な風にもっと素直に煽られ、オケのムードメーカーになっていかないと、この役の合格点とは言えません。
夏目のアドバイスのお陰でスタッカートが格段に上手くなった時の嬉しそうな笑顔や、即興演奏をした時の気持ちの良さそうな表情が「音楽が大好き」って気持ちが滲み出ていて印象に残りました。人好きする笑顔や感じの良い話し方も、森の人柄の良さや素直さを感じさせて良かったと思います。「運命」で思いっきり音を外してしまった時の「やっちまった」って焦った顔や心の声も面白かったです。
ずっと一緒に演奏したいけど、才能ある人だから世界で活躍もして欲しい、相反する気持ちに混乱してどうすれば良いか分からなくなっている姿が、大輝の素直さや夏目を心から慕う気持ちを感じさせて良かったです。夏目をドイツに送り出すと腹を括ったからか、最後のコンサートシーンはいつも以上に表情が引き締まった堂々とした姿で頼もしく、「夏目さんがいなくても大丈夫、見てて下さいね」という覚悟が感じられたのも良かったと思います。
響の話を穏やかな表情で時折笑みを浮かべたり、辛そうな表情になったり、心を寄せつつただ静かに聞いてあげる姿が大輝の優しさと大きさを感じさせて良かったです。「自分のせいでパパは音楽を辞めた」と自分を責める響の背中をそっと撫でてあげる姿も、帰り際に「今度は野球見に行こう」って次の約束をしてくれるところも、響を元気にしてあげたいっていう大輝の思いやりが感じられて良かった。頑固で他人を寄せ付けない響が信頼を寄せ、素直に心情を口にしたり弱みを見せられる人っていう説得力があるところも良かったです。
わざわざ会場の外まで追いかけてきて響にコンサートに来てくれたお礼を伝えたり、夏目の過去を聞いた後も、泣いていないか心配して様子を見に来たり、何かというと響のことを気に掛けて傍にいてあげる姿が大輝の優しくて面倒見の良い人柄を感じさせて良いですね。恋愛っていうより手のかかる妹を心配してるって感じがするのもこのドラマの空気感にマッチしていて良いと思います。
18歳から1度も帰省していないという夏目の事情を聞いて「はあ?!何十年家出してるんですか!」と叱る姿が良識的でしっかりした大輝らしくて良かったです。家族皆仲良してでずっと同居している大輝にとってかなり信じがたい状況なんだろうなあ。仕事中やコンサート後など、事あるごとに響の姿を目で追ったり何処かにいないつい探してしまう姿も微笑ましいです。
富子が探していた曲を一緒に聴いたり、鼻歌とのあまりの違いに顔を見合わせて笑い合ったり、響とのほのぼのしたやりとりが微笑ましくて良いですね。恋愛感情ではなく、面倒見の良いお兄ちゃんって感じがするところも二人の雰囲気に合っていて良い。最後の演奏後に見せた、観客の笑顔を見た嬉しさとホール閉館への寂しさが入り混じったような笑顔も、大輝の思いが滲み出ていて良かったです。
家出した響を自分の練習場に居候させてご飯まで用意してあげたり、「楽しいことは沢山あるよ」「俺で良かったら付き合うよ」と響が前を向いていけるよう背中を押したり、ただの同僚とは思えない優しさだけど、そこにお節介さや押しつけがましさ、一切の下心を感じさせないところが良かった。裏表のない信頼出来る人っていう雰囲気が自然と滲み出ていて、響が警戒もせずついていくのも分かる。鏑木たちとのセッションも、見ているこちらまで心が躍るような生き生きとした笑顔を浮かべていて素敵だったし、英語歌唱もさすが様になっていて格好良かったと思います。
お客さんの歌に合わせてペットを吹くシーンは生き生きと楽しそうでとても良かった。ただ喜怒哀楽どの感情の時も表情の変化に乏しかったり台詞のトーンが変わらないところはもう少し工夫が欲しいかも。穏やかで争いを好まないキャラなんだろうけど、羽野の言葉に憤って不貞腐れてヤケ酒までしてるんだから、もう少し怒りの感情を表に出して欲しいし、そうじゃないと見せ場である最後の仲直りのセッションでのアイコンタクトが活きてこない気がします。
他のオケメンバーより出番もワンショットのカットも多いはずなんだけど、不思議と印象に残らない。音楽を愛する良い人っていうのは伝わるけど、それだけ。パッと目を引くルックスでもないし、声も特徴がなく耳に残らないし、脚本の影響もあるだろうけど、同じくらいの出演シーンの玉山さんはしっかり存在感を示しているように感じられるので、もう少しどうにかならないものかなと勿体なく感じてしまいます。
お子さんが、ということで祝福も込めてコメントしたいんだけど、どこからどう見ても芝居は下手。HPにある大輝の設定は「音程はすこぶる怪しく、感情がそのまま音に出てしまう」とあります。つまりマストとして感情を分かりやすく表に出した方が演技としては正解だし、そのせいで「演奏を台無しに」ともあるので、没入感とか感情の先走り感が必要です。そこを意識的に出そうとしているのは十分感じられますが、どこか本来の性格が出るのか、妙に落ち着き過ぎていて不十分です。夏目の楽し気な風にもっと素直に煽られ、オケのムードメーカーになっていかないと、この役の合格点とは言えません。
夏目のアドバイスのお陰でスタッカートが格段に上手くなった時の嬉しそうな笑顔や、即興演奏をした時の気持ちの良さそうな表情が「音楽が大好き」って気持ちが滲み出ていて印象に残りました。人好きする笑顔や感じの良い話し方も、森の人柄の良さや素直さを感じさせて良かったと思います。「運命」で思いっきり音を外してしまった時の「やっちまった」って焦った顔や心の声も面白かったです。