『シャーロック』での佐々木蔵之介 (江藤礼二役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
佐々木蔵之介 (江藤礼二役) は 「2019年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
佐々木さんがいなかったらこのドラマ相当やばかったろうなというくらいの功労者。主演2人の稚拙な芝居を抜群の演技力で見事にカバーしていたと思います。コミカルさとシリアスさのバランスが絶妙で、緩くていい加減な雰囲気からスッと冷酷な本性を覗かせる表情の切り替えに何度もゾクっとさせられました。振り返ってみるとヘラヘラといつも調子が良いけど本心はあまり見せていなかったし、目が笑っていないこともあったし、江藤の何を考えているのか分からない怖さを箇所箇所で丁寧に表現していて、そのおかげで最終回の江藤の変貌に唐突さや無理やり感がなかったのかなと思います。
「君が代」を歌ってるシーン。わざとなのかどうなのか、微妙にずれてる音程がなんとも気持ち悪かったけど、まったくつかみどころのない江藤警部らしい雰囲気でてましたね。シシオが行方不明になったのに悲しんでるふうでもないし、何か彼独自につかんでるのかしら?
難しい役柄なのに、さすが!!この人が居たから、このドラマが成り立ったように思う^ - ^
自分の昇進に疑問を感じているグレとは対照的に、呑気に喜んでいる姿が江藤の無責任さや「出世出来れば何でも良い」というプライドの無さを感じさせました。また10話ラストに屋上で国歌を歌う姿も印象的で、口元は少し笑っているようなのに目線が虚ろというか定まっておらず、何を考えているのか分からない不気味さと怖さがあって「江藤が黒幕なの?!何をたくらんでるの?」と最終回に向けて視聴者の好奇心を掻き立ててくれたと思います。
待ってましたと言わんばかりに「はい、警察で~す」とドヤ顔で警察手帳を掲げる姿が江藤らしくて良かったです。グレに捜査の指示を出されてちょっと文句言いつつも素直に従うシーンは江藤の細かいことを気にしないお気楽な性格が感じられました。グレの誕生日祝いなのに自分の昇進前祝いも兼ねちゃうちゃっかりぶりも面白かったです。何をやっても「江藤らしいなあ」とクスっと笑えるくらい、限られた出番の中でも彼のキャラクターをしっかり表現しているところが素晴らしいです。
登場シーンはそれほど多くないけれど、やっぱりものすごく存在感のある人。ノラクラとさぼってる風を装って誉に頼り切ってるフリをしてるけど、頭の中ではものすごく色々計算してそう。何を考えてるのかつかみどころがないところも、この人のことをもっと知りたいと惹かれる魅力の一つですね。
江藤の少し抜けた感じのところをうまく表現していると思います。一見出世とかしか興味がないようなのですが、実は正義感がけっこうあるというところをうまく演じているなと思います。いかにも、真面目な人以外もうまく演じるなと思いました。
グレに「結構残酷ですよね」と言われていましたが、確かに事件解決と自分の手柄のために誉を利用している部分もあると思いますが、それだけではなく誉に任せれば大丈夫という全幅の信頼や、彼の知りたいという欲求を尊重している面もあるように感じられるところがさすがだなと思いました。イヤホンで安蘭と誉のやりとりを聞いている時のいつになく真剣で緊張感漂う表情や、誉が安蘭に毒入りチョコを薦められた時の「挑発に乗るなよ」というようなソワソワした姿などに、単なる利用価値のある男というだけではない「情」が感じられました。
事件に全然興味を示さない誉の気を引こうとするオーバーな口調や煽りが必死感出ていて面白かったです。寅二郎とすれ違った時のきょとんとした表情も、犯罪者特有の雰囲気を察知出来ない江藤の刑事の勘の鈍さを感じさせました。終盤、施設に駆け付けた時の「さあここから俺の出番ですよ~」みたいなドヤ顔も美味しいとこだけ持ってく江藤らしさがあって良かったです。
他人の功績を自分の出世に存分に生かす狡猾さもありながら憎めない愛嬌のあるキャラクターという演じ分けが役者だなという感じです。普段不真面目であまり熱心に仕事に打ち込んでないけど結果は欲しいといった欲望に素直な面も存分に個性豊かに表現していて嫌味がありません。それでいて、自分の中の正義に抵触する事例に関しては怒りをあらわにし、真剣な面持ちに変化する絶妙な倫理観のバランスが好感触です。
彼は、ドラマでは主役をはれるほどの役者さんですが、今回はあまり個性が感じられません。役そのものが一定の出来上がったイメージのようなものがあるためでしょうか。他の役者さんがやっていても同じ感じになるのでは。彼ほどの役者さんを使うのならもう少し彼の個性が活きるような演出が必要だと思います。
グレにきつい突っ込み入れられても全然気にせずヘラヘラしてて、実際にいたら相当ヤバイし腹が立つけど、何故か憎めないし段々チャーミングに見えてくるのが不思議です。誉に推理を聞かせる時のドヤ顔とか、グレが買ってきた島根土産を手にしている時の満足げな顔とか、イラストに出来ちゃいそうなくらい分かりやすくて豊かな表情が印象的で、台詞まわし以上に江藤の飄々とした3枚目キャラが伝わってくるところが凄いです。
優秀だから警部までなってるはずなのに、どれだけ獅子雄の推理に頼ってるの……でも、愛嬌があるから「しょうがないなあ」って許せちゃう。獅子雄とは仕事上のパートナーってだけじゃなくて仲もよさそうで、あれだけマイペースな男と長年のつきあいができるって実はかなり懐の深い人なんじゃないかな。
佐々木蔵之介さん、最高ですね! 個人的には、背丈や言い回し方、少し風変わりな印象を持っているので、是非シャーロック役をして欲しかったですが、刑事役もどハマりしていてとても気に入っています。まず、佐々木蔵之介さんのクスッと笑わせるような三枚目役がドラマに抑揚をつけているように感じ、中弛みのしない面白いドラマに仕上がっていると思います。また、本当に「江藤」というアイデンティティを持つ人物がいるのではないかと言うほど演技に引き込まれます。
誉から「町田は犯人じゃない」と聞いて「え~?!」と駄々をこねたり、襲われた町田が無事だった時も「不幸にも…」と口走ったり、取り調べでコケにされたことをずっと根に持っているところが子供みたいで面白かったし、それを分かりやすく態度に全部出してしまうところが江藤らしくて良かったです。不謹慎な発言もさらっと冗談めかして軽めに言うから聞いていて嫌な気持ちにならないし、蔵之介さんの演技センスの良さを感じます。
ひょうひょうとしていていい感じ。これぞ佐々木蔵之介というイメージの役だなと思います。トレンチコートがよく似合ってる。毎回お手柄あげてるけど獅子雄さんにお金回してるのか気になるのですが、そこらへんはどうなんですかね?
殺人事件の捜査なのに相変わらず緊張感ゼロで、自分は車の中で寛いでいて何でも人にやらせるし、誉に頼りっぱなしだし、刑事としてあり得ないんだけど佐々木さんが演じると「こういう人、何だかいそうだな」というリアリティを感じるのが不思議です。誉や若宮にディスられても「言うね~」とヘラヘラ笑って受け流すシーンやダラダラ仕事をサボっているシーンなどとても楽しそうに演じているのが伝わってくるのも良かったです。佐々木さんの緩急自在な演技と軽妙な台詞まわしが主演コンビの棒読みを補っていて、3人の掛け合いのテンポを良くしていると思います。
「今回の事件はつまんねえよ~」と誉の様子を窺いながらわざとらしく煽って好奇心を掻き立てる姿が、誉の性格を熟知している江藤らしくて、あまり詳しく描かれていない2人のこれまでの付き合いの長さを感じることが出来ました。基本、飄々としていてふざけた態度だけど、市川の取り調べ中に「調子に乗るのもいい加減にしろよ」と低く静かな声で呟くシーンでは珍しく本気の怒りを感じ、手柄を横取りしてるだけではない、江藤なりの刑事としての正義感が伝わってきたのも良かったです。
誉に頼りきってる割に偉そうで横暴な、一見すると嫌なキャラに見えるけど、蔵之介さんが演じると愛嬌もあって好きなキャラです。トーン低めの誉と若宮の間にいて、にぎやかで場面を明るくしてくれる重要な役。蔵之介さんの豪快で大きな声がまた魅力になってる。
佐々木蔵之介は好きだが、今回はちょっと役作りが安易すぎではないか。 お前は銭形警部か!という造型。 でも主役二人に華を持たせるということでいいのか。とりあえず山田真歩とのコンビが今後も面白ければ良し。
登場シーンはそれほど多くないけれど、出てこられるとやっぱりピリっとするというか、抜群の存在感ですね。かなりユルい感じの刑事ですけど、どういう性格の人物なんだろうと興味をそそられます。相棒の女性刑事とのきわどいような絡み(?)は毎回のお約束なんでしょうか?
1話よりさらにダメっぷりが際立っていて面白かったです。誉の推理に「俺もそう思ってた!」と同意する時のドヤ顔がめっちゃ嘘臭いし、すぐに誉に頼って電話するくせに指図されるとムッとするし、中年の良い大人とは思えない子供っぽさが漫画のキャラクターみたいですが、佐々木さんの真剣さと遊びのバランスが絶妙な演技のおかげで「こういう人いそう」というリアリティが感じられ、単なるおふざけキャラになっていないところも良いと思います。
探偵ドラマでよく見る、手柄を横取りしてしまうちょっと無能な刑事をほどよく緩くて軽い演技でコミカルに表現していて良かったです。捜査中なのに居眠りしていたり、殺人事件の捜査のわりには表情にも態度にも緊張感がなくて「しっかりしてくれよ」って呆れるシーンもありましたが、何故か憎めないチャーミングさがあって、クールで俺様な誉と良い対比にはっていたと思います。
格好いい刑事役を想像していたのに、何だか汚い見た目だしワイルド。 しかもこんな感じなのに指導力はあってズルいです。 ズルいと言えば、獅子雄が推理して見つけた犯人を捕まえて自分の手柄にしてしまう。 何て卑怯な・・・と思うのですが、佐々木蔵之介さんが演じると嫌味が無い。 さすがカメレオン俳優!です。
佐々木さんがいなかったらこのドラマ相当やばかったろうなというくらいの功労者。主演2人の稚拙な芝居を抜群の演技力で見事にカバーしていたと思います。コミカルさとシリアスさのバランスが絶妙で、緩くていい加減な雰囲気からスッと冷酷な本性を覗かせる表情の切り替えに何度もゾクっとさせられました。振り返ってみるとヘラヘラといつも調子が良いけど本心はあまり見せていなかったし、目が笑っていないこともあったし、江藤の何を考えているのか分からない怖さを箇所箇所で丁寧に表現していて、そのおかげで最終回の江藤の変貌に唐突さや無理やり感がなかったのかなと思います。
「君が代」を歌ってるシーン。わざとなのかどうなのか、微妙にずれてる音程がなんとも気持ち悪かったけど、まったくつかみどころのない江藤警部らしい雰囲気でてましたね。シシオが行方不明になったのに悲しんでるふうでもないし、何か彼独自につかんでるのかしら?
難しい役柄なのに、さすが!!この人が居たから、このドラマが成り立ったように思う^ - ^
自分の昇進に疑問を感じているグレとは対照的に、呑気に喜んでいる姿が江藤の無責任さや「出世出来れば何でも良い」というプライドの無さを感じさせました。また10話ラストに屋上で国歌を歌う姿も印象的で、口元は少し笑っているようなのに目線が虚ろというか定まっておらず、何を考えているのか分からない不気味さと怖さがあって「江藤が黒幕なの?!何をたくらんでるの?」と最終回に向けて視聴者の好奇心を掻き立ててくれたと思います。
待ってましたと言わんばかりに「はい、警察で~す」とドヤ顔で警察手帳を掲げる姿が江藤らしくて良かったです。グレに捜査の指示を出されてちょっと文句言いつつも素直に従うシーンは江藤の細かいことを気にしないお気楽な性格が感じられました。グレの誕生日祝いなのに自分の昇進前祝いも兼ねちゃうちゃっかりぶりも面白かったです。何をやっても「江藤らしいなあ」とクスっと笑えるくらい、限られた出番の中でも彼のキャラクターをしっかり表現しているところが素晴らしいです。
登場シーンはそれほど多くないけれど、やっぱりものすごく存在感のある人。ノラクラとさぼってる風を装って誉に頼り切ってるフリをしてるけど、頭の中ではものすごく色々計算してそう。何を考えてるのかつかみどころがないところも、この人のことをもっと知りたいと惹かれる魅力の一つですね。
江藤の少し抜けた感じのところをうまく表現していると思います。一見出世とかしか興味がないようなのですが、実は正義感がけっこうあるというところをうまく演じているなと思います。いかにも、真面目な人以外もうまく演じるなと思いました。
グレに「結構残酷ですよね」と言われていましたが、確かに事件解決と自分の手柄のために誉を利用している部分もあると思いますが、それだけではなく誉に任せれば大丈夫という全幅の信頼や、彼の知りたいという欲求を尊重している面もあるように感じられるところがさすがだなと思いました。イヤホンで安蘭と誉のやりとりを聞いている時のいつになく真剣で緊張感漂う表情や、誉が安蘭に毒入りチョコを薦められた時の「挑発に乗るなよ」というようなソワソワした姿などに、単なる利用価値のある男というだけではない「情」が感じられました。
事件に全然興味を示さない誉の気を引こうとするオーバーな口調や煽りが必死感出ていて面白かったです。寅二郎とすれ違った時のきょとんとした表情も、犯罪者特有の雰囲気を察知出来ない江藤の刑事の勘の鈍さを感じさせました。終盤、施設に駆け付けた時の「さあここから俺の出番ですよ~」みたいなドヤ顔も美味しいとこだけ持ってく江藤らしさがあって良かったです。
他人の功績を自分の出世に存分に生かす狡猾さもありながら憎めない愛嬌のあるキャラクターという演じ分けが役者だなという感じです。普段不真面目であまり熱心に仕事に打ち込んでないけど結果は欲しいといった欲望に素直な面も存分に個性豊かに表現していて嫌味がありません。それでいて、自分の中の正義に抵触する事例に関しては怒りをあらわにし、真剣な面持ちに変化する絶妙な倫理観のバランスが好感触です。
彼は、ドラマでは主役をはれるほどの役者さんですが、今回はあまり個性が感じられません。役そのものが一定の出来上がったイメージのようなものがあるためでしょうか。他の役者さんがやっていても同じ感じになるのでは。彼ほどの役者さんを使うのならもう少し彼の個性が活きるような演出が必要だと思います。
グレにきつい突っ込み入れられても全然気にせずヘラヘラしてて、実際にいたら相当ヤバイし腹が立つけど、何故か憎めないし段々チャーミングに見えてくるのが不思議です。誉に推理を聞かせる時のドヤ顔とか、グレが買ってきた島根土産を手にしている時の満足げな顔とか、イラストに出来ちゃいそうなくらい分かりやすくて豊かな表情が印象的で、台詞まわし以上に江藤の飄々とした3枚目キャラが伝わってくるところが凄いです。
優秀だから警部までなってるはずなのに、どれだけ獅子雄の推理に頼ってるの……でも、愛嬌があるから「しょうがないなあ」って許せちゃう。獅子雄とは仕事上のパートナーってだけじゃなくて仲もよさそうで、あれだけマイペースな男と長年のつきあいができるって実はかなり懐の深い人なんじゃないかな。
佐々木蔵之介さん、最高ですね!
個人的には、背丈や言い回し方、少し風変わりな印象を持っているので、是非シャーロック役をして欲しかったですが、刑事役もどハマりしていてとても気に入っています。まず、佐々木蔵之介さんのクスッと笑わせるような三枚目役がドラマに抑揚をつけているように感じ、中弛みのしない面白いドラマに仕上がっていると思います。また、本当に「江藤」というアイデンティティを持つ人物がいるのではないかと言うほど演技に引き込まれます。
誉から「町田は犯人じゃない」と聞いて「え~?!」と駄々をこねたり、襲われた町田が無事だった時も「不幸にも…」と口走ったり、取り調べでコケにされたことをずっと根に持っているところが子供みたいで面白かったし、それを分かりやすく態度に全部出してしまうところが江藤らしくて良かったです。不謹慎な発言もさらっと冗談めかして軽めに言うから聞いていて嫌な気持ちにならないし、蔵之介さんの演技センスの良さを感じます。
ひょうひょうとしていていい感じ。これぞ佐々木蔵之介というイメージの役だなと思います。トレンチコートがよく似合ってる。毎回お手柄あげてるけど獅子雄さんにお金回してるのか気になるのですが、そこらへんはどうなんですかね?
殺人事件の捜査なのに相変わらず緊張感ゼロで、自分は車の中で寛いでいて何でも人にやらせるし、誉に頼りっぱなしだし、刑事としてあり得ないんだけど佐々木さんが演じると「こういう人、何だかいそうだな」というリアリティを感じるのが不思議です。誉や若宮にディスられても「言うね~」とヘラヘラ笑って受け流すシーンやダラダラ仕事をサボっているシーンなどとても楽しそうに演じているのが伝わってくるのも良かったです。佐々木さんの緩急自在な演技と軽妙な台詞まわしが主演コンビの棒読みを補っていて、3人の掛け合いのテンポを良くしていると思います。
「今回の事件はつまんねえよ~」と誉の様子を窺いながらわざとらしく煽って好奇心を掻き立てる姿が、誉の性格を熟知している江藤らしくて、あまり詳しく描かれていない2人のこれまでの付き合いの長さを感じることが出来ました。基本、飄々としていてふざけた態度だけど、市川の取り調べ中に「調子に乗るのもいい加減にしろよ」と低く静かな声で呟くシーンでは珍しく本気の怒りを感じ、手柄を横取りしてるだけではない、江藤なりの刑事としての正義感が伝わってきたのも良かったです。
誉に頼りきってる割に偉そうで横暴な、一見すると嫌なキャラに見えるけど、蔵之介さんが演じると愛嬌もあって好きなキャラです。トーン低めの誉と若宮の間にいて、にぎやかで場面を明るくしてくれる重要な役。蔵之介さんの豪快で大きな声がまた魅力になってる。
佐々木蔵之介は好きだが、今回はちょっと役作りが安易すぎではないか。
お前は銭形警部か!という造型。
でも主役二人に華を持たせるということでいいのか。とりあえず山田真歩とのコンビが今後も面白ければ良し。
登場シーンはそれほど多くないけれど、出てこられるとやっぱりピリっとするというか、抜群の存在感ですね。かなりユルい感じの刑事ですけど、どういう性格の人物なんだろうと興味をそそられます。相棒の女性刑事とのきわどいような絡み(?)は毎回のお約束なんでしょうか?
1話よりさらにダメっぷりが際立っていて面白かったです。誉の推理に「俺もそう思ってた!」と同意する時のドヤ顔がめっちゃ嘘臭いし、すぐに誉に頼って電話するくせに指図されるとムッとするし、中年の良い大人とは思えない子供っぽさが漫画のキャラクターみたいですが、佐々木さんの真剣さと遊びのバランスが絶妙な演技のおかげで「こういう人いそう」というリアリティが感じられ、単なるおふざけキャラになっていないところも良いと思います。
探偵ドラマでよく見る、手柄を横取りしてしまうちょっと無能な刑事をほどよく緩くて軽い演技でコミカルに表現していて良かったです。捜査中なのに居眠りしていたり、殺人事件の捜査のわりには表情にも態度にも緊張感がなくて「しっかりしてくれよ」って呆れるシーンもありましたが、何故か憎めないチャーミングさがあって、クールで俺様な誉と良い対比にはっていたと思います。
格好いい刑事役を想像していたのに、何だか汚い見た目だしワイルド。
しかもこんな感じなのに指導力はあってズルいです。
ズルいと言えば、獅子雄が推理して見つけた犯人を捕まえて自分の手柄にしてしまう。
何て卑怯な・・・と思うのですが、佐々木蔵之介さんが演じると嫌味が無い。
さすがカメレオン俳優!です。