『虎に翼』での森田望智 (米谷花江役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
森田望智 (米谷花江役) は 「2024年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
義母のはると共に、花江こそが猪爪家の背骨であり、大黒柱だと言えます。 それまでの伝統的な賢妻賢母像の枠組みの中にいるように見える花江ですが、寅子と同様、自分の意思で選択した結果として、旦那が亡くなっても猪爪家を支えています。それは寅子のような新しい女性像も花江のような伝統的な女性像も、それ自体が悪いのではなく、自分で決められる選択肢があるかどうかの問題だというのを意図したキャラ設定です。だからこそこの二人が仲良く親友であるというのは、女性の多様な生き方を認め合うという象徴でもあります。 さて森田さんの芝居ですが、花江の最大の魅力であり、演じる上で必須ポイントだったのは「楽しさ」です。それがないと戦前の女中と変わらない嫁になってしまいます。直道のキャラがあんな感じなのも、花江を女中ではなく、楽しく主婦をしているように見せるためでしょう。森田さんはちゃんと花江のあるべき姿を理解し、直道を始め、家族を愛しみ、楽しそうに演じていたと思います。満点です。
おばあちゃんになってもかわいいってずるい笑。女は愛嬌を絵に描いたような人でいつも華があってかわいらしくて名前のように花が似合いました。でも寅ちゃんに物申せるのは花江ちゃんだけ。家を守る苦労を見せずいつも幸せそうな花江ちゃんのファンは多いと思う。
最初、この方の甘ったるい話し方がどうにも苦手だなと思っていたのだけれど、今となっては「寅ちゃん、ねぇ~」と半ばあきれ顔で言うのが楽しみで。ちょっと中毒性あると思う。みんなに寅子とは別方向の愛情たっぷりで、小言までかわいい。
家族会議での花江さんは寅子の親友としてとか家族としてとかの部分と大人として子供達を見守る目線があってすごく良かった。寅子に責任を負うべきと強く言ったのもゆみを守るため。家族一人一人をよく見て大事にしているのが伝わってくる。
花江ちゃんの不満顔がかわいい。怒り半分諦め半分って顔。実際ならあんなかわいい顔していられないけどね笑。寅ちゃんが恥をかかないように記者さんの前でさりげなくフォローしてしっかり寅子のことを立てて子供たちにも愛情を注いでいるところが昔の良妻賢母だなと思う。
道男に直道の背広を着せたら涙が出ちゃう花江ちゃん。直道のことになるとすぐに涙が出るのが凄い。花江ちゃんの心の中にはまだ直道さんが真ん中にいるのだなと思う。ずっと花江さんの気持ちでいるところが凄いなと思う。
すぐに直道さんのことを思い出しては泣いてしまう花江ちゃん。その姿を見るとまだまだ戦後まもない傷だらけの世の中なんだなと思います。前を向きたいけどまだ心が追いつかない、そんな花江ちゃんが戦争の惨さを教えてくれるようです。
最初、話し方がとても気になったのですが、辛いことを乗り越えていく中で可愛さと健気さと強さがより引き立って、今ではとても素敵に思えます。寅ちゃんの親友であり家族で良かった。息子たちと幸せになって欲しいな。
お父さんが知らせが来たと言っただけで大号泣。この時代だからいつでもそんな予感はしていたのでしょう。子供たちがいなかったからか大きな声で泣いていましたね。家に帰ってからも終戦を迎えてもいつでも泣き出しそうな花江ちゃん。近しい人が亡くなるってそうだったなと思い出しました。
出征する直道に抱きついて花江ちゃんはなんで言うのかなと思っていたら、大好き、でしたね。ポロポロと直道の背中に涙をこぼしながら搾り出した一言が温かくて切なくて泣けました。小さな声で絶対帰ってきてねと言う花江ちゃん。新婚のまま、それ以上に直道さんを愛しているんだなと伝わりました。
「私って鬱陶しい?」と聞いてきた寅子に「そこが寅ちゃんの良いところじゃない」って返すのが花江らしくて笑ってしまいました。鬱陶しいっていうのを否定しない遠慮のなさが互いに分かり合ってる親友って感じで微笑ましかったです。はるとのやりとりでちょっと不満げな表情を浮かべていたのも気になるなあ。ほのぼのと幸せそうな印象でしたが、色々フラストレーションが溜まってそうな雰囲気を醸し出していて、いつか爆発するのでは?ってヒヤヒヤします。
すごく癖のある喋り方だなと思いますが数日経っただけでもう花江ちゃんのキャラクターを受け入れている自分がいます。したたかにっていうセリフをいう花江ちゃんの言い方が好き。こういう女性が世の中を回すんだろうなと感心します。
義母のはると共に、花江こそが猪爪家の背骨であり、大黒柱だと言えます。
それまでの伝統的な賢妻賢母像の枠組みの中にいるように見える花江ですが、寅子と同様、自分の意思で選択した結果として、旦那が亡くなっても猪爪家を支えています。それは寅子のような新しい女性像も花江のような伝統的な女性像も、それ自体が悪いのではなく、自分で決められる選択肢があるかどうかの問題だというのを意図したキャラ設定です。だからこそこの二人が仲良く親友であるというのは、女性の多様な生き方を認め合うという象徴でもあります。
さて森田さんの芝居ですが、花江の最大の魅力であり、演じる上で必須ポイントだったのは「楽しさ」です。それがないと戦前の女中と変わらない嫁になってしまいます。直道のキャラがあんな感じなのも、花江を女中ではなく、楽しく主婦をしているように見せるためでしょう。森田さんはちゃんと花江のあるべき姿を理解し、直道を始め、家族を愛しみ、楽しそうに演じていたと思います。満点です。
おばあちゃんになってもかわいいってずるい笑。女は愛嬌を絵に描いたような人でいつも華があってかわいらしくて名前のように花が似合いました。でも寅ちゃんに物申せるのは花江ちゃんだけ。家を守る苦労を見せずいつも幸せそうな花江ちゃんのファンは多いと思う。
最初、この方の甘ったるい話し方がどうにも苦手だなと思っていたのだけれど、今となっては「寅ちゃん、ねぇ~」と半ばあきれ顔で言うのが楽しみで。ちょっと中毒性あると思う。みんなに寅子とは別方向の愛情たっぷりで、小言までかわいい。
家族会議での花江さんは寅子の親友としてとか家族としてとかの部分と大人として子供達を見守る目線があってすごく良かった。寅子に責任を負うべきと強く言ったのもゆみを守るため。家族一人一人をよく見て大事にしているのが伝わってくる。
花江ちゃんの不満顔がかわいい。怒り半分諦め半分って顔。実際ならあんなかわいい顔していられないけどね笑。寅ちゃんが恥をかかないように記者さんの前でさりげなくフォローしてしっかり寅子のことを立てて子供たちにも愛情を注いでいるところが昔の良妻賢母だなと思う。
道男に直道の背広を着せたら涙が出ちゃう花江ちゃん。直道のことになるとすぐに涙が出るのが凄い。花江ちゃんの心の中にはまだ直道さんが真ん中にいるのだなと思う。ずっと花江さんの気持ちでいるところが凄いなと思う。
すぐに直道さんのことを思い出しては泣いてしまう花江ちゃん。その姿を見るとまだまだ戦後まもない傷だらけの世の中なんだなと思います。前を向きたいけどまだ心が追いつかない、そんな花江ちゃんが戦争の惨さを教えてくれるようです。
最初、話し方がとても気になったのですが、辛いことを乗り越えていく中で可愛さと健気さと強さがより引き立って、今ではとても素敵に思えます。寅ちゃんの親友であり家族で良かった。息子たちと幸せになって欲しいな。
お父さんが知らせが来たと言っただけで大号泣。この時代だからいつでもそんな予感はしていたのでしょう。子供たちがいなかったからか大きな声で泣いていましたね。家に帰ってからも終戦を迎えてもいつでも泣き出しそうな花江ちゃん。近しい人が亡くなるってそうだったなと思い出しました。
出征する直道に抱きついて花江ちゃんはなんで言うのかなと思っていたら、大好き、でしたね。ポロポロと直道の背中に涙をこぼしながら搾り出した一言が温かくて切なくて泣けました。小さな声で絶対帰ってきてねと言う花江ちゃん。新婚のまま、それ以上に直道さんを愛しているんだなと伝わりました。
「私って鬱陶しい?」と聞いてきた寅子に「そこが寅ちゃんの良いところじゃない」って返すのが花江らしくて笑ってしまいました。鬱陶しいっていうのを否定しない遠慮のなさが互いに分かり合ってる親友って感じで微笑ましかったです。はるとのやりとりでちょっと不満げな表情を浮かべていたのも気になるなあ。ほのぼのと幸せそうな印象でしたが、色々フラストレーションが溜まってそうな雰囲気を醸し出していて、いつか爆発するのでは?ってヒヤヒヤします。
すごく癖のある喋り方だなと思いますが数日経っただけでもう花江ちゃんのキャラクターを受け入れている自分がいます。したたかにっていうセリフをいう花江ちゃんの言い方が好き。こういう女性が世の中を回すんだろうなと感心します。