『嘘解きレトリック』での鈴鹿央士 (祝左右馬役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
鈴鹿央士 (祝左右馬役) は 「2024年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
鹿乃子への優しさや気遣いに下心や「便利な能力を持った人を失いたくない」みたいな打算を一切感じさせないのが良いですね。恋愛とは違う感じだけど、鹿乃子の能力もコンプレックスも不安も、すべて受け止めて包み込むような大きさがあって、彼女を心から大切に思っているのが伝わってくる。レトロな世界観がよく似合っていたし、「今夜はおでん」」ってご機嫌に歌いながら踊ったり、好物のはんぺんが売り切れで絶叫したり、紳士で格好良いだけではないコミカルさや三枚目な顔も魅力的で、はまり役だったと思います。
「僕の知ってる鹿乃子くんはちゃんと全部聞いてくれる人ですよ」とそっとフミの背中を押す姿が左右馬の鹿乃子への深い信頼を感じさせました。無責任に「許してくれますよ」なんて言わないところも左右馬の誠実さを感じさせて良かった。「メリークリスマス」と微笑み合うシーンが、キュンとしてむず痒くなる感じではなく、ほのぼのとした温かさが滲み出るところもこの二人らしくて良かったと思います。
「あ、ほんとだ!鹿乃子くんかわいいね!」そんなセリフをあんなに何気なく爽やかに口にできるってなかなかいない。しかも下りてきた鹿乃子に跪いて手を取るなんてキザなこともさりげなくやってしまうのだからたまらない。あんな風に褒められたら毎晩思い出してしまうだろうな。
「タダ飯、タダ飯嬉しいな~」ってご機嫌だったり、面倒臭そうな顔だったり、神代にことごとく会話を邪魔されて白目になったり、コロコロ変わる表情とコミカルで軽やかな演技が良いですね。洋装の鹿乃子を見た時の微笑みや「可愛いね」と誉めるシーンも気負いがなくてサラリと自然で、お世辞ではなく心からの言葉なんだあって感じられたのが良かったです。
原作を知っていると、キャラとして違和感がありますが、そこは仕方がないところでしょう。 芝居としては出演している役者全体がややオーバーめな芝居をしているので、救われているように思います。それくらい鈴鹿の芝居はちょっと演じ過ぎている感じがある。 ある種の時代劇なのでセオリーとして演じ過ぎるくらいオーバーで良いのですが、鈴鹿さんのは現代劇っぽすぎるかな。せっかく楊枝とかいろいろ小道具があるので、うまく使って、もう少し時代感を表現して欲しいなと思います。
嘘が分からなくなったかもとあたふたして様子のおかしい鹿乃子がそばにいても動じることなく自分の目と耳で考えたことで物事を進めていくところに安心感があり祝先生の魅力が詰まっていると思う。ちっちゃな悩みにいつも風穴を開けてくれるような爽やかな物言いにとても癒される。
信じて飛び込んでみたいという鹿乃子を快く聞き込みに送り出したり、後を追おうとドアノブに手をかけて思い留まる姿が、左右馬の鹿乃子を信頼する気持ちや傷ついてしまうのではないかという不安や心配を感じさせて良かったです。修羅場の直後なのに、その揉め事の原因になっているお弁当を貰おうとしたり、どさくさに紛れてつまみ食いしている姿も、左右馬のちゃっかりした性格と空気を読まない変わり者っぷりを感じさせて良かったと思います。
すぐ感情的に揺れる鹿乃子のことをよく分かっていてそれに合った声がけも見事。鹿乃子が落ち着くような声のトーンで話しかけているのがいいですね。ご遺体が運ばれる時も鹿乃子が見なくて済むように壁の方に引き寄せたりするところが紳士的で素敵です。
優しくて真実を、見抜く力は並外れていて、それでいて甲斐性なし。この世界観にものすごいマッチしている。醸し出す雰囲気も昭和だし。思わず「なんでいい男ってこう甲斐性ないんだろ」って口に出して言ってしまう。
つみれ目当てで鹿乃子のおつかいに付き添ったり、どら焼きに釣られて貫二の話を聞くことを引き受けたり、相変わらず腹ペコで食いしん坊な姿が子供みたいで可愛らしい。鹿乃子がリリーと貫二のことを気にしてることにちゃんと気付いていて、夕飯も食べずに一緒に幽霊屋敷に調べに行ったり、屋敷で強盗犯と遭遇した時も、怯えつつも鹿乃子より前に立ってちゃんと守ってあげたり、三枚目な姿と紳士で優しい姿のギャップも魅力に感じます。
鹿乃子への「一緒にいれば良いんだよ」という言葉がすごく温かくてグッときました。幼い顔立ちで体の線も細いのに、人間の大きさや包容力が感じられるところも良いですね。鹿乃子がみつ豆を食べてたことに腹を立てて悔しがる姿も、彼女を和ませようという意図もあると思うけど、本気で嫉妬して怒ってる気持ちも伝わってきて、その格好つけ過ぎないチャーミングさや人間臭さも素敵だなと感じます。
鹿乃子ちゃんのサインを見逃さないで情報を得たり、鹿乃子ちゃんの秘密がバレそうになってら自分の方に注目を向けたり、ふたりの阿吽の呼吸が合っているので心地よく感じる。少しの変化も見逃さず庇ってくれたら好きになっちゃうだろうなー。
雅姉さんから柿を貰った時のキラキラした笑顔や「雑草を食べなくて済む」と鹿乃子と喜ぶ姿など、時折見せるコミカルでお茶目な一面が、洞察力鋭い有能な探偵ぶりとギャップがあって良いですね。穏やかで優しい語り口も心地良い。鹿乃子と見つめ合ったり微笑み合っても恋愛っぽい空気にならず、信頼関係や仲間としての絆の深まりを強く感じさせるところも良いなと思います。
なんだろう、この昭和感。まるで金田一でも見ているような、あの帽子と和装がここまでぴったりはまるとは。鹿乃子を見守る優しい目も、時々見せるいたずらっ子のような目も本当に上手い。
ご機嫌な様子で畳の上をゴロゴロ移動したり、雅から屋敷の噂話を聞いてる時も怖がって膝を抱えてたり、子供みたいな仕草をあざとさを一切感じさせずサラリとやってのけるところが良いですね。祝のチャーミングなキャラに合っていて親近感が沸きます。鹿乃子への「君の好きにすれば良い」という台詞も、無責任に丸投げというのではなく、君は自分の力を人を傷つけることには使わないという鹿乃子への絶対的な信頼が感じられて良かったです。
ドタバタしてる鹿乃子をかわいい小動物でも眺めるように見ている左右馬、鹿乃子が転びそうになると手を差し伸べるような見守り感が強い。だから鹿乃子が伸び伸びできるんだよね。2人のバランスがとても良くて見ていて安心感があります。
端崎が女性の正体がバレてしまった時の表情が良かったです。自分のことのように辛そうだったり、傷つけたくなかったのに結局傷つけてしまった自責の念だったり、最初から正直に伝えれば良かったという後悔だったり、優しい性格ゆえの複雑な思いが伝わってきました。鹿乃子に「もう一人じゃないんだから」「一緒に抱えるよ」と手を差し伸べる時の表情もどこまでも温かくて包容力があって、でもそれを恋の始まりみたいに見せないところも上手いなと思います。
顔が駄目です。
何だろう。包み込むような優しさ。貧乏生活でありながら品がある。ちょっと子どもっぽさも見えるけれど、それほどいやらしい感じでも、ガサガサした感じでもない。ゆったりと優しくあたたかく時間が流れている。とてもこのドラマの中にいるのにピッタリだと思う。
真相を明らかにするシーンの台詞回しが緩急豊かで聞きやすく、場面が間延びしたりダラけた感じにならないのが良いですね。耕吉に探りを入れたり問い詰めたりする時も態度や口調に棘がなくて、誰に対しても穏やかで落ち着きがあるところも祝らしくて良かった。お礼のカステラに大喜びして踊ったり、子ども相手にインチキをしてキャラメルを手に入れたり、優しい良い人というだけではないコミカルさやチャーミングさも自然に魅力的に演じていると思います。
鈴鹿くんのために作られた役のようにピッタリとハマっている。醸し出す空気が全て優しく、過保護に手を出さなくても守られている気持ちになるから不思議です。これから鹿乃子になりたいと思う人が続出しそうですね。
「私が主役です!」って感じの圧倒的な華があるわけではないけど、鈴鹿さんの放つ穏やかで優しい空気感が主人公の雰囲気に合っていて良かったと思います。昭和レトロな世界観にもスッと馴染んでいて衣装もよく似合っていたし、ちょっと変わり者のコミカルで三枚目っぽいところと、命がけで子供を助ける勇敢で格好良い姿のギャップも良かったです。
鹿乃子への優しさや気遣いに下心や「便利な能力を持った人を失いたくない」みたいな打算を一切感じさせないのが良いですね。恋愛とは違う感じだけど、鹿乃子の能力もコンプレックスも不安も、すべて受け止めて包み込むような大きさがあって、彼女を心から大切に思っているのが伝わってくる。レトロな世界観がよく似合っていたし、「今夜はおでん」」ってご機嫌に歌いながら踊ったり、好物のはんぺんが売り切れで絶叫したり、紳士で格好良いだけではないコミカルさや三枚目な顔も魅力的で、はまり役だったと思います。
「僕の知ってる鹿乃子くんはちゃんと全部聞いてくれる人ですよ」とそっとフミの背中を押す姿が左右馬の鹿乃子への深い信頼を感じさせました。無責任に「許してくれますよ」なんて言わないところも左右馬の誠実さを感じさせて良かった。「メリークリスマス」と微笑み合うシーンが、キュンとしてむず痒くなる感じではなく、ほのぼのとした温かさが滲み出るところもこの二人らしくて良かったと思います。
「あ、ほんとだ!鹿乃子くんかわいいね!」そんなセリフをあんなに何気なく爽やかに口にできるってなかなかいない。しかも下りてきた鹿乃子に跪いて手を取るなんてキザなこともさりげなくやってしまうのだからたまらない。あんな風に褒められたら毎晩思い出してしまうだろうな。
「タダ飯、タダ飯嬉しいな~」ってご機嫌だったり、面倒臭そうな顔だったり、神代にことごとく会話を邪魔されて白目になったり、コロコロ変わる表情とコミカルで軽やかな演技が良いですね。洋装の鹿乃子を見た時の微笑みや「可愛いね」と誉めるシーンも気負いがなくてサラリと自然で、お世辞ではなく心からの言葉なんだあって感じられたのが良かったです。
原作を知っていると、キャラとして違和感がありますが、そこは仕方がないところでしょう。
芝居としては出演している役者全体がややオーバーめな芝居をしているので、救われているように思います。それくらい鈴鹿の芝居はちょっと演じ過ぎている感じがある。
ある種の時代劇なのでセオリーとして演じ過ぎるくらいオーバーで良いのですが、鈴鹿さんのは現代劇っぽすぎるかな。せっかく楊枝とかいろいろ小道具があるので、うまく使って、もう少し時代感を表現して欲しいなと思います。
嘘が分からなくなったかもとあたふたして様子のおかしい鹿乃子がそばにいても動じることなく自分の目と耳で考えたことで物事を進めていくところに安心感があり祝先生の魅力が詰まっていると思う。ちっちゃな悩みにいつも風穴を開けてくれるような爽やかな物言いにとても癒される。
信じて飛び込んでみたいという鹿乃子を快く聞き込みに送り出したり、後を追おうとドアノブに手をかけて思い留まる姿が、左右馬の鹿乃子を信頼する気持ちや傷ついてしまうのではないかという不安や心配を感じさせて良かったです。修羅場の直後なのに、その揉め事の原因になっているお弁当を貰おうとしたり、どさくさに紛れてつまみ食いしている姿も、左右馬のちゃっかりした性格と空気を読まない変わり者っぷりを感じさせて良かったと思います。
すぐ感情的に揺れる鹿乃子のことをよく分かっていてそれに合った声がけも見事。鹿乃子が落ち着くような声のトーンで話しかけているのがいいですね。ご遺体が運ばれる時も鹿乃子が見なくて済むように壁の方に引き寄せたりするところが紳士的で素敵です。
優しくて真実を、見抜く力は並外れていて、それでいて甲斐性なし。この世界観にものすごいマッチしている。醸し出す雰囲気も昭和だし。思わず「なんでいい男ってこう甲斐性ないんだろ」って口に出して言ってしまう。
つみれ目当てで鹿乃子のおつかいに付き添ったり、どら焼きに釣られて貫二の話を聞くことを引き受けたり、相変わらず腹ペコで食いしん坊な姿が子供みたいで可愛らしい。鹿乃子がリリーと貫二のことを気にしてることにちゃんと気付いていて、夕飯も食べずに一緒に幽霊屋敷に調べに行ったり、屋敷で強盗犯と遭遇した時も、怯えつつも鹿乃子より前に立ってちゃんと守ってあげたり、三枚目な姿と紳士で優しい姿のギャップも魅力に感じます。
鹿乃子への「一緒にいれば良いんだよ」という言葉がすごく温かくてグッときました。幼い顔立ちで体の線も細いのに、人間の大きさや包容力が感じられるところも良いですね。鹿乃子がみつ豆を食べてたことに腹を立てて悔しがる姿も、彼女を和ませようという意図もあると思うけど、本気で嫉妬して怒ってる気持ちも伝わってきて、その格好つけ過ぎないチャーミングさや人間臭さも素敵だなと感じます。
鹿乃子ちゃんのサインを見逃さないで情報を得たり、鹿乃子ちゃんの秘密がバレそうになってら自分の方に注目を向けたり、ふたりの阿吽の呼吸が合っているので心地よく感じる。少しの変化も見逃さず庇ってくれたら好きになっちゃうだろうなー。
雅姉さんから柿を貰った時のキラキラした笑顔や「雑草を食べなくて済む」と鹿乃子と喜ぶ姿など、時折見せるコミカルでお茶目な一面が、洞察力鋭い有能な探偵ぶりとギャップがあって良いですね。穏やかで優しい語り口も心地良い。鹿乃子と見つめ合ったり微笑み合っても恋愛っぽい空気にならず、信頼関係や仲間としての絆の深まりを強く感じさせるところも良いなと思います。
なんだろう、この昭和感。まるで金田一でも見ているような、あの帽子と和装がここまでぴったりはまるとは。鹿乃子を見守る優しい目も、時々見せるいたずらっ子のような目も本当に上手い。
ご機嫌な様子で畳の上をゴロゴロ移動したり、雅から屋敷の噂話を聞いてる時も怖がって膝を抱えてたり、子供みたいな仕草をあざとさを一切感じさせずサラリとやってのけるところが良いですね。祝のチャーミングなキャラに合っていて親近感が沸きます。鹿乃子への「君の好きにすれば良い」という台詞も、無責任に丸投げというのではなく、君は自分の力を人を傷つけることには使わないという鹿乃子への絶対的な信頼が感じられて良かったです。
ドタバタしてる鹿乃子をかわいい小動物でも眺めるように見ている左右馬、鹿乃子が転びそうになると手を差し伸べるような見守り感が強い。だから鹿乃子が伸び伸びできるんだよね。2人のバランスがとても良くて見ていて安心感があります。
端崎が女性の正体がバレてしまった時の表情が良かったです。自分のことのように辛そうだったり、傷つけたくなかったのに結局傷つけてしまった自責の念だったり、最初から正直に伝えれば良かったという後悔だったり、優しい性格ゆえの複雑な思いが伝わってきました。鹿乃子に「もう一人じゃないんだから」「一緒に抱えるよ」と手を差し伸べる時の表情もどこまでも温かくて包容力があって、でもそれを恋の始まりみたいに見せないところも上手いなと思います。
顔が駄目です。
何だろう。包み込むような優しさ。貧乏生活でありながら品がある。ちょっと子どもっぽさも見えるけれど、それほどいやらしい感じでも、ガサガサした感じでもない。ゆったりと優しくあたたかく時間が流れている。とてもこのドラマの中にいるのにピッタリだと思う。
真相を明らかにするシーンの台詞回しが緩急豊かで聞きやすく、場面が間延びしたりダラけた感じにならないのが良いですね。耕吉に探りを入れたり問い詰めたりする時も態度や口調に棘がなくて、誰に対しても穏やかで落ち着きがあるところも祝らしくて良かった。お礼のカステラに大喜びして踊ったり、子ども相手にインチキをしてキャラメルを手に入れたり、優しい良い人というだけではないコミカルさやチャーミングさも自然に魅力的に演じていると思います。
鈴鹿くんのために作られた役のようにピッタリとハマっている。醸し出す空気が全て優しく、過保護に手を出さなくても守られている気持ちになるから不思議です。これから鹿乃子になりたいと思う人が続出しそうですね。
「私が主役です!」って感じの圧倒的な華があるわけではないけど、鈴鹿さんの放つ穏やかで優しい空気感が主人公の雰囲気に合っていて良かったと思います。昭和レトロな世界観にもスッと馴染んでいて衣装もよく似合っていたし、ちょっと変わり者のコミカルで三枚目っぽいところと、命がけで子供を助ける勇敢で格好良い姿のギャップも良かったです。