『笑うマトリョーシカ』での田辺桃子 (美恵子(仮名)役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
田辺桃子 (美恵子(仮名)役) は 「2024年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
道上たちに真実を語るシーンが凄かったです。勝ち誇ったような顔だったり、浩子や鈴木を見下すような微笑みだったり、口調も得意げに声を張ったり陶酔したうっとりしたものだったりと緩急自在な演技が見事で、グッと惹き込まれて目が離せなくなるようなパワーが感じられました。久々の登場で出番自体は短めだったのに凄まじいインパクトと存在感を放っていたのもさすがです。
「あの母親、鈴木さんのこともコントロール出来てるんだろうなあ」と意味ありげな笑みを浮かべて挑発するように鈴木を見たり、清家と別れるよう必死に説得してくるのを馬鹿にしたように笑ったり、鈴木の状況を全部理解していて見下して面白がっている姿が、亜里沙の品の無さや、清家のハヌッセンは自分だという過剰なまでの自信を感じさせました。出番は少ないけど、毎回見応えのある演技で強烈なインパクトを残し、しっかり存在感を示しているのが凄いです。
清家の母親に対しても物怖じせず、というか追い出したい気持ち丸出しで無礼な態度を取るところがすごいなと思った。そんなことをしても一郎が怒らないのを分かっていて母親にどうだ!と言わんばかりの態度を取る。憎たらしい演技が上手いなと思った。
浩子に灰皿を持ってこさせる不遜な態度や、他人の家の食卓に我がもの顔で居座る姿、浩子を煽る時の小馬鹿にしたような気だるそうな話し方など、短いシーンで美和子のヤバさ清家親子との異様な関係性を強く印象付ける演技が良かったです。相手を見下ろすような目線の動きや、低めの声のトーン、肘をついて咥えタバコをする品のない仕草、美和子が育った環境や過去が窺えるような細やかで徹底した役作りもさすがです。
話をする時に瞬きをほとんどしなかったり、相手をじっと見つめて反応を観察して楽しんでるようだったり、年齢への強い拘りを感じさせる何かに取り憑かれたような話しぶりだったり、ちょっとした所作や口調、表情の変化で美和子の不気味さや異様な雰囲気を表現しているところがさすが。鈴木に向ける挑発的な笑みも、背筋がゾワっとするような怖さがあって、大人になった鈴木が彼女を想い出して顔を強張らせる説得力があったのも良かったです。
偉い人との会食のシーンで清家の恋人としてついて行ったのにすぐさまその場を自分色に染めてしまうのはさすがだと思った。ただ演出が行きすぎたのか肘をつきながらナルシスト気味に話すのはいただけない。野心は素晴らしいが剥き出しすぎは大人に相手にされないと思う。
清家と出会った映画館のシーンでは清楚で可愛らしかったのに、鈴木と会うシーンでは一転一目でこれはやばいと感じさせるところが流石だなと思った。同じ女性とは思えないほど挑戦的で清家など一瞬で取り込んでしまったろうなと思えた。
鈴木と初対面をした時の悪そうな笑顔、めちゃくちゃ良かったです。「清家くんのハヌッセンさん」という棘のある嫌味な口調や、ニヤリと挑発するような挑戦的な笑みが印象的で、鈴木を何処か見下しているような、清家を意のままに操れるのは自分の方だという自信を感じさせました。あの短いやりとりと表情だけで、美恵子のヤバサを十分過ぎるくらい印象づける表現力の高さが凄いなと思いました。
道上たちに真実を語るシーンが凄かったです。勝ち誇ったような顔だったり、浩子や鈴木を見下すような微笑みだったり、口調も得意げに声を張ったり陶酔したうっとりしたものだったりと緩急自在な演技が見事で、グッと惹き込まれて目が離せなくなるようなパワーが感じられました。久々の登場で出番自体は短めだったのに凄まじいインパクトと存在感を放っていたのもさすがです。
「あの母親、鈴木さんのこともコントロール出来てるんだろうなあ」と意味ありげな笑みを浮かべて挑発するように鈴木を見たり、清家と別れるよう必死に説得してくるのを馬鹿にしたように笑ったり、鈴木の状況を全部理解していて見下して面白がっている姿が、亜里沙の品の無さや、清家のハヌッセンは自分だという過剰なまでの自信を感じさせました。出番は少ないけど、毎回見応えのある演技で強烈なインパクトを残し、しっかり存在感を示しているのが凄いです。
清家の母親に対しても物怖じせず、というか追い出したい気持ち丸出しで無礼な態度を取るところがすごいなと思った。そんなことをしても一郎が怒らないのを分かっていて母親にどうだ!と言わんばかりの態度を取る。憎たらしい演技が上手いなと思った。
浩子に灰皿を持ってこさせる不遜な態度や、他人の家の食卓に我がもの顔で居座る姿、浩子を煽る時の小馬鹿にしたような気だるそうな話し方など、短いシーンで美和子のヤバさ清家親子との異様な関係性を強く印象付ける演技が良かったです。相手を見下ろすような目線の動きや、低めの声のトーン、肘をついて咥えタバコをする品のない仕草、美和子が育った環境や過去が窺えるような細やかで徹底した役作りもさすがです。
話をする時に瞬きをほとんどしなかったり、相手をじっと見つめて反応を観察して楽しんでるようだったり、年齢への強い拘りを感じさせる何かに取り憑かれたような話しぶりだったり、ちょっとした所作や口調、表情の変化で美和子の不気味さや異様な雰囲気を表現しているところがさすが。鈴木に向ける挑発的な笑みも、背筋がゾワっとするような怖さがあって、大人になった鈴木が彼女を想い出して顔を強張らせる説得力があったのも良かったです。
偉い人との会食のシーンで清家の恋人としてついて行ったのにすぐさまその場を自分色に染めてしまうのはさすがだと思った。ただ演出が行きすぎたのか肘をつきながらナルシスト気味に話すのはいただけない。野心は素晴らしいが剥き出しすぎは大人に相手にされないと思う。
清家と出会った映画館のシーンでは清楚で可愛らしかったのに、鈴木と会うシーンでは一転一目でこれはやばいと感じさせるところが流石だなと思った。同じ女性とは思えないほど挑戦的で清家など一瞬で取り込んでしまったろうなと思えた。
鈴木と初対面をした時の悪そうな笑顔、めちゃくちゃ良かったです。「清家くんのハヌッセンさん」という棘のある嫌味な口調や、ニヤリと挑発するような挑戦的な笑みが印象的で、鈴木を何処か見下しているような、清家を意のままに操れるのは自分の方だという自信を感じさせました。あの短いやりとりと表情だけで、美恵子のヤバサを十分過ぎるくらい印象づける表現力の高さが凄いなと思いました。