『やんごとなき一族』での尾上松也 (深山明人役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
尾上松也 (深山明人役) は 「2022年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
大筋ではないところでごねてごねて車椅子にも乗ってみたけど、そこまで注目されなかったかわいそうな明人。ただの遅い反抗期だったのかしら。いろいろ方向性を変えてみるものの、いいも悪いも演技が甘いから明人の決意や心意気みたいなものが感じられず残念。いつも何してるの?としか思えなかった。
豹変キャラを作り込み過ぎたせいか、「明人が覚醒した」というより全くの別人に見えたのがイマイチでした。「別人のように変わった」ではなく完全に別の人って感じ。何で車椅子に乗ってたかも結局謎だし、大騒ぎしたわりに意外とあっさり「跡取りにはなりたくない」と改心するし、ストーリーをかき乱したわりに何がしたい人なのかよく分かりませんでした。インパクトや存在感のある演技ってオーバーにやれば良いってもんでもないなって感じました。
明人ってこんなキャラだったかなー。初対面の人とは目も合わすことができず、父に対してはいつも怯えているような感じだったけど車椅子に乗った明人は挑戦的な目でしっかり威圧するようになっていた。なんか同じ人じゃないみたいで変な感じ。
美保子と一緒の時は彼女の演技も凄いから気にならないけど、石黒さんとのシーンは舞台のようなオーバーな演技が悪目立ちしてしまって2人のやりとりがチグハグに見えてしまいました。独白シーンも表情や声の調子など作り込み過ぎていて逆に薄っぺらく見える。深山家をぶっ潰す覚悟を決めるシリアスなシーンなのにコントみたく見えてしまったのが勿体なかったです。
久々の登場だったけど、表情も口調も以前とは別人のように自信たっぷりになっていてびっくり。誰かバックについて何か企んでるようだし、何故か車椅子に乗ってるし、目つきも鋭く怪しくて、ヤバい方向に覚醒しちゃった感じがよく出ていました。美保子との離婚届けの下りの絶叫と変顔もさすが。シリアスなシーンだと思ってたから余計にギャップが面白かったです。
一生分の悔しさを吐き出したような凄い演技でしたね。長男としての重圧を嫌ってほど思い知りました。親からの期待、厳しい躾、なのにできない自分。全てが怒りになって現れたようで悲しい気持ちになりました。たくさん共感する人がいるんじゃないかな。
6話で健太にブチ切れるシーンが凄かった。1話の美保子を彷彿とさせる豹変ぶりで、積もり積もった不満や怒りが一気に爆発した感じが確執の根深さを物語っているようで見ごたえがありました。あまりの迫力で一歩間違えればコントみたいになっちゃいそうだけど、ギリギリのラインでバランスを取ってちゃんとお芝居の枠に収めていたのもさすが。美保子との初対面シーンでのハッとした表情も印象的で、言葉はなくても「一目惚れしちゃったんだろうな」って伝わってきたのも良かったです。
俊也を買収する時の相手を試すような口調や威圧的な態度、はっきりとした声のトーンなど、これまでの弱気でオロオロしてる姿とは別人のようで、後継ぎになるためなら何でもやるという明人の覚醒が感じられました。俊也のような立場が弱い人間には強気に出て、美保子や圭一に対しては相変わらず弱腰なところも明人らしくて良かったです。
明人さんと美保子さんもなかなかコンビとしていい味を出してますよね。夫婦として出る方と引っ込む方というバランスがよくできていて安心して見ていられます。美保子さんは怖いけどそのおかげで明人さんが奮い立つみたいな。本物の夫婦のような呼吸ですね。
圭一に「明人はどう思う?」と意見を求められた時のビクっと怯えた様子、恐る恐る答えて「その通り」と言われた時の心底ホッとした顔、美保子にハッパをかけられ徐々に野心に火がついて変わっていく様、表情や声のトーンで明人の変化が伝わってくる演技が良かったです。美保子との息もぴったりで、佐都・健太夫婦とはまた違った名コンビぶりを発揮していたと思います。
急に大役が回ってきて動揺しつつもこれはチャンスだと息巻いている嫁に尻を叩かれ立ち上がった明人。でも立ち上がった時点でみてる人みんながこりゃダメだと思えるポンコツぶり。それを一瞬でやってみせる演技力の高さ。すごいです。
健太がプロジェクトを外された時のニヤつきを抑えられない表情、自信なさげに見えて意外と野心メラメラっぽい明人の本性が垣間見れて良かったです。美保子に「堂々として!」と小声で注意されて慌てて背筋伸ばす姿も、尻に敷かれている感じがよく出ていました。オドオドと自信なさげな態度と、たまに見せる鋭い視線や嫌味っぽい口元のギャップが怖い。本音が見えない分、実は美保子より厄介な人物では?と表情の変化が見えるたびにソワソワしてしまいます。
ヌボ~っとした風貌とオドオドした話し方が実に頼りなくて、そりゃ面倒を抱えてでも次男の健太を専務に推すよなっていう説得力があります。時折見せる鋭い視線やギュッと握りしめる拳も、内面で沸々と湧きあがる感情を思わせて良いし、他のドラマだと悪目立ちしてしまう濃い表情の変化も、妻役の松本さんがぶっ飛んでるのでバランスが取れてると思います。
短い出演時間の中でもダメな長男っていうのがよく分かりました。あの長男に大きな会社を任せるわけにはいかないと親じゃなくても分かります。脇役としては邪魔をしすぎず分かりやすくいてくれると見やすいのでとても良かったと思います。
大筋ではないところでごねてごねて車椅子にも乗ってみたけど、そこまで注目されなかったかわいそうな明人。ただの遅い反抗期だったのかしら。いろいろ方向性を変えてみるものの、いいも悪いも演技が甘いから明人の決意や心意気みたいなものが感じられず残念。いつも何してるの?としか思えなかった。
豹変キャラを作り込み過ぎたせいか、「明人が覚醒した」というより全くの別人に見えたのがイマイチでした。「別人のように変わった」ではなく完全に別の人って感じ。何で車椅子に乗ってたかも結局謎だし、大騒ぎしたわりに意外とあっさり「跡取りにはなりたくない」と改心するし、ストーリーをかき乱したわりに何がしたい人なのかよく分かりませんでした。インパクトや存在感のある演技ってオーバーにやれば良いってもんでもないなって感じました。
明人ってこんなキャラだったかなー。初対面の人とは目も合わすことができず、父に対してはいつも怯えているような感じだったけど車椅子に乗った明人は挑戦的な目でしっかり威圧するようになっていた。なんか同じ人じゃないみたいで変な感じ。
美保子と一緒の時は彼女の演技も凄いから気にならないけど、石黒さんとのシーンは舞台のようなオーバーな演技が悪目立ちしてしまって2人のやりとりがチグハグに見えてしまいました。独白シーンも表情や声の調子など作り込み過ぎていて逆に薄っぺらく見える。深山家をぶっ潰す覚悟を決めるシリアスなシーンなのにコントみたく見えてしまったのが勿体なかったです。
久々の登場だったけど、表情も口調も以前とは別人のように自信たっぷりになっていてびっくり。誰かバックについて何か企んでるようだし、何故か車椅子に乗ってるし、目つきも鋭く怪しくて、ヤバい方向に覚醒しちゃった感じがよく出ていました。美保子との離婚届けの下りの絶叫と変顔もさすが。シリアスなシーンだと思ってたから余計にギャップが面白かったです。
一生分の悔しさを吐き出したような凄い演技でしたね。長男としての重圧を嫌ってほど思い知りました。親からの期待、厳しい躾、なのにできない自分。全てが怒りになって現れたようで悲しい気持ちになりました。たくさん共感する人がいるんじゃないかな。
6話で健太にブチ切れるシーンが凄かった。1話の美保子を彷彿とさせる豹変ぶりで、積もり積もった不満や怒りが一気に爆発した感じが確執の根深さを物語っているようで見ごたえがありました。あまりの迫力で一歩間違えればコントみたいになっちゃいそうだけど、ギリギリのラインでバランスを取ってちゃんとお芝居の枠に収めていたのもさすが。美保子との初対面シーンでのハッとした表情も印象的で、言葉はなくても「一目惚れしちゃったんだろうな」って伝わってきたのも良かったです。
俊也を買収する時の相手を試すような口調や威圧的な態度、はっきりとした声のトーンなど、これまでの弱気でオロオロしてる姿とは別人のようで、後継ぎになるためなら何でもやるという明人の覚醒が感じられました。俊也のような立場が弱い人間には強気に出て、美保子や圭一に対しては相変わらず弱腰なところも明人らしくて良かったです。
明人さんと美保子さんもなかなかコンビとしていい味を出してますよね。夫婦として出る方と引っ込む方というバランスがよくできていて安心して見ていられます。美保子さんは怖いけどそのおかげで明人さんが奮い立つみたいな。本物の夫婦のような呼吸ですね。
圭一に「明人はどう思う?」と意見を求められた時のビクっと怯えた様子、恐る恐る答えて「その通り」と言われた時の心底ホッとした顔、美保子にハッパをかけられ徐々に野心に火がついて変わっていく様、表情や声のトーンで明人の変化が伝わってくる演技が良かったです。美保子との息もぴったりで、佐都・健太夫婦とはまた違った名コンビぶりを発揮していたと思います。
急に大役が回ってきて動揺しつつもこれはチャンスだと息巻いている嫁に尻を叩かれ立ち上がった明人。でも立ち上がった時点でみてる人みんながこりゃダメだと思えるポンコツぶり。それを一瞬でやってみせる演技力の高さ。すごいです。
健太がプロジェクトを外された時のニヤつきを抑えられない表情、自信なさげに見えて意外と野心メラメラっぽい明人の本性が垣間見れて良かったです。美保子に「堂々として!」と小声で注意されて慌てて背筋伸ばす姿も、尻に敷かれている感じがよく出ていました。オドオドと自信なさげな態度と、たまに見せる鋭い視線や嫌味っぽい口元のギャップが怖い。本音が見えない分、実は美保子より厄介な人物では?と表情の変化が見えるたびにソワソワしてしまいます。
ヌボ~っとした風貌とオドオドした話し方が実に頼りなくて、そりゃ面倒を抱えてでも次男の健太を専務に推すよなっていう説得力があります。時折見せる鋭い視線やギュッと握りしめる拳も、内面で沸々と湧きあがる感情を思わせて良いし、他のドラマだと悪目立ちしてしまう濃い表情の変化も、妻役の松本さんがぶっ飛んでるのでバランスが取れてると思います。
短い出演時間の中でもダメな長男っていうのがよく分かりました。あの長男に大きな会社を任せるわけにはいかないと親じゃなくても分かります。脇役としては邪魔をしすぎず分かりやすくいてくれると見やすいのでとても良かったと思います。