隣の男はよく食べる

久々の登場だったけど、人間ドッグの通知が届いた麻紀に「大河内さんもついに仲間入りだね」なんてデリカシーゼロな発言したり、「誰も連絡くれない」ってヘラヘラ文句言ってみたり、相変わらずの空気の読めなさと人望の無さが赤星らしさ全開で良かったです。限られた出番の中で、赤星の人間性を毎回しっかり表現しているところが上手いなと思いました。

しんみりとお別れの挨拶をしていてもコソっと「聞きたいことなんてない」とか言われてるし、誰にも惜しまれたり寂しそうな素振りをされない感じがすごく似合う。憎まれてるわけじゃないけど、全然慕われていないんだろうなっていう空気をあの短いスピーチシーンでちゃんと醸し出していたのがとても良かったです。その後の篠原の歓迎っぷりや人望の厚さをより際立たせていたのも良かったと思います。

ヘラヘラしながら大量の仕事を押し付けてくる無神経さが良い感じに腹が立つ。麻紀の有能さを買っているのは伝わるけど、丸投げして任せっきりなところが赤星の無責任さやダメ上司っぷりが感じられて良かったです。イラっとするんだけど、悪気がなさそうな笑顔が不思議と憎めなくて、出番は少ないけど良い味出してると思います。