さくらの親子丼

題名にひかれ、見始めた。１話目がなかなか面白く、これはいいドラマを見つけたと思った。
毎回、テーマは重いところもあり、見終わって最後はスッキリとモヤモヤが半々といったところか。
最終回にむけてドラマの核のテーマが盛り上げていったが、ああ…といった感想で終わってしまった。少し、残念であった。

夜遅くにたまたま付けたテレビで見てから、だんだん興味を持ちどっぷりハマりました。自分の息子を殺されその殺した相手の子供を育てているところからとてもミステリアスで、毎回違った困った事、人が登場して飽きさせない感じがとても良いです。

あざみの生い立ちが酷すぎてかわいそうな気持ちでした。
さくらさんに救われた一人ですね。
親に恵まれない人間は、自分で生きる力を身に付けないといけません。
あざみは、自立してやっていけるかが、疑問になりました。

さくらの親子丼は、当初観る予定ではありませんでした。たまたまテレビをつけたタイミングでやっていたので観てみたら、とても温かいお話で面白い。
真矢みき演じるさくらさんは、どんな事情を抱えた若者にも深いところでの愛情、優しさ、温かさを持っていて、それでいて適度な距離感をしっかり持っている。そこに心が洗われます。一方で、世の中には色々な人がいるのだと思わされる場面も多く、子供達に虐待をする小学校教諭の由希などは、見ていて複雑な気分になります。由希の心の闇、病的な抑えの効かない衝動、行動、そういった由希が抱える問題は、なんて言ったらいいのか分からなくなります。

風花さんはまだ若いから恋をしたい気持ちは分かるけど、お子さんに対して乱暴な言葉使いをしたり、虐待みたいなことをしたのは見ていて悲しくなりました。ママのスカートを掴んで付いていってたのが、最後はしっかり手を繋いで歩いているのを見て安心しました。親子関係や社会問題について考えさせられる、深いお話だなと思いました。

若くして子供産んでしまったが、生きていく上で子供が煩わしくなってしまい追い詰められてしまう様子が現代の社会問題とも合っていて見入ってしまいました。ドラマのように助けを求めに行ける場所の大切さを感じました。

何故、土曜の夜に説教くさいドラマを流すことにしたのか？と、まったく理解ができません。まだ昼ドラがあった時代は、夏休みになると、不良少年や不良少女が出るようなドラマがありましたが、そんなドラマを見せられているような気分でした。主演の真矢ミキさんも、なぜ？という感じです。地味なおばさんには見えません。

女主人さくら(真矢ミキ)が哀愁漂う美人で良い味を出しています。無料で出される親子丼が本当に美味しそうでした。ただ妹のために生きる達也に対しての救いがなさすぎたのが残念でした。

やんちゃな若い子たちが集まっているのを見て、昼ドラの「明日の光をつかめ」を思い出しました。さくらさんがどんな風に彼らと関わり、関係を築いていくのかなぁと今後が楽しみです。特にルナさんが気になりました。

何だか心が温まるドラマですね。人と人がぶつかりながら成長していくような、それぞれの悩みを溶かしていくようなそんな感じがしました。最近、こういうドラマはなかった気がします。昔はよくあったんですが、時代の変化ですかね。

なぜ、土曜の夜に、こんなドラマを放送しようと思ったのかわかりません。以前、夏休みの昼ドラは、不良少年や不良少女などが多く出演するドラマがありましたが、それを見せられているような気分で、真矢ミキさんが主役というのもしっくりきません。

なぜ古本屋なのに親子丼をタダで食べさせてくれるの？意味がわからない。それに食べに来ている子は若い子で、何かと訳ありという感じだったから、なにこのドラマ？見てて、やっと親子丼の訳がわかったけど、なんか先がどうなっていくのかわからない。