さくらの親子丼

兄を殺した人の娘を赦し、助けていく。という難役にも関わらず、さすがの演技力でした。
クールで、でも熱い。苦しくて、もがいている。
憎い、悔しい。でも、自分も前に進むためにも赦したい。との思い。重い思いが、ひしひしと伝わる演技でした。とても良かったです。

このドラマでは、とても難しい役を演じていたと思います。
兄を殺された悔しさや寂しさ、そんな事件の関係者である少女を素直に受け入れられない複雑さを見事に表していたと思います。
見ているこちらも、すんなり感情移入出来るほどでした。

真面目で仕事できる記者の役だが、周りの役者さんがうまいのか彼女が記者には到底見えない感じで木の陰に隠れて犯行現場の写真を撮るシーンも、どうもぎこちない感じがする。もう少しプロの記者の事を勉強するなりして、気持ちのこもった演技をした方が良いと思う。

クールで、仕事一筋に頑張っている風に見えて、実は暗い過去を背負ってる感じがとても上手く演じられていると思います。
芯が強くて、正義感も強い感じが、真矢みきさん演じるさくらさんゆずりだなぁと感じながら観ています。