わろてんか

人情味があり演技もコミカルで素晴らしい。先日、NHKあさいちに出演されててコミカルな演技がアドリブだと言われてました。
釣りバカ日誌など西田敏行さんの出演映画もよく観ているせいか濱田岳さんとるから西田敏行さんが似てる感じがしました。
でも素晴らしく私の好きな若手俳優さんです。

風太という役が、どこか頼りなく抜けている役なので、明るくふざけている雰囲気が濱田さんに合っていると思います。
しかし、年齢を重ねる度にしっかりとした雰囲気も出すようになり、元の性格はブレさせずに、年齢に合った責任感を演じていて、さすがだと思いました。

この人の凄いところは、表情の作り方ではないでしょうか。あらゆる感情を上手く表せるからこそ、演技に説得力が出ているんだろうなあ、と感じます。だからこそ、物語の転機となる重要な箇所には毎回この人が関わっているのではないでしょうか。奥さんとの痴話喧嘩は毎回笑わせてもらってます。

もともと演技力の高い役者さんだという認識を持っていましたが、このドラマでの演技はもしかしたら半分くらいはアドリブではないだろうかと思わせるほど面白い。さらに、東京都出身であるにも関わらずとても流暢に自然な大阪弁を操っていらっしゃるので、関西出身者としては驚きを隠せません。

子役の子供ともよく馴染んでいるようで、「わろてんか」の中では唯一ホッとできるシーンを見せてくれます。徳永えりさんとの夫婦役もぴったりで、主演の夫婦がしっかりしていない分をカバーしてくれているなと思います。

主役じゃないのに主役なみに存在感がすごい俳優です。わろてんかの中でも物語全体に絶対に欠かせない抜群のたち位置で素晴らしい演技力を示されています。人柄の良さが滲み出る温かみのあるお芝居に胸がグッと熱くなります。

北村笑店にいる芸人たちにカツを入れたりする場面は、スカッとして頼りがいがある人物だと感じた。いつも一生懸命なところはすごいけど、たまには声のトーンを落として芸人達を指導してもいいような気がする。妻のトキと言いたいことを単刀直入に話している場面も、楽しくて微笑ましい。

濱田さん、若手俳優さんの中でピカイチ、最高です。
「わろてんか」に彼が出ている場面は家事などの作業を中断しても観るようにしています。
これまでで最も印象深かったのは、番頭になってほしいと席守から言われたときに、
「番頭？」と感激しながら言った時の濱田さんの演技でした。
全身から嬉しさが滲み出ていました。
彼がいなかったら、「わろてんか」そのものが、もうすこし、薄っぺらい作品になっていたと感じています。
「わろてんか」の他の同年代の出演者の演技の追随をまったく許さない、素晴らしい俳優さんだと感じています。
大好きです！！！

前からよくテレビで見かける事がありましたが、好きじゃなくてあんまり見たことがありませんでした。でも今回とても演技が上手だと、今更ですが気が付きました。
ちょっとした表情の表し方や、アドリブかな？と思わせるような自然な演技など、とても素晴らしいと思います。

主役にはなれないけれど、脇役としてはピカイチな人です。
私はこの役者さんのおちゃらけた役所が好きです。
今回の風太の役所を見ていても、ハラハラする部分はありつつも
ほのぼのとしてシーンもあって、見ていて心温まります。

濱田岳といえば、auのCMの金ちゃん。とほとんどの人が思いそうだけど、この『わろてんか』で、新しい 濱田岳が誕生したと感じた。
思ったことは素直に口にできないが、行動には移す。そんな役がとても合っている。

幼い頃から葵わかなが演じる藤岡てん一緒に育ったので、まるで兄弟のような感じなのですが、葵わかなと濱田岳はこの時点でもうお似合いです。また密かに藤岡てんのことを好きになっており、一生懸命藤岡てんを守る姿が役にぴったりだし、濱田岳が持つ優しい雰囲気もこの役にぴったりだと思いました。

子供のころからずっとてんを見守る一途で、でも素直じゃない性格でそれを見ていると応援したくなります。
ついに風鳥亭の番頭になり涙ながらに喜んでいた姿は微笑ましくて、これからてんやみんなと一緒に働けるのかと思うと
感情移入してこちらもうれしくなりました。

もうこのドラマの中で、岳くんだけが救いです…。最近はシリアスな演技が多かったですが、寺ギンのところにいたときから、ここで学んでやると気概を持ってる様子、でもこれでいいのかという迷い、てんへの想いなど、セリフは多くはなかったものの、表情できちんとお芝居されてました。
風太出てくるとホッとする…。

明るい演技しかできないのかと思っていましたが、明るい中のちょっとした表情などもとても上手で、ドラマの雰囲気をリードしていると感じました。濱田岳が出てくるシーンは感情移入して見ることができました。この作品を通じて、好きな俳優になりました。

コミカルな演技で面白い部分もあるのですが、ちょっと大げさすぎる感じがします。おてんちゃんから頼られて喜ぶ場面や、おトキからどつかれて転がる場面などです。そういう演技指導があるのかもしれませんが、不自然な感じに思えます。

この役者さんは、頑固だけど真面目な若者を演じるのがとても上手だということを再確認しました。決して華やかな外見をお持ちだとは言えないかもしれませんが、「ああ、こういう人いるなあ」と共感を呼ぶ演技をされている方だと思います。

いっそ松阪桃李さんの役を演じててくれればよかったのに、と思うほど、とても良いと思います。濱田岳さんなら、笑いをきわめたい、という主役をもっとうまく演じてくれると思います。そして、てんのことを好きで一生見守っていってくれるのだろうと思います。

本人のキャラクターやイメージが先行しているからなのか、オチャメ・どこか抜けてる・3枚目。
このイメージから脱却してほしい。

もちろん、ドラマの役柄的には、
この役を演じるのは彼が適任だと思う。
でも、世間一般のイメージを脱却させるイメージをつけてほしい。
主人公の父役の方のように。

あえていうなら、今回の役。
恋なのか？遠縁としての責任からなのか？
主人公への、想いが強いゆえに、とる行動。
発言。必死さ。という、筋のとおった部分は、
新しい発見で、役も演者の魅力も、
引き立てていると思う。

つい笑ってしまうような軽快な動きと、一途で純粋な想い溢れる演技で、ドラマを盛り上げてくれていると思います。とても良い味を出されていて、濱田岳さんにはまり役だと思うし、濱田岳さんがいるから引き立つ役者も沢山いると思います。

「ひよっこ」の印象が強かっただけにあまり期待していなかったが、１週目の子役２人が良く出来ていて、ちらりチラリと見始めている。大人になった主人公やその婚約者を演じる２人はイマイチどうかと思っているが、大人になった使用人を演じる濱田岳の存在は大きいと思っている。表情自体が少し抜けていて憎めず、主人公が好きなのに相手からはあまり関心を示されず、それでも一生懸命尽くす姿に自分を重ね合わせて見てしまう。演技自体はまだまだだと思うが、立ち居振る舞いから共感するところが多く、多くの人に好かれる演技になっていると思う。

鈴木福くんの子ども時代からの雰囲気を壊さずに、風太を好演されていると思います。あわてんぼうな演技をさせたらピカイチだなぁといつも感心します。脚立からの落ち方、コケ方、とても自然です。思わず風太の恋を応援したくなるような、憎めない役がとても上手ですよね。