アンナチュラル

視聴率ではなく、心に残るいい作品だった。最終話での法廷で犯人に自供させるという話術の巧妙さが冴えた。神回と思ったのが7話、いじめの話。これには胸が熱くなった。伏線と過激なシーンを織り交ぜながら自殺をしようとする生徒を救う流れは絶妙なうまさで描かれている。

出演者のそれぞれのキャラが冴えていた。三澄ミコトこと石原さとみ。派手さや笑顔を封印しリケジョ化と頭の良さを演出。オラオラ系の中堂系こと井浦新。表情も見事だった。隠れキャラとしてちょい出である木林南雲「竜星涼」の存在感も忘れられない。

初回とは比べ物にならないほど、チームワークがあった。人には様々な背景があって、それが苦しいものでも生きて行かなきゃならない。信じてくれる人達がいることの素晴らしさ、仲間がいる強さ、上司のあるべき姿、家族愛。ストーリーも、続編を期待したくなる構成だった。

最終回、終わる前からロスでした。
今まで以上に、あっという間に過ぎた「旅の終わり」
初回から思わず見返したくなる、何気にちりばめらていた伏線の回収手法に、唸るしかなかったです。
最後の最後、六郎君の法医学に対する熱弁に全てこもっていた気がします。放送から数週間、改めてレビューを書いている今でさえ、涙が溢れそうな‘思い出し泣き’にヤバイくらい。

幻の11話について（笑）Twitterでエアレビュー語りが盛り上がってたのは笑いました！
是非、多くの方に見て頂きたい！！

早いとこ、第二シーズンを切望します。
その前に全話一気見再放送がいいな

法医学がメインなので正直暗いドラマかと思っていましたが、キャラ同士の掛け合いがテンポよく面白くて楽しく見ることができました。石原さとみの、「絶望してる暇があったら美味し物食べて寝る」ってセリフは名言ですね。ファッションもさり気なくかわいくて、石原さとみのティファニーのネックレスを真似して買っちゃいました。友情や家族愛を感じられる、ハートフルなドラマでした。

運良く証拠となるものが残っていたり見つかったりするのは仕方がないのかな、と思う。
真実を知る為に動き続けている中堂系の必死さや手段を選ばない所、薬品によって証拠が駄目になった時の表情など、犯人側に堕ちてしまうのではないかと観ていてハラハラしました。
グレーな事にも手を染めているけれど、あれは相手が相手だからしかたがないとは思う。
でも葬儀屋と手を組んで、たとえ死んでもさっさと火葬してバレないように手筈を整えているのにはそこまでやるか、とビックリしました。
そうしてでも解決したかった事だから、狂気じみた行動をとるのはしょうがないのかなーっと。
法廷での赤い金魚の犯人の言動や、あの淡々としていて余裕のある感じには苛々させられます。
ミコトの誘導に引っかかり、ボロを見せた時は観ていたこっちまで嬉しくなりました。
犯人にはドン引きする事しかない。
中堂の誤解も無事に解けたし、六郎も帰ってきたしで最後はめでたしめでたしでした！
恋愛が含まれるのかなっと思っていましたが、進展などそういう描写もなく、あくまで仕事仲間としての絆で終わったのも良かった。
恋愛面で変にドロドロしてなくて、続編を！と望んでしまうくらいの素敵なドラマでした。

前回の終了直前の内容が衝撃的でしたので、見ずにはいられませんでした。主人公の仕事に対する正義感と、同僚の想いがぶつかり合う展開に、ハラハラどきどきでした。今の日本で、あのような形で激しくぶつかりあう事なんてあるのかな、なんて思いつつ、最後の裁判のシーンは、最終的には主人公の主張を曲げず、さらには同僚の想いにも応えたという意味で、鳥肌モノで、名シーンだったと想います。

１話完結ではありましたが、その中で、ヒントが各所に散りばめられていたのが、最終回で、まとめられていたように思います。特に、最終回、中堂の亡き恋人夕希子の父親から言われた「夕希子の旅は終わったけど、あなたは生きてください」という言葉。そして、技師・坂本の中堂をスナフキンに例えたところ。初回からたびたび出てきた坂本のムーミン好きというのが、繋がっていて、話の作り方に、感激しました。また、出演者のひとりひとりの行動や言葉に、何一つ無駄のない、そして繋がりのある脚本に、感心しました。

法医学という、普段あまり関わりのないことがテーマで面白かったです。殺された恋人を一途に思い続け、思い余って犯人に復讐を実行するために手段を選ばない中堂の姿に、道徳的にはいけないとわかりつつも少し共感できてしまって、複雑な気持ちです。復讐ではなく正当な方法で裁きを受けさせるという展開に安心しつつ、ドラマの中でくらい綺麗事抜きで復讐を遂げてほしかったような気もします。命について深く考えるきっかけになりました。

毎回、思う所ができる出来るいい終わり方だったけど、
最終回もやっぱりよかった！
今まで追ってきた犯人がこんな形で出てくるとも思わなかったし、宍戸がこんな形で関わってるのも意外だった！裁判は見ていてスッキリしたし、何事にもやる気なさげだった中堂が熱くなって犯人に向かって動く姿がやっとみれてよかった！！！
キャストの配役もキャラも良かったし、ストーリーのリアリティーさはあまりなくてツッコミどころもあったけど、そこも含めてドラマとしてとても面白かった！
まだまだミコトの過去とか、六郎のその後とかまたまだ見たい所が沢山あってぜひ続編等を見てみたいと思えるドラマだった！

現実社会において、法医学者がここまで事件へ踏み込んでいるのかは、正直なところとしては疑問がああした。が、人間ドラマを含めつつの内容には満足できるものでした。
石原さとみさんの自然っぽさが存分に堪能できる演技にも、井浦新さんのストイックなキャラクターの演技にも楽しませてもらいました。
人が亡くなっている以上は、決してハッピーエンドにはならない中で、何故か人心地をつける話の結びは非常に良く出来た作品だと思います。

この冬一番大好きだったドラマ！
毎回ドキドキして、UDIラボのメンバーの掛け合いに笑って、犯人や被害者の事情に涙して…
最終話、すごかったー！
これまでの伏線見事に回収してくれた！
中堂さんと夕希子それぞれの想い、それに夕希子の遺族の想い…それぞれに感情移入してボロ泣きでした。
ラストも六郎の成長やUDIラボメンバーの結束の強さが見えて、感動した！
絶対続編やってほしい～。

事件の異様性、難解な事実解明に最新科学の力でどこまでも食い下がり闘いを続けるUDIラボ、中堂と宍戸の闘い、公判でのやりとりと痛快なその結末、意外だった部下を守る神倉や久部と末次のタッグ、過去から現在に至るシーンの構成、息をつかせぬ展開、どれをとっても無駄がなく秀逸な出来だった。

出演者全員が生きた演出もよかった。代表作ができた石原さとみ、男の色気を感じさせた井浦新、久々肩の力が抜けて普通の青年を普通に演じた窪田正孝、最高の脇役、市川実日子・松重豊、見事な怪演を見せた尾上寛之、ハイエナ根性丸出しのジャーナリストを表現した北村有起哉に池田鉄洋、笑いを誘った竜星涼、薬師丸ひろ子。他の出演者も全員良かった。誰一人無駄がない。

キャストもストーリーも全てがとても良かったと思います。以前にちらっと出てきた伏線が見事に回収されていたりと、後から何度でも見返したくなるような魅力がありました。音楽も効果的で、毎回音楽が入るタイミングが絶妙だったので鳥肌が立ちました。

毎回予想を裏切る展開ですが、今回も裏切られました。犯人への苛立ちはもちろんですが、上手くいかないことでハラハラする場面もたくさんありました。でもどのような逆境もUDIのみんなで乗り越えようとするところ感動しました。最後に犯人を捕まえたところではスッキリするとともに今までの頑張りが報われた感動もあり良かったです。

神倉所長が検事に啖呵を切った時はスカッとし思わず拍手してしまいました。その後言い過ぎたと反省する所長は可愛かったです。

六ちゃんが週刊誌と繋がっていたのが発覚した時は、UDIの皆が受けたショックや、せっかく見つけた居場所を失う六ちゃんの気持ちを思うと辛くなりました。なので改めて六ちゃんがUDIに戻って来て、皆が受け入れてくれた時は本当に嬉しかったです。

そして同じように戻って来た坂本さんのメンタルがとても強くなっていたのは笑えました。最後の最後にムーミン好きが大きく活きましたね。

ついにこの日が来た。ドラマ内の中堂も、見ている視聴者も、意味は違えど同じ言葉が心にあったと思う。そのくらい待ち遠しくも訪れてほしくない放送だった。
法医学者として強くあり、これまで見せなかったミコトの女性らしい一面も出ていてすごく人間味を感じさせた。
漫画原作に頼りがち（しかも原作の良さを壊してしまっている）な昨今の残念なドラマ作品。興味をなくしていたが「やっぱりドラマって面白い！」と思わせてくれたドラマでした。

悪い奴と良い奴が混在していて、誰一人完璧な人がいないからこそ誰かしらに感情移入出来る。現実社会では一昔前より決まりごとが断然厳しくなっている中、これが正義なんだと一本筋の通ったカッコいい生き方をミコトに教えてもらった。アメリカの田舎はまだ土葬しているところがあるのにもびっくりしたが、そこからＤＮＡ判定をする今の法医解剖医のレベルにも驚愕した。仕事していても、やたらうるさい法令順守が面倒であきらめ癖がついてしまっている人とか、これから社会に出る若い人に見てほしいと思ってしまう。

飽きずに全話見れました。話も筋が通っていたと思います。面白い所と真剣な所とメリハリもありました。内容が濃すぎて言葉にできない。役者さんみなさん素晴らしかたのでとっても満足でした。久しぶりに3カ月間が楽しかったです。

最終回までしっかりハマったドラマ。これまでの流れをしっかり踏まえフラグも回収しチームワークで事件解決したUDI。
正直、犯人の言い逃れにはイラっとしたけれどミコトの言葉でスッキリ。最後はきれいなまとめで終わってしまったけれど続きが観たいと思うドラマでした。

最初から最後まで無駄な回が一切なく、無駄なキャラクターもなく、序盤の回が良い伏線やフックにもなっていて、全体で見ても完成度はここ数年のドラマのなかでも飛び抜けてる。
今年これを越えるドラマが出てくることはないと思います。続編が今から待ち遠しい！

早くもロスになりそうなくらい毎週楽しみに観ていました。最終回は夕希子が土葬されているというややご都合主義的な展開で、もっとひねった展開を期待していたので少し拍子ぬけしてしまいましたが、それでもミコトが法医学者としての信念を曲げずに不条理な死に勝ち、中堂の手紙の件などの伏線も見事に回収されるまとまりのある脚本はお見事だったと思います。六郎も坂本も戻ってきて、つい続編を期待してしまいます。

こうじやゆきこの遺体が土葬だったとか、それなりに思いがけない急展開もあり楽しめたが、それでも最終回はある意味、無難にまとめた感があり、どんでん返しを期待していた人にとっては、微妙だったかも知れない。けど、最近は無理やりどんでん返しをして、いかにも狙ってます的なあざとい脚本が目立つ中、謎だった部分も大体回収して、六郎も中堂も無事に戻ってきて、綺麗に終わらせたのは良かったと思う。

中堂が宍戸を殺さなくて良かったけど、とは言え、まったく刑事的な責任に問われてないっぽくて、普通にUDIラボに残っているのは、さすがに「？？？」だった。宍戸の人間性は最悪だけど、中堂に対して報復とかそういった発想は無く、黙ってあげているんだろうか？ある意味こいつこそスナフキン的な奴なのかも？それとも、中堂をチクらない理由があって、ちゃんと描かれてたけど、自分がそこに気づかかっただけだろうか。なんにしても、絶対に続編はやって欲しいし、そこに中堂は必須なので、これがご都合的であっても許そう。

最後に「Their journey will continue（彼らの旅は続く）」とあったので、制作側も続編を作る気は満々だと思うから、楽しみにしたい。

昨年大ヒットした某ドラマの脚本家・野木亜希子さんオリジナル作品ということで放送前から注目していて1話から欠かさず見てました。解剖医が主役のドラマはメジャーですが扱う題材が「不自然死」なので毎回結果が予測不能なのと、ただ事件解決だけで終わらない複雑な人間模様が描かれていて色々と考えさせるドラマです。各話様々な事象の中、核となってるのが解剖医の一人である中堂系（井浦新）の恋人を殺害した犯人の行方。いよいよ明らかになり追い詰めた先で中堂がどういう選択をするのかとハラハラしましたが、まさかの展開で唖然としました。究極の不条理が突き付けられUDIラボのメンバーはどんな選択を下すのか目が離せません。

口の中の赤い金魚の殺人者が誰なのか、中堂が追い続けてきた恋人を死に追いやった犯人が一体誰なのか、終盤になって盛り上がってきた。犯人はフリー記者の宍戸なのか、中堂に殺されると出頭してきた男なのか？？希望としては、どんでん返しを期待する。とんでもない方向から、また別の真犯人が現れ、とんでもない動機が明らかになる・・・そして、ミコトの一家心中事件と関連が明らかになる。そんな奇想天外なラストを期待したい。

前回の第9話は、第8話と繋がっており、なぜ最初に8話のシーンを流すのかなと不思議に思っていた。今回のご遺体は中堂さんの恋人と同じ金魚のマークがついており、記者の人がABCと歌っていたので記者が殺したのかな？と思っていたら前回のビルの火事の被害者だったとは。11人の中で一人だけ助かった人がまさか連続殺人犯かもしれないなんて驚きだったが、家の表を見ると英語の字体が三人ほどの字があり最終回で明かされる犯人が誰なのか？？？毎日考えている。

遂にあの事件の進展キタ！って感じ。しかもまさかの犯人。そこか～と思わず言ってしまいました。相変わらず死因究明のテンポは良いし、久しぶりに化学式見たし、勉強になるわ～と。後半の怒涛の展開、好きです。また今回はUDIメンバーの空気が少しギクシャクし始めて、みんなでわちゃわちゃしているのが好きな私はモヤモヤしましたが、次回最終回なのに、予告見る限り揉めてたので、またわちゃわちゃしてほしいな～と期待してます。

主人公ミコトの同僚である中堂の彼女殺しの件が、いよいよ明らかになってくると1話ずつの放送が終わる度に、続きが待ち遠しくなってきました。こんなにも翌週の放送を長く感じたのは初めてです。法医学ですが、実際には医療ドラマではなくミステリーに近いかも知れません。それにしても、火事で助けた男が連続殺人の犯人だとは信じられません･･･。

ストーリーが良いです。
中堂さんの彼女を殺害した犯人に辿り着きハラハラです。
絶対逃がしてはいけない、法医学の力で真実を暴き犯人を罰して欲しいという気持ちで観ていました。
犯人を見つけ出して殺しても何も変わらない。死んだものは生き返らない。きれいな花になることはない。理屈では、な…中堂さんの詞、重いです。
毎回ですが、主題歌の「Lemon」が流れると涙腺が緩んでしまいます。

宍戸が明らかに怪しすぎたので、まんま宍戸が犯人だったら面白くないなーって思ってたが、違って良かった。
前回の被害者が犯人ってのは予想外で、その点ではよかったけど、特に思い入れも無い人物が犯人だったという点では、あまり感情が動かされず、なんだか物足りない。実はUDIラボの中に犯人がいて・・・みたいなベタな展開もあるかなーと少し思っていたので、そういう意味では期待外れかな。松重さん演じる所長が犯人かも？なんて予想がネットでは多く見られたみたいだけど。まぁその展開だったら、一気に安っぽい感じにはなったかもしれないし、これでよかったのか。
出来れば、あの犯人のエピソードが前回でもう少し掘り下げてあったら、もっと感情が動かされたかもしれないと思う。とは言え、やはり次回がすごく気になる、惹きつける脚本であることは間違いない。

9話は連続殺人犯の正体が明らかになり、犯人と宍戸の身勝手で常軌を逸した行動に怒りで気分が悪くなりました。死因解明についても興味深く、ボツリヌス菌が死因という判断から、蟻の死骸をきっかけにホルマリンが死因に関係していると判明するくだりが、文系人間の自分には到底予想もつかない展開で非常に見ごたえがありました。

9話は最高に胸糞悪いストーリーでした。犯人が分かった瞬間思わず画面の前で叫びました。
とにかく野木さんの脚本の妙が恐ろしいです。ここからどうラストを描くのか、全く想像つきません。

身元不明の遺体、引き取り拒否のお骨、親に見放された六郎、それぞれが帰る場所を見つけ帰る場所に帰れたというテーマがよかったというだけでなく、さりげなく組み込まれた世の中の問題点（ゴミ屋敷の話、震災の話等）が心に残りました。特に震災の話については、深く掘り下げているわけでもないのに、忘れてはいけないことがあるのだということを改めて思い出させるのはなかなかないことだと思いました。

『不審死』がテーマとの事だったため、見る前はドロドロとした猟奇殺人的な話かと思ってイヤだなと思いながらも、脚本家の人が好きだったために見始めました。実際見てみると、見る前のイメージは良い意味で裏切られました。『死』を巡って、残された人の思いや生前の死者の想いなどテーマは幅広くそして深く、見るたびに心に暖かく響きます。先週の話では、『帰ることのできない遺体』がテーマでした。身元がわからない、遺族が引き取る心の整理ができないなど様々な事情が描かれ、その一つ一つのケースを丁寧に描いていました。遺族のおじいさんがやっと心の整理をつけることができて、奥さんの遺骨を引き取ったと知ったときに久部六郎が流した涙が印象的でした。

遺体となって対面しても「ろくでなしが！」と言われた息子と親に、六郎は自分と父親を重ねていたのでしょうか。
六郎のろくは、ろくでなしのろく…そこで回想シーンを挟まないところに、このドラマのセンスを感じます。
話の核となる10体のご遺体の死因解明、身元特定の合間に展開されるエピソードも、どれも秀逸。ヤシキさんと所長のやりとりや中堂さんの過去の事件、ミコトにとって、六郎にとっての「帰る場所」、町田さんや美代子さんの「帰る場所」…1秒も無駄な時間がないし、どのシーンも見逃したくない。
次回がとてもとても楽しみなドラマですが、最終回に近づいていくにつれて、はやくも寂しさが…これから最後まで、1分1秒たりとも見逃さず、見届けようと思います！
個人的に、窪田くんが将棋を指しているシーンは「Nのために」とリンクしてニヤニヤしました…あのシーンから松重さんが「これ勝てるな」と不敵な笑みを浮かべるところ、大好きです。

まず、石原さとみが好きで興味を持ちました。つぎに“法医解剖医”の話というので気になり見始めました。
スケールがすごくて、みてて吸い込まれる世界観。次々と気になっていくストーリー。
たまに”ふふっ”って笑ってしまう出演者たちのチームワーク。この先あの人はどうなっていくんだろうか、、石原さとみ演じるこの人は
どうな人なんだろうか、と次の話が気になっていってます。

前回の予告で10人の方が亡くなる火災事故発生
どんなストーリーになるんだろうとわくわくしながら観ました！
まさかのヘルプで坂本さん登場(笑)
個人的に中堂さんとの絡みがツボです(笑)
と、司法解剖突入！で９番さんだけ殴られた後が･･･事件の匂いですな。
11人目の生存者が発見されその人には血痕･･･
これは犯人発見ですかな。。
でもそれじゃストーリー性が無さすぎる。。んーーむ。
って感じで毎週惹き込まれてます(笑)

中堂さん含む登場人物の過去も少しずつ判明しつつ
笑い、感動おこしつつエンディングで(T^T)涙

ほぼ毎回切ない終わり方するんですよ！
その雰囲気に凄くあってるのが米津さんのlemon！
これがまた涙を誘う切なさ(T^T)

六郎！家に居場所はなくても居場所はあるよ！
UDIラボが帰る場所になってくれるよ！(T^T)

そんなこんなで今週も面白かったです！
あーー！来週も楽しみ！
こうじやゆきこさんの事件と宍戸さんがどう関わってくるのか。。
そして六郎はどーなっちゃうのか。。
早く観たーーい！

間違いなく今期で一番だと思います。死ぬ、ということに向き合うことで、明日を生きることを考える。白井くんの事件のあと、ミコトがひとりおにぎりを食べるシーンがありましたが、それもまた、今日も、明日も生きてやるという意思の表れのような気がしました。
1時間のドラマですが、視聴後は映画を一本見終わったような、ずっしりとしたものが心に残ります。
でも、終始重たいわけではなくて、ラボの運営に頭を悩ます松重さんや、いつになく慌てふためく中堂さん、暗幕ごと移動する久部くんと夕子とか、ふっと力を抜いて見られるところもあって、バランスが素晴らしいなと思います。
役者さんもみんないい！ゲスト出演の方々もいつも渾身の演技をされていて、見入ってしまいます。
まだ終わっていませんが、続編を熱望します！

主人公の過去を軸に物語が進んでいたのかと思えば、また別の人の過去が浮き彫りになり、話の深さにびっくりしてしまいました。毎回法医学という医療テーマとミステリーとが混在していて、推理物も医療物も好きな自分からしたら、とてもワクワクできます。またこういう系のドラマは脚本家が複数いることもあり、一話完結といえあまりにも繋がらなさすぎることも多々ありますが、アンナチュラルはしっかりと伏線を回収しているので、安心して見られます。

8話は大勢を巻き添えにした殺人なのか不幸な事故だったのか、ミコトたちが化学の力で証明していく過程も面白かったですが、三郎、九部、ミコトそれぞれの親子の描かれ方も興味深かったです。死んでしまったから話せない、生きているのに理解し合えない、言葉にしないから伝わらないというそれぞれの親子関係の切なさがとても印象に残りました。

毎回最後の結末に向かう展開が好きです。そのさらに先の先の真実が突き詰められていく感じが。最後が悲しい結末の事も多いですね。今回も結局いじめによって死を決断してしまった同級生を救えず。また当初の計画のままではいじめを行っていた3人に罪を着せることもできず。白井君が動画配信とう形でいじめを、いじめによって殺されたことをみすみさんに伝えたかった。最後に白井君が死んでしまわないで良かった。エンディングの曲の入りはとても良いと思います。

ご遺体という題材としては、暗く重たいものであるにも関わらず、キャストの台詞や素振りによって、観やすく面白い、そして時にドキッとするようなサスペンス要素も含まれており、私のなかで今クール１番のドラマです。これから中堂さんの元カノの死の真相をUDIで解明していくので、本当に目が離せないですね！

ミコトと中堂先生の関係性がとても好きで、徐々に過去の事件の真相が匂わされる中、学生時代誰もが感じたことのある悲しい空気が起こした事件の切なさに「夢ならばどれだけよかったのだろう」と曲が流れた瞬間泣いてしまいました。

ここ数年のドラマの中でも文句なしのトップクラス。完全オリジナルの作品となると数年に一本のレベルでしょう。物語構造そのものをガラッと一変させる展開の変え方、預言者じゃないかとも言われるような社会問題の盛り込み方に描き方。でも決してシリアス一辺倒じゃない、ナチュラルな人の感情・描き方。やはりどこを切り取っても名作。
クライマックスで更に物語がどう盛り上がるのか、今から楽しみでなりません。

「いじめの自殺は殺人と一緒」と言ったセリフにすごく共感しました。このようにいじめを絡めてのドラマはなかなか無く、あっても薄い内容のものが多い中、主人公の三澄ミコトの台詞が心に響くものばかりで、「いじめた人は転校して名前を変えて普通に生きていけるんだ」という言葉が、とても卑怯なことだけど、それが現実なんだととても歯痒かったです。やるせない気持ちもありましたが、「あなたの人生はあなたのものだよ」という言葉にはすごく勇気付けられました。

これは面白い。専門用語満載の内容なのに置いていかれない感があって見ていて引き込まれてしまう。今回はいじめ問題の題材でかなりショッキングな内容だった。自ら死を選んでしまう、それもいじめが原因で。解剖医として、淡々と死因を解明すると同時に、解剖では分からない亡くなった人の感情なども汲み取る人間味あるドラマだと思う。

今の時代へ問うドラマだと思います。働き方やいじめなどに対する言葉、誰もが思っていたことを代弁してくれてるようで胸が締め付けられ涙がでます。いじめというのは法で裁くことはできず、見て見ぬふりで終わる、そんなときに法医学者の考えと個人の見解を述べるところなど、見ているほうも心が救われるそんな錯覚を覚えます。見て損はない大事なことを教えてくれるドラマです。

三澄みことと東海林夕子の絆に感動しました！友達じゃなくて同僚。薄っぺらく感じるけど固い絆で結ばれているんだなと思いました。仲が悪くなる感じのところもあってヒヤヒヤしたけど最後は飲みに行くなんてやっぱり仲良し！

1話に内容がギュッと詰め込まれているような、海外ドラマのように展開が早く、結末が予想できない内容だと思う。それがおもしろい。法医学なんてなんだか大変そうなイメージで死体を解剖するなんて…と思っていたが、未来のために必要なもので、素晴らしいものなんだなと思った。また、適当な死因を付けられることがあることにも驚いた。

毎回久部君がマスコミのネタになりそうなことを探っている、それがもう許せない！
ミコトのことを考えるともうやりたくないんでしょう？
早く本当のこと暴露して真剣にミコトたちと向き合えばいいのに～～～
そして、中堂さんの行動や言動は毎回楽しみだな。。。やっぱり見逃せない！

どんどん事件が起きてつながっていくストーリー展開がすばらしく、飽きずに見られました。逮捕されるかもしれない仲間を必死でかばいながら事件を解決するために奔走する。その合間合間ではコミカルなやり取りがあって笑わせてくれる。あとなにより中堂さんのキャラが良すぎてツボです。

7話は映像から死因を究明していくという新しい手法が面白くて見ごたえがありました。映像だけであんなに詳しくご遺体の状況を判断出来るんですね。よくあるネットを利用した未成年の犯罪ものかと思いきや、死因究明よりも「いじめは殺人」といじめ問題のほうに深く切り込んだ内容に展開していったのも今までのストーリーとは趣向が違って新鮮でした。

ミコトと東海林の関係性がとても素敵でした。プライベートへの干渉はあまりないけれど(というかミコトが自分のことをあまり話さないので)、この特殊な仕事を通して信頼を深めていく様子にほっこりしました。
また、久部とミコトの関係が近づいたようで、ドキドキでした。久部くん、とても可愛いです。
しかし、久部がだんだんと悪いことに巻き込まれていきそうで怖いです。