僕はまだ君を愛さないことができる

最初は本当に嫌いだったけど、完全に脚本家の思惑通り、今となっては結構好きになってしまった。最初の方の、女のあざとい部分を全て詰め込んだようなキャラから、いじらしくて可愛らしくて応援したくなる面を小出しにしてきて、この子も幸せになって欲しいなぁと思えた。

蓮や陽が自然な姿だからかなり浮いて見えたし、誰にでもできるようなぶりっこを演じているだけと思っていたけど、蓮に振られた時の演技や泣きはよかった。それは切ないよねーと共感のできる演技を見せてくれて、ぶりっこから抜け出せた感じが伝わってきたな。

見覚えのある可愛い子だなぁと思いながら見ているうちに、NHKの大人の基礎英語に出演している子だと気付きました。印象がちょっと違っていて先入観なく見れました。また違う可愛いさで甘えん坊キャラがねちっこく、とても良かったと思います。

周りにいたら超イライラさせられる女子。上目使いとか私何にも出来ないんですみたいなところに、実際イライラしながら見せられているから上手く演じてくれているんだろうなぁ。健気に追う姿がたまに可愛いとさえ思ってしまう。

うざい！もう、本当にウザすぎる！こんなにウザい演技ができるのは、ある意味才能。

漣に媚びる感じがとても嫌です。
でもそれは演技は上手ということですよね。
あれが演技でなければ、ある意味怖いです。