恐怖新聞

なんかホントに掴みどころのな人という感じ。最初の頃は、メモ帳にペンを突き刺したりとメンタル不安定な様子も見せてたけど、あれは何だったの？？　
言動が一致してないというか何考えてるかわからないし、詩弦の母親として本当に彼女を愛してたのかすらよくわからない。詩弦の代わりに恐怖新聞を購読（？）したりと一見、親らしさみたいなものも見せるんだけど、その愛情の掛け方がなんだか妙に心がこもってないと言うか上滑りしてる感じ。

きれいなお母さんが突然ひどい事をしてしまう狂気っぽさをうまく演技していて、ドラマの雰囲気にピッタリで良いと思います。普段は笑顔の可愛い子供想いのお母さんなのに、変な癖を持っていたり、パニクる時の豹変ぶりが上手いです。

娘を思うあまり娘のためだったらなんでもするという母親だったので優しいなと思いましたが恐怖新聞によりその変貌ぶりがすごくてやっぱりこの人すごいなと思いました。毎回どんな行動を取っているのか1番恐怖なのはこの母親だと思いました。

この人の母性や性格がイマイチよく分からない。夫を亡くしたときは、詩弦のせいで彼が死んだと騒いで娘を罵っていたかとおもったら、今度は詩弦の身代わりに恐怖新聞の読者になって、彼女の人生を傷つけそうな勇介を殺そうとしたり。でも、娘が可愛いとか守ろうとかいうよりも、自分自身のためにやってる印象が強い感じ。