科捜研の女 第17シリーズ

ドラマシリーズの中のお決まりのセリフの愛想無ーしの言葉が役にぴったりで毎回楽しみでした。
監察医の立場での事件への取り組みや心情をシーンごとにうまく切り替えて演技されていたり、沢口靖子さんとの絡みも絶妙で面白かったです。

毎シーズン見ていますが、今シーズンはマリコ目力に負けて検査を引き受けたり夜中に呼び出されたりと、マリコに一番振り回されていたような気がします。科捜研に差し入れするお土産も気になることの一つになりました。きれいになったな～とこのドラマで改めて感じました。

いつもハツラツしていて素敵だなと思っていますが、とくに風丘先生は解剖着を着ても健康的で嫌味がないので印象がとても良いです。マリコさんの無理難題にも一人ツッコミしながらも仕事はしっかりこなし、おやつをもってやってきてくれる明るい人で一緒にいたら楽しそうだなと感じます。

ドラマの中でのこれまでのイメージではロングヘアの印象の方が強かったので、今回のシリーズでは少しイメージチェンジした感じが良いと思いました。いつもマリコに無理を言われて解剖したり、時には解析や分析を手伝わされたり、ぶつぶつ文句を言いながらも、手掛かりとなる解剖の結果などを科捜研に届けてくれる役は、ワンパターンではあるものの、科捜研の一員とも言える役で、演技も上手いと思います。

マリコさんに、少々振り回されている感じながら、解剖をしているときの凛々しさと、我が子に対する優しさ、そして、科捜研の人たちの間でユーモアを持って接しているところなど、とても素敵に演じられていると思います。マリコさんとの、良いコンビネーションが、たまりません。