警視庁・捜査一課長 season2

警視庁・捜査一課長シリーズが好きで、前作も観ていたのですが、先が読めてしまう展開すぎて今回はいまいちでした。
操作一課で証拠品を探し回るシーンでは、最終的にはいつも金田さんが証拠を見つけて「あったぞー！！」と大声で叫ぶシーンは正直、見飽きました。
毎回発見するのは金田さんなので、毎回違う人が見つける方がよりリアルな気がしました。

捜査一課長を支える管理官ですが、中間管理職としての悲哀にひたる演技は良かったです。また、「見つけのヤマさん」というニックネームにもあるように、執念深く証拠を探すシーンにも感動を覚えました。次回シーズンがあるならば、斉藤由貴さんこと、「大福」とはもっと仲良くしてほしいです。

祖母と毎週見させていただいてました。
このドラマ自体が面白くて毎週見ていたのもありますが、金田明夫さんが演じる役のキャラがとても好きでした。
ほかの役者さんももちろんですが、金田明夫さんのベテランの安定感、安心感に加えて、ユーモアも持ち合わせている役柄の演技力はとても素晴らしいと思いました。
終わってしまったのが残念です。新シリーズも期待しています。

「科捜研の女」では、なかなか厳しい上司役ですが、このドラマでは、上司を立てて、冷静実直で、典型的な刑事という役です。あまり個性的でないのですが、印象に残る演技です。なくてはならない俳優さんです。金田さんが、もう少し目立つ話を作ってもらいたいです。

「捜しのヤマさん」、今回も大福さんとのやり取りが面白いです。
科捜研の女の、キツイ顔している刑事部長との差が激しいのがいいです。
どっちも好きですが、ヤマさんのほうが親近感が湧くような気がします。
今後も、ヤマさんの活躍が見たいです。