集団左遷!!

濃いぃわ
鬱陶しい

こんな大根役者とは思わなかった。声が大きいだけで、毎回同じ顔、深みがない。ひどすぎる。

「悪役です」というのが常に出すぎていて、清濁すら丸呑みして堂々と振る舞う大物感とか、余裕みたいなものがちと見えにくかったように思います。

やり過ぎ

主役の片岡が何でも頑張る熱い男なので、敵対する役どころの横山はクールで冷徹な人間に描かれがちですが、三上さんは力強い台詞まわしや目力、舞台並の大きな表情の変化で、燃え滾るような情念と執念を感じさせる、片岡とはまた違った熱い男として演じているのが面白いです。ヒール役なのに誰よりも熱くてギラギラしてパワーがみなぎっていて、小柄なのに存在自体がとても大きく見えるところも良いと思います。

かつてフォークソングを歌っていたのは三上寛。大変紛らわしい。三上博史氏は、ここ20年以上テレビで見ていなかったので、てっきり死んだか病気かと思っておったが、しっかり生きており、昔と全く変化のない演技を我々にみせてくれる。

何を考えているかわからないあの独特な雰囲気と、不気味な笑いでいつも怖さを感じてしまう。さすが、三上博史さん、ハマリ役です。あの悪者キャラだけど、実は良い人だった、という展開になったら面白いのにな～と密かに思っています。

三上さんでは悪役役員は無理があるかな。
悪役役員は大和田常務こと香川さんの方が
演技力はいいですね。

高笑いをするシーンが何度も出てきますが、笑い声だけなのにちゃんと横山の感情が伝わってくるところが凄いです。蒲田支店の窮地を面白がっている時、思い通りに事が進まず苛立っている時、自嘲気味に笑う時など、台詞はなくても声の大きさや強さ、目の見開き方、顎を高く上げているか正面を向いているかなど、本当に細かな表現で喜怒哀楽を繊細に演じていて素晴らしい怪演ぶりだと思います。

いやぁ～、もう三上博史、全盛期の頃と全然変わってない！やっぱりいい！昔から色んな役をやっているけど、どんな役も難なくこなせて相変わらずお上手！抜群の安定感！安心して見ていられます。特に悪役を演じているのを見るのが好きです。悪役に高笑いはつきものですが、その高笑いにすら三上博史の上手さを感じてしまいます。また悔しがる姿というのもよく見られますが、その役に成り切って見事に演じ切っていて、見ていて壮快です！

怖すぎるほどの顔面演技が半端ない

さすがの迫力！久々にドラマで見ましたが、やっぱりミステリアスで独特の存在感は健在！最近、悪巧みの上司役ってきまりきったような人ばかりだけど、久々の三上博史のあのニヤけたような企んでるようなほくそ笑んでるような表情がなんとも言えず好き！

ベテランというだけあって、今回の役柄もリーダーシップを表現しながら彼の魅力がブレンドされていて、素晴らしい演技でした。
銀行を舞台に、スーツ姿や髪型などもかっこよく、貫禄がありオーラさえも感じます。今回のようにヒールな役も見事に表現できて、今後は更に非情さ・冷徹さがくっきり見える演技も珍しく見られ、彼の新しい魅力を楽しんで観ることができます。

ちょっと力み過ぎかなと思う時もありますが、いまいち緊張感に欠ける蒲田支店の面々相手なら、これくらいアクが強いほうがパワーバランスが分かりやすくて良いと思います。笑顔がスッと一瞬で消える様や真顔で鼻歌を歌う姿が横山の冷徹さを感じさせ、目的のためなら手段を選ばなそうな怖さが滲み出ているのが良かったです。

ひさしぶりにテレビで三上博史さんを見られるというだけで､ドキドキします。あの渋い容姿そのままに､いい感じに主人公の片岡洋をイビり追い詰めていくのがかっこいい。最後の最後には､片岡を認めざるを得ない､というストーリーになるのだとは思いますが､その時に三上さんの演じる横山輝生がどんな表情をするのか､ワクワクします。

さすがの演技力と存在感で小柄なのにとても目を引き、印象に残りました。言葉遣いは丁寧だけど、高圧的な口調と鋭い眼差しには相手に反論させない迫力があり、最初の登場シーンだけで片岡の敵役だと分かるインパクトがありました。よく響く良い声で台詞も聞きやすく、ハマリ役だと思います。