35歳の少女

初回はせっかく復活した望美の家庭をぶち壊し、何様かと思ったが、徐々に優しくなり寧ろの望美の尻に敷かれるくらいになり、最後には髭を剃って清楚になって、すっかり坂口健太郎の魅力にやられてしまった。いつの間にか応援していた自分が居た。役にうまくハマっていたという証拠だろう。

演技はまあまあだったのですが、クランクアップの際に「結人ロスに注意」と言っていた印象があまりよくなかったです…
恋愛要素はあったものの、主軸は望美の成長劇でしたし、そこまで結人のインパクトがあったわけでもなかったので、自意識過剰だなあと。

姿形がキレイなのはもちろんなのですが。(足長い！背高い！顔が小さい！)声が優しい。主人公の成長に合わせて口調も声のトーンも違ってきてるところにキュンキュンきてました。坂口くんに横で応援してもらえるならなんでも頑張れそうです！

時間がとまった人間だからこそ、考え方がきれいすぎて融通がきかない彼女の言葉に対して苛立って苦悩する難しい感情を表現していたと思います。誠実な人間性の中で、汚れた大人をしってもいるという難しい役どころを自然に演じていてよかったです。

このドラマを見て、坂口さんのイメージが変わりました。彼の演技にとても心が揺さぶられます。初回はとんでもないやつだと思いましたが、徐々にちゃんと心がこもった人なんだというのが伝わってきます。望美が知っている10歳当時の結人君の純粋さもすごく感じます。望美に「好きだよ」と伝えるシーンは本当に素敵でした。

坂口さんって演技があまりうまくないな、って思います。
表情がいつも一緒なんですよねぇ。
言葉の話し方で変えているだけで、顔を見るとほぼ毎シーン一緒です。
今回もヒロインの相手役なのに、色々と残念だと思います。

第1回のイメージからガラッと変わり、好青年になってしまった結人くん。望美を見つめる温かな眼差しにキュンキュン来ました。望美役の柴咲コウさんと10歳も年の差があるなんて全く感じさせない大人の男性っぷりに惚れてしまいました。

やだー、口髭がセクシー（笑）実年齢より上の人を演じるからかな？なんだかいつもより余裕が感じられて長い腕と包容力にやられています。あー、でも初恋でした‥かー。あのままなら初恋がどんなふうに進んだんだろう。悔やまれるよね。

25年ぶりに意識が回復した初恋の望美に、最初は普通にしていたのに、現実を突きつけるようなことを言ってしまう結人。まじめな青年かと思ったら違いました。望美に付き合って街を歩いてしまっているところが、悪ぶってるけど悪い人になりきれない感じがいいです。35歳には見えないなと思ったら、実際は29歳、でも、ドラマの中ではちょうど望美と同じくらいに見えます。うっすら髭は、そんな悪ぶっている感じと、年齢を上に見せるためなのでしょうか。何となく不穏な空気が漂うドラマの中で、ちょっとときめきを感じさせてくれる感じで、癒しになります。