『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』での古川雄大 (北尾政演役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
古川雄大 (北尾政演役) は 「2025年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
真人間になると宣言し作家を廃業しようとしていたけど、ファンを目の前にしておだてられるだけおだてられちゃう京伝先生がツボすぎた。こんなに気持ちよく木に登っちゃう人もいないだろう。モテたい欲の塊のような京伝先生らしいお芝居でこちらまで楽しくなりました。
ニカっと笑って人の愛想を取るみたいな人って往々にして小心者で笑って許してもらおうってタイプよね。めんどくさいことが嫌いでずっと夢を見ていたいタイプ。だから結婚もなかなかしないし、仕事も楽しいことだけしていたい。あの笑顔一つでどんな人か分かってしまうのはさすが。ちゃんと京伝という人物を芯に持って演じているのがわかる。
会合で皆のやりとりを見るうちに、ここが踏ん張り時だって気付いて「今書かなければ」「書きたい」って気持ちが高まってウズウズしてくるまでの心の動きが、表情だけでしっかり伝わってきたのが良かったです。祝言の時の何とも言えない引き攣った笑顔も面白かったです。
おていさんと蔦重の夫婦喧嘩にチャチャを入れる間が江戸っ子だなーと思える小気味の良さがいいなと思った。「すごい目だねー」と感心するように言うところも好き。人懐っこい笑顔は小心者の顔を隠しているように見えて後ずさりながら逃げ道を探している人間味があって好きだ。
お咎めを受けたくないって蔦重から逃げ出す姿も、都合が悪そうにチラチラ蔦重の顔を伺う時の表情も、お調子者だけど根は繊細な政演らしさが出ていて良かったです。躊躇しつつも結局楽しくて面白い方向で筆が乗るところも、「面白ければ良い」精神がブレない根っからの物書きなんだなあって伝わってきて良かったと思います。
いつも人懐っこい笑顔で楽しげにしていたのは演じていた部分もあったのだなと思った今回。その笑顔が印象に残っていたのですごく効いたと思う。陰の努力なんて見せないで天才でありたかったんだよね。小芝居のように三味線の先生は雇ったんじゃないかとまで思うのは無粋だろうか笑。
飄々として軽やかで余裕があるように見せつつ、実は何枚も書き損じを重ねて必死に作品を生み出す苦労人っていうギャップが良かった。それを知られた時の動揺や、春町に「お前はこちらの者だ」ってハグを求められた時の抵抗っぷりも人間味に溢れていて、これまでの陽キャの天才というイメージとはまた違ったチャーミングさと親しみが感じられて良かったと思います。
重く辛い展開が続いてしんどかったけど、「蔦重さ~ん」って一言でガラッと空気を変えてしまうのがさすが。明るい声音と軽妙な口調、調子の良さ全開だけど憎めない笑顔、北尾の登場で張りつめていた心がふっと軽くなってすごく救われた気がします。
真人間になると宣言し作家を廃業しようとしていたけど、ファンを目の前にしておだてられるだけおだてられちゃう京伝先生がツボすぎた。こんなに気持ちよく木に登っちゃう人もいないだろう。モテたい欲の塊のような京伝先生らしいお芝居でこちらまで楽しくなりました。
ニカっと笑って人の愛想を取るみたいな人って往々にして小心者で笑って許してもらおうってタイプよね。めんどくさいことが嫌いでずっと夢を見ていたいタイプ。だから結婚もなかなかしないし、仕事も楽しいことだけしていたい。あの笑顔一つでどんな人か分かってしまうのはさすが。ちゃんと京伝という人物を芯に持って演じているのがわかる。
会合で皆のやりとりを見るうちに、ここが踏ん張り時だって気付いて「今書かなければ」「書きたい」って気持ちが高まってウズウズしてくるまでの心の動きが、表情だけでしっかり伝わってきたのが良かったです。祝言の時の何とも言えない引き攣った笑顔も面白かったです。
おていさんと蔦重の夫婦喧嘩にチャチャを入れる間が江戸っ子だなーと思える小気味の良さがいいなと思った。「すごい目だねー」と感心するように言うところも好き。人懐っこい笑顔は小心者の顔を隠しているように見えて後ずさりながら逃げ道を探している人間味があって好きだ。
お咎めを受けたくないって蔦重から逃げ出す姿も、都合が悪そうにチラチラ蔦重の顔を伺う時の表情も、お調子者だけど根は繊細な政演らしさが出ていて良かったです。躊躇しつつも結局楽しくて面白い方向で筆が乗るところも、「面白ければ良い」精神がブレない根っからの物書きなんだなあって伝わってきて良かったと思います。
いつも人懐っこい笑顔で楽しげにしていたのは演じていた部分もあったのだなと思った今回。その笑顔が印象に残っていたのですごく効いたと思う。陰の努力なんて見せないで天才でありたかったんだよね。小芝居のように三味線の先生は雇ったんじゃないかとまで思うのは無粋だろうか笑。
飄々として軽やかで余裕があるように見せつつ、実は何枚も書き損じを重ねて必死に作品を生み出す苦労人っていうギャップが良かった。それを知られた時の動揺や、春町に「お前はこちらの者だ」ってハグを求められた時の抵抗っぷりも人間味に溢れていて、これまでの陽キャの天才というイメージとはまた違ったチャーミングさと親しみが感じられて良かったと思います。
重く辛い展開が続いてしんどかったけど、「蔦重さ~ん」って一言でガラッと空気を変えてしまうのがさすが。明るい声音と軽妙な口調、調子の良さ全開だけど憎めない笑顔、北尾の登場で張りつめていた心がふっと軽くなってすごく救われた気がします。