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脚本・ストーリー 1.9 /5.0(38.8%) | 1062位 /1088件中 |
キャスト 2.6 /5.0(51.6%) | 1030位 /1088件中 |
演出 2.0 /5.0(39%) | 1060位 /1087件中 |
音楽 2.2 /5.0(43.8%) | 1014位 /1088件中 |
感動 2.1 /5.0(41.2%) | 971位 /1083件中 |
笑い 1.5 /5.0(29.6%) | 1027位 /1083件中 |
スリル・興奮 1.8 /5.0(36.8%) | 1036位 /1080件中 |
とりあえず歌子は良かったですね。気になったのは優子が歌子を叩こうとしたことです。優子は賢秀があんなでもこれまで叩いたことはありません。つまり優子の考えとしては、誰にどれだけ迷惑をかけようとも怒らないけど、死んだほうがましみたいな言葉には怒るということです。それは賢三も早くに亡くなったことだし、一番に命を大事にする人という脚本家の意図なのでしょう。それ自体は悪くはありませんが、賢秀への甘さは家族にも他人にも迷惑をかけるのに対して、歌子の嘆きは基本的に自分と家族にしか迷惑をかけません。それなのに歌子を叩こうとするのは親としてのエゴに感じますね。やはりこの脚本はちょっと違和感があると思います。フィクションだからこそ、もっとよく練ったものにして欲しい。二ツ橋の件もあっさり片付いちゃったし。
歌子ちゃん大学病院で検査しても原因不明だったのか…橋本病とか今では普通に良くある病気もなかなかわからなかった時代だし、これから何度も病院にかかることになるのかな。暢子の病気じゃなかった発言は、本当にしんどい人にとって心踏みにじるようなことだと思う。家族であっても辛さはわからないし、ましてや気持ちに鈍感な暢子には寄り添うことができないのだろう。とうてい元気な人には理解されないというのが良くわかるエピソードだったかなと思う。
歌子に病気は判明しませんでしたが、20歳くらいの女性がああなるのもわからなくはない。問題は「わたしだけ」というところ。確かに比嘉家では歌子だけかもしれなけれど、世の中にはそういう人ってたくさんいる。たとえば障害者のおよそ3分の1は内部障害と言って、見た目ではわからないけど、様々な問題と戦っている。めげずに頑張ってほしい。大城と平良の関係はある程度予想できましたが、そこに二ツ橋が絡んでくるとは驚きました、更に賢三はどう絡んでくるのでしょうか。
歌子ちゃん失恋したばっかりじゃなかったっけ?なのに東京にまで智にもらったメダル持って来てて、職場の男性への想いは何だったのか。上京してきた優子と歌子の歓迎会っぽいのに暢子の紹介をする智にちょっと引く。どこが良いのだろう。運動会の一件だけを引っ張っているのがちょっと弱い。智が暢子に気があるのはわかるけれど、暢子とのじゃれ合いも子どもじみていて。賢三までオーナーとの約束破っていたとか残念だ。背景の音楽も合っていない感じもするし、だんだん見るのが億劫になってきた。
歌子の気持ちはよくわかる。当時は根性主義の時代で、熱を出すのは気持ちがたるんでいるからだと怒られたし、教師すら平気で熱ぐらいなら学校に来いと言っていた。高度経済成長は弱者とか人間性を無視して、がむしゃらに突っ走ったという負の側面があったのを忘れてはいけない。もちろん歌子のコンプレックスは性格的なものもあると思うけど、同時にそういう時代の悪い面も影響している。そして賢三ですが、何か大城との約束を破ったとのこと。どんな因果が隠されているのか気になります。
あの優しい二ッ橋がオーナーのことになるとダメ男になってしまった。まあどんな人間でも弱点というのはあるし、完璧な人もない。あの賢秀に比べれば許せなくもないですが、どんなことも言葉にせず、相手に理解されようと思うのは間違いでしょう。オーナーに対しても、平良に対しても、言いたいことは口にしないと先に進まない。退職に関しては、実際、ほとんどの仕事は自分が思うよりも代わりはいるし、何とかなるもの。自負心をこじらせても良いことなんてない。早く素直になれればいいですね。
暢子が恋愛とかそういったことに無関心無頓着なのは今までも描写として出てきたが、改めて智の口から出て驚いた。本当に二ツ橋と三郎さんとの因縁に関わっているのだろうか。それともミスリードか。歌子の退職挨拶の直後の結婚報告には少し違和感があったけれど、彼女も退職するならわかる気がする。寿退社がまだ当たり前の時代だから。歌子はまたまた失恋だけれど、なんか背景の音楽がやたら感情をあおるようでちょっと冷めた。海を見つめる歌子のそばにいたいつも本を読んでいる男性はいったい誰?時々さらりと映るのだけれど、どういった意味を持つのだろう。
博夫はダメだ。これはいずれ離婚かもね。自分に考えがあってのことなら、夫婦間でゆっくり話し合えばいいけど、実家とか言われるとどうにもならない。学生運動みたいな新しい理屈に飛びつくわりに、本当は保守的という、いかにも団塊の世代の男性っぽい。良子の方がはるかにしっかりしているし、自分のことが見えている。歌子の体調は本格的に心配ですね。でも暢子がいるし医療レベルが高い東京でというのはわかるが、那覇とか、九州にも良い病院はあると思うんだけど。貧乏、貧乏っていうわりに、いつも何だかお金があるよねえ。
ニーニーがまた勤め先としてなのか、養豚場に戻っていますが、養豚場の仕事こそ、子供のころからの経験と知識を存分に活かせる仕事だと気付いてほしいと思いました。
怪しいサラリーマンとして一攫千金を狙うよりも、とっても似合っている姿に感じて、今までの色々な仕事よりも素敵に見えます。これからは我那覇のような悪徳者に騙されることなく、この養豚場のお父さんのような温厚そうな人のもとで、温かい気持ちでもっとニーニーのいいところが見られたらいいなと思います。
遅すぎる気がするけれど、やっと歌子ちゃんことお母さん考えてくれるようで少しホッとした。暢子に病院探してもらうところ見ると、沖縄には大きな病院なかったのかな?それなら検査が先延ばしになっていても仕方ないのかなと思えるところもあるのだけれど。それでも、賢秀に何度も渡した大金があればとっくに検査できていたのではないかと思えて。兄弟たちの幸せのために犠牲になってきたとしか思えない。どうして兄弟たちを公平に扱ってあげられないのだろう。
東京に出てからの暢子の成長のなさ、比嘉家の人間の変わらなさに観るのが苦痛になってきました。大城オーナーや他のシェフたちの気遣い、果てには和彦の助言にまで、耳を貸すどころか「私は私」「プロだから」と突っぱね話を聞かない。賢秀は変わらず悪事に手を染めていく始末だし、優子はそんな賢秀にお金を渡すわ、全員ここから気付きを経て成長ないしは改心するにしても、無理があるのでは?と引いています。歌子の病気の話がようやく進みそうですが、なぜ今更?など疑問も多くて正直リタイアしたいです。
良子は博夫さんのどこが良かったのだろう。回りくどい堅苦しい言い回しをするのは最初からだし、そのことで怒るのは違うと思うのだけれど。優しい人は誰にでも優しくてちょっと優柔不断だったり頼りなかったりするのは良くあること。わかっていて結婚したのだとばかり思っていたのだけれど違ったのか。優先順位が良子と晴海が高いと言っているだけで充分だと思う。逆に博夫を応援したくなってしまった。賢秀は、そのうち値上がりするからと山原に大量の紅茶豆腐を送り付けていたけれど、送料どうしたのだろう。ついついお金のことばかり気にして見てしまう。会社経営に関わってるといって周りに褒められてちょっと嬉しそうなお母さん…大丈夫かな。
良子はちゃんと収まるべきところに収まりましたね。暢子もまあようやくというところですが、料理だけでなく、客を見ることを理解したようです。歌子はちょっと体調が心配です。問題は相変わらず賢秀に対する優子の態度。あれを悪あがきしていると言うならともかく、頑張っているとは言わない。家族だからこそというならば、厳しくできるのも家族だからこそ。明らかに優しさの方向を間違えている。このまま養豚で地道に働いてくれれば、良いけれど、それでも親は何もせず他人任せだったということになるのでは?
賢秀が自分の分のてびちをすでに食べていたのに、他の人の分を取ろうとしたことは一切怒らず、それどころかすねた賢秀にもうひとつ与えるなんて、本当に貧乏ならそんな余裕もないし、そもそも貧乏で家族が多いと大皿料理は100%喧嘩になる。いちいちこんな感動的な生活なんてしてられない。何だかお金持ちが想像する「清貧」ってこうなんでしょうね。本当に貧乏をした経験のある者からするときれいごとすぎてため息が出ます。ホントにこの脚本、どうにかならないのか?このままだと出演している役者さんまでマイナスイメージになってしまう。
大城オーナーは空襲でたった一人の家族だった妹を失っても、一人で気丈に屋台を切り盛りして身を起こしたってことなんだ。おでん屋のおばちゃんはその頃から恩に思っているんだなと思った。その割におでん屋に対して思い入れがなさそうなのが気になる。そして…にいにとお母さん。懲りないというか学習しないというか。一体全体どこからお金が出てにいににお金を送ったのだろう。回想シーンもあったけれど、回想するたびにどんどん子ども時代の暢子たちの印象が悪くなって可愛くなくなって見える。もう少しにいにも空回りはしていても可愛かったのにな…あの頃から嘘つきで厚かましくて暴力的だったんだとがっかりしてしまった。残念。
ニーニーがこういう結果に終わるのは目に見えていた。良子のナイスアシストで電話を切ったのにやっぱりお母さんはお金を送っていたんだね‥。そのお金は妹たちが頑張って稼いで家に入れたお金なんじゃないのか?呆れてものも言えないわ。縁を切ってくれ!なんてよく言うよ。そこに縋っていたのは自分だろうが。この兄、決定的にバカなんだよね。残念ながら。その兄が努力も嫌いなのに一番星を目指す。あー誰か本気で叱って立て直してくれないかな。
どうせトラブルしか生み出さない賢秀はどうでもいいとして、暢子もちょっと残念すぎます。これでいいのか、朝ドラは?という気持ちになります。若さゆえの未熟さを責めるつもりはありませんが、たった2年、前菜を作ったくらいで「プロ」ぶる態度には謙虚さも、沖縄の素朴さもない。すべてが自分自分という我の強さは正直うざい。もちろんドラマとして彼女が成長するプロセスなのはわかるけど、むしろドラマだからこ、そこのあまりに表層的な無知はいらない。むしろ良子の方が朝ドラのヒロインっぽいくらいだ。
和彦君の言うことも耳に入らず、客の戸惑ってる様子も介さず…料理人になりたいというより、ただ単に美味しいものを食べたいという食いしん坊なだけでは?と思えて来た。屋台のおでんって体も心もあったまるというのが最低条件のような気がするのだけれど、それすらわからないのだろうか。何かあればオーナーの悪口。怒ってくれる大人がいて良かった。ちゃんと言葉が届くのか不安ではあるのだけれど。にいには同じ相手にまた騙されるのか?学習しない奴だな。つける薬がないよ。
暢子が里子に出されようとしていた時は10歳くらいだったよね?和彦くん親子がいたとしても、一人きりで東京に出ていくのにどこに住んでいる誰っていう宛先は暗記するぐらい覚えるのが普通では??オーナーの名前を聞くのは今回が初めてではないはずなのに今まで全然気づかないのが怖すぎる。イタリア料理を和風に変えたかと思えば、おでんはイタリア風に変えた。無鉄砲で人を思いやることは知らず自己主張が激しい暢子に共感はできない。
おでん屋さん立て直すのにポトフ?まさかやー!おでん屋に行ってコレ出てきて、また行こうってなるかな?普通のおでんと両方あるならわかるのだけれど。それにしても思わせぶりのオーナーとの因縁が幼少期に引き取ると言われていた大叔母だったとは。あまりに引っ張るからもっと大きな因縁かと思った。あの時の可愛らしいワンピースはオーナーが用意したものだったのだろうか。賢秀はこれからも出てくるのだろうか。大叔母の遺産を狙う発言まで飛び出して、もう犯罪者にしか見えないしこれ以上出てきて欲しくない。
まあ大城が暢子たちの大叔母だというのは別に驚きではありませんね。予想の範疇です。問題はふたつ。ひとつはバカ兄の賢秀。親戚と知って大城や、暢子の職場にまで迷惑をかけまくるのではなかと心配になります。いっそのこと、さっさと警察にでも捕まってしまえばいいのにとさえ思います。そしてもうひとつは暢子です。これまで食べたこともないおでんを、しかも「自分らしく」アレンジするって、ちょっと自信というよりも傲慢が過ぎるし、かつていろいろ学んだことはどこへ行ったんだとため息がでます。
西洋料理のシェフになりたかったのにソースを和食に寄せていくの?それも一番の下っ端が?料理長に注意しても口答えとか、本当に西洋料理のシェフになりたいの?と思ってしまう。今度はおでん屋さんに放り出されたということか。オーナーも何を考えているのだろう。それにしても女の人珍しいとなって、沖縄出身だからって返答もいまいちよくわからなかった。オーナーが沖縄だから?それともそれ以外の意味があるのだろうか。それにしても良子も残念な感じになってきた。古い家だと最初から博夫さん言ってたと思うし、覚悟していったんじゃないのかな…
暢子の言い分は自分の店でも持ってからの話。それにやはり脚本の時代感覚がズレている気がする。この時代はまだ徒弟制度の名残があるし、勝手に店の味を変えるなんて考えられない。なんでも新しく流行を追うのが良いという感じは80年代の風潮だったと思う。良子ですが、かつて離婚率の高い県だった沖縄らしいのかもしれません。そして相変わらず問題は賢秀。懲りない奴ですね。一度騙された相手を信じるなんて人が良いというよりもただの阿呆です。いい加減にしろと言いたい。
青柳はもちろん暢子にとっても、責任をもってひとつの仕事をやり遂げるという経験は、大きな糧になっただろうと思います。特に暢子は食というものが人生において様々な記憶と結びつき、その人たちのかけがえのないものになっていることを学んだことは、料理人として大きな財産になることでしょう。歌子も夢と現実にうまく折り合いをつけて、しっかりと自立したし、比嘉家の女性陣は本当に頑張っています。やはり問題は賢秀ですね。順風満帆な妹たちにいらぬ苦労を呼びこまなければいいけど。
戦争に巻き込まれ日本に滞在、そこからの思い出のマルゲリータか。それで日本語が話せたり、日本の新聞の投書だったのか。なぜあの投書を知っていたのか、あの投書の主の親族にすぐに連絡がついたのかというのは少し疑問符がつくけれど、思い出の味のエピソードとしては良かったかな。結ばれなかったというのは時代背景もあって分かる気がするし、それでも確かな思いは繋がっていたことがとても素敵だと思った。暢子が新聞社で鍛えられて少し落ち着いたのも良かった。でも賢秀は…もう出てこなくていいよ。
最終審査まで残ったのに歌ではなくて体調不良で失格とは歌子としてはやりきれないでしょうね。ただ暢子も2回も内定を蹴っているし、この上歌子まで歌手になります!と決まっている内定を蹴ったりしたら狭い町では有名な家族になってしまうのでは?と思いました。良子がこれからの育児に弱気になっている時母親が励ますって本当ならすごくいいシーンのはずが、なんだかこの親子では兄の顔がチラついてこの母に大丈夫って言われてもなーと思ってしまいました。どうも好きになれない家族で困ったなぁ。
歌子の気持ちはわかりますね。私も子どもの頃、特定の病気というのではなく、単純に体が弱くて、年に90日くらい病院に通っていた時期がありました。その頃は将来に対する不安や自分に対する情けなさにさいなまれました。でもとりあえず一歩は踏み出せたのだし、優子の言う通り、歌子らしいペースで進んで行けばいいと思います。良子はもちろん本当に出産に対する怖さもあったんだろうけど、歌子を励ます意味もあったんでしょうね。こんな時でもお姉さんらしいのがすごいと思います。
なんか不思議なドラマだなと思う。時代背景とか、地域性とかとってもわかりにくくて。簡単に長距離電話しているし。電話口で名乗って取り次いでもらうのが当然だったと思うから、電話かけてそこどこ?とか謎でしかない。和彦君まで残念なほど自信家になっていてがっかりしてしまった。せっかく得たチャンスなのにメインを付け足しのように最後に質問して、きちんとした回答をもらえていないのに終わって打ち上げしているのが痛い。理由を言わずに切り上げられてしまった時点で何とも思わなかったのだろうか。それにあの時代にあのケースに入ったピザってあったのだろうか?
青柳の記事については、デスクの指摘は的確だし、正しい。暢子へのアドバイスといい、田良島デスクは間違いなく実力でその地位についた人ですね。こういう先達から学ぶことは大きい。青柳も暢子も素直な気持ちで受け止めて欲しいですね。歌子はまず自分の足で一歩踏み出せたのはよかったと思います。歌も素朴で良い感じでした。でも本当に歌手になるなら、もうひとつ歌に力というか、個性が欲しいなと感じます。歌のうまい上白石さんですから、演出上、あえて抑えているのでしょうね。そうなるとオーディションの結果よりも、彼女の今後の決意の方が重要になりそうです。
暢子をいつまで世間知らずの山猿みたいにしておくつもりだろう。和彦くんとの再会に飛び跳ねて喜ぶ姿は痛々しくて見ていられなかった。ウチナー口はさておき敬語も使えずよく一年も高級店で使ってもらっていたと思う。和彦くんも彼女にやんばるにいた何でも食べる子みたいに話してるし、もう珍獣扱いになってるじゃないか。なんかこのままでは沖縄から出てきた子は世間知らずで知的じゃないって偏見にならないか?復帰50年で描きたかったのはなんなのか‥。見えなくて辛い。
意外に暢子の評価が高いのには、大城以上にこっちが驚きです。歌子はオーディションに応募しましたが、もし万が一、芸能界デビューなんてことになったら、体が弱いだけにちょっと心配ですね。そして暢子と和彦との再会ですが、まあドラマだから仕方ないけど、あの広い東京で再会だけでも奇跡に近いのに、同じ下宿先になるなんてちょっとでき過ぎです。二人は恋愛関係になるんでしょうか。暢子を思う智もいるし、大野もライバルになりそうです。まずは恋愛より、仕事で頑張って欲しいのですが。
就職して2年であれではね。まったく2年もだったという変化が感じられない。それに暢子の言っていることは、何の根拠も背景もないまま大きい事を言っている阿呆な兄貴と実のところ変わらない。結局、似た者兄妹ということでしょうか。でも理屈よりまずは動くのが、ポジティブシンキングだという風潮は今の方がずっと強いし、この時代はむしろ周囲を見て必要なものを学ぶのが当たり前で、2年も店の名の由来も知らぬまま。それはものを知らないということより、学ぼうとしない姿勢の問題だと思う。
2年近くあのお店で働いていても暢子は何も吸収していないし成長していないのだろうか。格式高い一流のお店は、それなりの客層だしホールを務めるにも相手に合わせた気の利いた会話も必要とされる。料理の説明をするわけでもなく、ぶっきらぼうにお皿を置くだけに見える暢子にはお客様をもてなすという一番大事な部分が欠けているように思う。料理はあくまでも手段であって、場所も雰囲気もすべてを含めて一流である必要性。新聞社のボーイへの転身を言い渡したオーナーには考えあってのことだろう。あの暢子に何を吸収させようとしているのか。
良子の結婚式で幸せそうにしていたのでとりあえずはおめでたいと思った。あの時代、沖縄では白無垢は普通だったのかな。古風な家に嫁ぐということだし、そういう意味でも少し気になった。半年後とはいえ、暢子は沖縄へ帰る旅費とか休暇とかどうしたのかな。仕事の時に縛っていない髪を縛っていたことも違和感だったけれど。新入りが姉の結婚式とはいえ、1日でない休暇をとったらクビになりそうだけれど。賢秀は豚の飼育場に現れたみたいだけれど、まだまだ賢秀のエピソードがあるのかと思うとちょっと気が重くなる。真面目に働いたとしても、今までの印象が悪すぎて覆すのは難しそう。
良子はとりあえずおめでとう、ですね。父親が早くに亡くなり、どうしようもなくダメな兄、自由奔放な妹その1、少し病弱な妹その2を抱える家庭で、母親と共に苦労を背負ってきたわけで、いろいろあったけど彼女が彼女の意思で選んだ人と結婚できたことは良かったと思います。暢子も店はクビにならずに済みましたが、奔放さと素直さは武器ではあるけれど、それはたまたま人に恵まれたから。その点を理解しないで繰り返していると、ただの迷惑な人になる。今後、本当の意味での学びを期待したい。最後に雪でしたが、沖縄の人にとっては感動ものなのでしょうね。北国育ちには微笑ましく感じました。
金吾はおそらく良子の気持ちが自分の方を向いていないことをわかった上でプロポーズをし、何度も何度も確認し、両家顔合わせの席でまで確認していた。そこまでされていて覚悟して心決めたはずなのに土壇場でやっぱり博夫となった良子にはがっかりだし、金吾は覚悟していたかっもしれないけれど可哀想だし失礼だと思う。目の前で抱き着くとか、あの家族は自分可愛い人たちの集まりだなと思ってしまう。賢秀はどさくさに紛れて金吾のお父さんからのお金持って逃げたっぽいし、本当に救いようがないと思う。こんなに周りに迷惑かけていて家族は肩身狭く住んでいられないと思うのだけれど、こういうのって沖縄では平気なのかと不思議に思う。
金吾はいい奴でしたね。個人的には石川より良かったと思うのですけど、まあ良子にとってはこの選択がベストだったのでしょう。ある意味で一番苦労しているし、彼女が幸せになるのはいいことです。それにしても問題は賢秀ですね。いくら妹思いのようなことを言っても、まったく心に響きません。あのその場を取り繕うことしか考えていない醜態と、またしても逃げるようにして出て行ったのは、本当にどうしようもない。時代を考えると普通に勘当されていておかしくないし、落ち着く先は犯罪者しかない。困ったものです。何でこんなキャラを朝から見なければいけないのかと残念に思います。
暢子が心配していたし自分も良子のことが心配で沖縄に帰ってきたと思っていた私が馬鹿だった。この期に及んでこれから長い縁になろうとしている人たちを騙すだなんてなんてバチ当たりなのだろう。暢子も下宿先のキッチン使ってジャンジャン店とは関係ないペペロンチーノを作るし遠慮がなくて大嫌い。良かったのは良子と石川先生のやりとりと、歌子が良子のために石川先生に会いに行ったところ。でも石川先生と結婚ってなれば兄のことでまた揉めるだろうな。
賢秀のやっていることは寸借詐欺みたいなもの。酷いとしか言いようがない。毎度のことながら賢秀のこれまでの行いといい、暢子のオーナーにでもすぐ喧嘩を売るような蛮勇といい、誰も諫めないのはどうなのでしょうね。正直、朝からむかむかします。また歌子の気持ちもわかりますが、覚悟の無い者が勢いまかせても良いことなんてないのが世の常。石川がこの後どう動くかわからないけど、ドラマだからうまくおさまるかもしれませんが、現実ならば妹が姉の運命をイタズラにいじることになります。そんな責任、姉妹でもとれなし、これも蛮勇。無意味な蛮勇と予想される予定調和。この脚本はダメ。
コメントするのも馬鹿馬鹿しいぐらいの、レベルの低い作品です。
脚本がまず酷いです。
マッサンやフラガールと同じ人が書いてるとは到底思えません。制作側から"第二のあまちゃんを"みたいな無理な要求があったんですかね?
そして酷い脚本以上に、とにかく演出が安っぽい。
何がなんでもドタバタコメディに仕立てたいのか、取り敢えず明るいドタバタ風の音楽をいたる所に当てていて、見ててイライラします。
あんな脚本でも、もうちょっと落ち着いた演出が出来ればもう少しだけ見れる物になるような気はするんですけど‥。
あと主題歌もドラマの内容とびっくりするぐらい合ってないですね。
朝ドラなんだから、大人も若い人も見れるだけの普遍的な物を期待したいんですけどね。まるでNHK教育の"さわやか3組"や、"中学生日記"のノリだと思います。
おしんやカーネーションやあまちゃんやカムカムと同じ枠の番組とは到底思えないです。勘弁して下さい。
暢子は頑張っているとは思います。ですが、いきなり先輩を飛び越えて賄いを作らせろとか、オーナーに勝負を挑むとか、あまりにも世間知らず、常識知らず過ぎます。本当に当時なら殴られているかもしれませんね。逆にこの時代っぽいなと感じたのは良子に対する石川の返事です。学生運動の余波か、近代的自我だの何だの知ったような理屈をつけているだけで、行動力も度胸も持たない姿は、形だけインテリぶっている者が多かった当時への皮肉なのかもしれませんね。そして問題児の賢秀が沖縄に戻りました。優子は相変わらず怒りもしません。子どもが自由に生きるのを妨げない気持ちなのは別にいい。それならそれで注意の仕方はある筈です。それもしないのはいい加減、呆れてしまいます。
智は大阪で頑張ってお金貯めて自力で鶴見まで来たんだ。なんだかんだみんな苦労して頑張って今の居場所を確保しているのがわかる。それに引き換え…いったいみんなの話どういう風に聞いていたらオーナーに反抗したり挑戦状叩きつけたりできるのだろう。ありえん!本当にあそこで働きたいなら、何もかも飲み込んで頑張るだろうに。そういう時代だ。やたら小難しく話す博夫は良子のことは憎からず思っていても周りまで背負えないということだろう。まだ家と家とのつながりの強い時代だし。男尊女卑も家長制度も残っている時代。だからといって能天気に山原に戻ってきた賢秀を優しく迎える母には違和感。すべての違和感はどこかで解消されるのだろうか。
オーナーさん、何か繋がりがありそうだとは思っていたけれど、因縁と呼ぶべきようなものなのか。で必要以上に厳しくしてやめさせようとしている。そういうことらしいのだけれど、あまり伝わってこないかな。女性料理人が活躍しだすのってもっと後だと思うし、どの分野でも初めての女性たちは本当に大変な思いをして道を切り開いてきたから。たしかにヘロヘロにはなっているけれど、そんなに堪えていそうには見えないし。それにしても市外通話がとんでもなく高かった時代。にいににお金も取られたのに頻繁に山原に電話している姿を見ると違和感しかない。あんなのんきに話なんてできませんでしたよ。100円投入できる公衆電話ができた時は感動したな。
朝ドラだから明るい雰囲気がいいんだろうけど、主人公が嘘みたいに食べ物に執着している姿をみていると、とても現実とかけ離れたドラマという印象をうける
沖縄がきらいになってしまうなぁ
親の因縁で、あえて厳しくなのか、本当に辞めさせたいのかはわからないけれど、本人の関係ないことで良くも悪くも特別扱いするのは、成功者として、人を使う経営者として、いかがなものだろうと思う。大城はおそらくその因縁の相手である賢三が死んだことは知らない筈。知った時に、因縁の相手の娘に対しての行動を誇れるのだろうか?年齢や経験を重ねるというのは、そういう想像力を持つこと。その意味で残念ながら、大城もまた暢子と変わらずに未熟だと思う。未熟さが悪いとは言わなけれど、このドラマは悪い意味で未熟な人が多い。
なんかこの兄妹ズレてるんだよなー。良子の縁談の話だけど、暢子が反対している理由ってあの家から出て行くことが嫌だったの?自分は東京に出てきたのに?そうじゃないでしょ。ニーニーのせいで好きでもない相手と結婚させられそうになってるってところでしょ。それで怒るのかと思っていたらどこに行っても家族だって丸め込まれてるし。相手の気持ちを考えるってことをしないんだよ。再会したニーニーのクズっぷりに鶴見の会長が怒って根性を叩き直してくれないかなと願っている。
賢秀は妹の有り金全部奪って賭博とか、それも必要に迫られてと言う感じもなく罪悪感もなさそうで。最初から妹のお金狙って泊ったのかと思うくらいだ。口だけは達者でそれっぽいことを言うのも始末に悪い。どうしてこんなに感情を逆なでするような人物を兄というストーリーにしたのだろう。暢子も積極的なのは良いけれど、目に余る無礼さもあったりしてなんだか話に入って行けない。それに10連勤だが、あの当時そんなにおどろくようなことでもなかったのではないかと思う。
主要キャストの方達の箸の持ち方が汚くて幻滅。お顔や姿勢は美しいのに細部に素が出ちゃってる。NHKさんは俳優さんたちの箸の持ち方くらい指導しないのかな ?
賢秀の懲りないアンポンタンぶりにはため息しかでない。暢子も後ろに先輩がいるのに、あの勢いでドアを締めるなんて非常識。いくら田舎でも、それぐらいのことは家や学校で学ぶもの。長男同様に親のしつけを疑ってしまう。それに比べて良子はしっかりと考えている。そして石川にはがっかりした。学生運動の真似事みたいなことを言うだけ。堂々と自分の気持ちを素直に訴えられる金吾の方がよほど「近代的自我」とやらを持っていると思う。結婚はある意味で相手を契約で拘束することだ。だからこそ理屈よりも我儘なほどのエゴがいる。それを人は愛と呼ぶ。
暢子は仕事も住むところも見つかってよかったですね。高嶋政伸さんは悪い役が多いので、少しハラハラしましたが、二ツ橋は本当に良い人のようです。気になるのは平良だけでなく、大城も賢三のことを知っているらしい点です。それなのに暢子には隠していることを考えると、何か特別な因縁があったということです。賢三の過去が気になります。そして賢秀との再会。なんで比嘉家の女性たちはこんなに賢秀に甘いのだろう。暢子も心細かったのはわかるが、もっと怒るべきところだと思う。