警視・庁捜査一課長 season5

このドラマのようなコミカルな役から、相棒に登場する内閣官房長官・朱雀武比古のような極悪人の役も演じられる方ですが、いかんせんギャグに振り切りすぎている。一昔前のサスペンスドラマでは先ほど言った朱雀武比呂のような悪徳政治家や、裏社会と関係のある人間など、悪役が多かったんですけどね…。

最高です！振り切った演技が半端ないです！
真面目に演じているのに力が抜けていて、どこか狂気じみていて、そのさじ加減が素晴らしいです！
笹川刑事部長がいないと、ただの「ちょっとゆるい刑事ドラマ」ですが、いる事によって「かなりおかしな刑事ドラマ」になってると思います(笑)

演技そのものもただ気持ち悪いだけで、面白くもなんともない。
警視庁の刑事部長ならキャリアのはず。
たとえドラマであっても、こんな変なおっさんに務まる職ではないし、現役の警察官の方々に対しても失礼極まりない。

なぜあのシーンが笑いもせずちゃんと演じられるのだろう。喜劇とはそういうものなのかもしれないけれど、カヤック漕いで出てきて大岩さん激励してからの部下4人の水中からの登場。いつも趣向を凝らしたシーンだし特別に楽しみに見ているのだけれど、今回は2段階で驚き笑った。