きのう何食べた？ season2

賢二に比べて演技が固いような気もするけどそれがシロさんであって、堅物の真面目さんだからこそ何か気づいた時にハッとして考えを改めるところがあってとてもいい。変にべたべたしなくても賢二への愛情が感じられるものいい。

養子縁組の話でケンジとすれ違ってしまう時も、ケンジの手作り弁当を食べている時も、ちょっと照れ臭そうにお揃いのエプロンをプレゼントする時も、感極まって目を潤ませたり、嬉しさが隠せなくて口元が緩んでいたり、感情が溢れて全部顔に出てしまっているところがケンジへの愛の大きさを感じさせて良かった。「もし別れることになっても～」という最後の言葉も、ケンジが幸せならそれで十分っていうシロさんの愛の深さが伝わってきてグッときたし、しっとり良いムードから事故物件話に繋がって結局ワチャワチャしてしまうところも二人らしくて微笑ましかったです。

我が道をいく賢二を厳しいことを口にしながらもいつも温かく見守っているところに愛情を感じる。佳代子さんの前でつい口から出ちゃう賢二の話は面白いのに表情はいつも固い、真顔でのろけるところもシロさんっぽくて好きだ。

佳代子さんとのカボチャのくだり、ケンジへの愛情が溢れていて素敵だったな。慌てて言い訳する姿も照れ屋な史朗さんっぽくて良かったし、あんなに楽しそうに、愛しそうに話す姿を何度も見ていたらそりゃあ「どんな人なんだろう」って会ってみたくなるよなあって説得力がありました。ジルベールのミラクルショットを見ていなかった時の何とも言えない微妙な笑顔も面白かったです。

ケンジの家族を待っている時の緊張で強張った表情、料理を気に入って貰えた時の安心したような笑顔、ケンジの母親の思いを聞いた時の胸がいっぱいになっている姿、変に気取ったり取り繕うことなく、その時感じた気持ちをそのまま顔に出す姿が史朗の誠実さや実直さを感じさせました。ケンジとのラーメンの袋を開けるくだりや「もっと褒めて」のやりとりも、素のような笑顔や口調がほのぼのとしていて微笑ましかったです。

ケンジと一緒にご飯を食べる時間が減って元気がなかったり、食事中に空席のケンジの椅子にチラっと目をやったり、寂しい・つまらないという気持ちが滲み出てしまう姿がケンジへの愛情を感じさせて良かったです。久々にケンジが早く帰宅した時の嬉しそうな笑顔とテンションの上がり具合も気持ち駄々洩れで可愛らしかったです。

ケンジに「浮気してるのか」と詰め寄るシーン、わざと強めの口調だったり、つい笑ってしまったり、逆に自分が訊かれると意味深な間を取ってみたり、絶対にしてないってお互いに信頼し合っているからこその楽しげなおふざけが見ていて心地良かったです。ケンジの元気な「いただきます」にニコニコ嬉しそうに「どうぞ」って答える幸せそうな笑顔も素敵でした。

老眼を認めたくなくてモダモダしていたり、老眼鏡の威力に驚いていたり、何だかんだ結局50歳にちょっとショックを受けていたり、いつも以上にチャーミングで人間味溢れる姿が見られたのが良かったです。友人の告別式の後、ケンジが作った鍋焼きうどんを食べている時の表情も、しみじみと幸せを噛みしめている様子が伝わってきてとても良かった。ケンジの誕生日を祝う・祝わないでちょっと言い合いになるシーンも、子供みたいに互いにムキになる姿が微笑ましかったです。

何故?不思議です、この方正直演技力ないと思います!いつも結局同じだな〜て飽きます!
幅は狭い役者さんだと思います

夜中の初詣をあんなに渋っていたのに、誰よりも真剣にカウントダウンのタイミングを計っている姿が無邪気で可愛らしかったです。お参りの時のお願いがじっくりと丁寧なところも史朗っぽい。事故物件のくだりも、明るくあっさりとした口調で何ならちょっとケンジの反応を楽しんでるようにも見え、ギャーギャー怯えて大騒ぎするケンジとの対比が面白かったです。

元カレとの生活を思い出して、ケンジの優しさや人柄の良さを再認識して幸せを実感する姿にグッときました。涙を流しながらしみじみと愛しそうに微笑む姿も、９年前に元カレに見せていた顔とは別人のように穏やかな良い表情をしていて、史朗にとってケンジがどれだけ大切で大きな存在になっているのか伝わってきたのも良かったと思います。

いつどのドラマ見ても某演技で表情固くて見いているのが辛い。話し方、語り方もすごく下手。過大評価されすぎだと思う。
他の俳優さんで見たかった。

きんぴらを味見しているケンジを見つめる幸せそうな表情が良かったなあ。「美味しいって言ってもらうの嬉しい？」って訊かれて「嬉しいよ」と素直に答えるところも、そんなの当たり前だろって顔してるのも良かった。何気ない会話や目線のやりとりに、恋愛感情だけでなくそれ以上の深い家族愛が滲み出ているのも素敵です。クライアントと接する時の落ち着きのある佇まいや穏やかな口調、相手に寄り添う姿勢も頼もしくて格好良くて、史朗の誠実さや実直さが感じられたのも良かったです。

父親のメンツ問題が気になって悟朗の顔色を伺いながら会話を進めたり、嫁姑の妄想が止まらないケンジに若干引きつつ「もう死んでるから」とボソっとツッコミ入れたり、周りに振り回されたり押されたりという、受けの芝居がすごく似合う。母親の件でケンジの器の大きさ、優しさに触れた時の救われたようなちょっと泣きそうな笑顔も印象的で、ケンジのこういった内面の素晴らしさに惹かれているんだろうなって伝わってきたのも良かったです。ケンジみたいに言葉や態度で愛情表現をしないけど、こういった表情の変化や眼差しでケンジへの愛がちゃんと感じられるところも素敵だなと思います。

ドラマの主人公というよりは狂言回しという感じがします。ドラマのアクセントは内野さんが担当し、西島さんは淡々と生活を語ることで、同性カップルというのを感じさせない雰囲気が生まれています。そもそもあまり大袈裟な芝居をしない西島さんなので、この設定がうまくハマっていると思います。役としてもちょっと細かくて神経質な感じがあるところなど、表情や雰囲気でうまく表現しているのではないでしょうか。何よりシロさん、ケンジのコンビとして見た時に、共に良い芝居をしていると感じます。

誤魔化したり嘘をつくのが下手だったり、悩みや葛藤が表情に出やすかったり、良くも悪くも感情が分かりやすいところが史朗の真面目さや実直さを感じさせて良いですね。調理シーンも手際がよくて「普段からやってます」感があって、ちょっとぎこちない手つきのケンジと対比になっていたのも良かったし、ワイワイと楽しそうに二人で調理する姿もほのぼのしていて微笑ましかったです。

食費のことで真剣に悩んで悔やむ姿がシロさんの生真面目さとストイックさを物語っていて良かったと思います。あんな深刻な顔で「ごめん」なんて謝られたら別れ話かなって不安になっちゃうよなあ。賢二のようなあからさまな愛情表現はしないけど、賢二の健康のために値段の高い魚を購入したり、コレステロール値が上がったのは自分のせいだって責任感じて後悔したり、一緒にご飯を食べてる時の幸せそうな笑顔だったり、言葉にしなくても賢二を大切に想う気持ちが伝わってくるところも良かったと思います。

スーパーで値引シールが貼られるのを今か今かと待っている表情が険しくて笑ってしまった。本人は自覚がないようだけど、あの顔で遠くから見つめられていたら係の人も気づくわ。レジの人にしゃべってもらえないことを少し気にして落ち込むところが可愛かったです。