『ラストマン ―全盲の捜査官―』での大泉洋 (護道⼼太朗役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
大泉洋 (護道⼼太朗役) は 「2023年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
バラエティのイメージが強すぎてあまり好きな俳優じゃなかったけど、心太朗役の演技で見直したという感じ。タイトル的には「皆実さん」が主役なんだろうけど、完全に心太朗が食っていたというか、ストーリー的にも存在感的にも大泉さん演じる心太朗のほうが強く印象に残ってる。
結局、このドラマの主役はこの心太朗なのかもしれませんね。殺人犯の息子がどうして正義の家である護道家に養われているのか、本当は心太朗だって疑問を抱いていた筈です。ただ清二の打算はあっても、他の家族に偽りのない愛情を注がれ、それを封印していたからこそ、あの頑なさがあったのでしょう。個人的には大泉さんでキャスティングは成功だと思います。もっと暗くシリアスすぎる人だと、視聴者としては心太朗の頑なさの裏にある護道家への愛情にもっと疑いを抱いてしまいます。少しちゃらんぽらんに見えるくらいが、兄弟とのバランスもいい。
そこはかとなく漂う哀愁がすごく好きなのですが、アクションシーンでは思いの外鈍臭くてちょっと残念な感じが漂います。スピード感もなく必死さは伝わりますがスマートさはない。見せ所はアクションではないドラマだとは分かっていますが、急におじさん感出ちゃいますよね。
心太朗は子供の頃からいろんな複雑な思いをしてきて人に期待されることを諦め、自分に期待することも諦めたようなところがある。どうせ自分は殺人犯の息子だからと卑下してしるようなところがある。特に護道の家族といる時は下向きで取り繕っても漏れてくる諦めが見える。重いものを背負っているように見えてくる。
十八番の福山さんの物真似、必要だった?事件捜査でシリアスモードに切り替えても、いらんおふざけを挟むせいで心太朗のキャラがブレて見えるし、ああいう面白シーンになるとどうしても素顔の大泉さんが出てきてしまって、ドラマの世界観が崩れてしまうのがイマイチだなと感じます。
容疑者の家に乗り込んで急に暴力的になったのには驚きましたが、それがいつも冷静な護道だからこそその二面性が出たようでとても良かったと思います。それが彼の闇の部分で今後もいきてくるのだと思うと先が楽しみです。
「面白い方」という先入観があるせいか、シリアスなシーンでもイマイチ緊張感に欠ける印象を受けてしまいます。人の好さが隠せていないというか、利害関係が一致して互いを利用し合うという強かさが感じられないのも残念。福山さんの横に並んでも見劣りしない長身とスーツの着こなしはさすがだけど、役自体は大泉さんじゃなくても良いかなって思ってしまいました。
思ったより良かったです。福山さんとのコンビはふざけてしまうといつものバラエティで見るのと変わらなくなってしまうと心配でしたが、硬派な洋ちゃんでよかったと思います。ボケる福山さんと冷静にかわす大泉さんもなかなか面白かったです。
バラエティのイメージが強すぎてあまり好きな俳優じゃなかったけど、心太朗役の演技で見直したという感じ。タイトル的には「皆実さん」が主役なんだろうけど、完全に心太朗が食っていたというか、ストーリー的にも存在感的にも大泉さん演じる心太朗のほうが強く印象に残ってる。
結局、このドラマの主役はこの心太朗なのかもしれませんね。殺人犯の息子がどうして正義の家である護道家に養われているのか、本当は心太朗だって疑問を抱いていた筈です。ただ清二の打算はあっても、他の家族に偽りのない愛情を注がれ、それを封印していたからこそ、あの頑なさがあったのでしょう。個人的には大泉さんでキャスティングは成功だと思います。もっと暗くシリアスすぎる人だと、視聴者としては心太朗の頑なさの裏にある護道家への愛情にもっと疑いを抱いてしまいます。少しちゃらんぽらんに見えるくらいが、兄弟とのバランスもいい。
そこはかとなく漂う哀愁がすごく好きなのですが、アクションシーンでは思いの外鈍臭くてちょっと残念な感じが漂います。スピード感もなく必死さは伝わりますがスマートさはない。見せ所はアクションではないドラマだとは分かっていますが、急におじさん感出ちゃいますよね。
心太朗は子供の頃からいろんな複雑な思いをしてきて人に期待されることを諦め、自分に期待することも諦めたようなところがある。どうせ自分は殺人犯の息子だからと卑下してしるようなところがある。特に護道の家族といる時は下向きで取り繕っても漏れてくる諦めが見える。重いものを背負っているように見えてくる。
十八番の福山さんの物真似、必要だった?事件捜査でシリアスモードに切り替えても、いらんおふざけを挟むせいで心太朗のキャラがブレて見えるし、ああいう面白シーンになるとどうしても素顔の大泉さんが出てきてしまって、ドラマの世界観が崩れてしまうのがイマイチだなと感じます。
容疑者の家に乗り込んで急に暴力的になったのには驚きましたが、それがいつも冷静な護道だからこそその二面性が出たようでとても良かったと思います。それが彼の闇の部分で今後もいきてくるのだと思うと先が楽しみです。
「面白い方」という先入観があるせいか、シリアスなシーンでもイマイチ緊張感に欠ける印象を受けてしまいます。人の好さが隠せていないというか、利害関係が一致して互いを利用し合うという強かさが感じられないのも残念。福山さんの横に並んでも見劣りしない長身とスーツの着こなしはさすがだけど、役自体は大泉さんじゃなくても良いかなって思ってしまいました。
思ったより良かったです。福山さんとのコンビはふざけてしまうといつものバラエティで見るのと変わらなくなってしまうと心配でしたが、硬派な洋ちゃんでよかったと思います。ボケる福山さんと冷静にかわす大泉さんもなかなか面白かったです。