メゾン・ド・ポリス

最終回で見せたキレのあるアクションが迫力あって格好良かったです。自分はもう刑事じゃないからと、暴行や窃盗までして証拠を集める姿は鬼気迫るものがあり、やっていることは犯罪行為なんだけど夏目の強い正義感と覚悟が感じられました。元刑事としての鋭い顔とエプロンつけて家事をやってる時の穏やかな表情のギャップも素敵でした。

最初の頃は無愛想で事件のためなら嘘までついてしまう人で正直なんか嫌な役だなって思ってしまいました。
ですが徐々に回が進むにつれて夏目さんも優しくて温かいキャラクターになっていきメゾンドポリスのメンバーにいじられている姿だったりを見たら好きなキャラクターになっていました。
特に牧野ひよりちゃんに夏目さんが「頑張れよ」といったシーンは胸キュンものでした。

格好良さの中にちょっと不器用な一面を覗かせる、その塩梅が絶妙で素敵です。捜査をしている時のキリッと緊張感のある表情、おじ様たちにコキ使われるちょっと情けない顔、過去に苦悩する姿、様々な表情を自然に魅力的に見せてくれています。特に8話で桃香に見せた張り付いたような不自然な笑顔がチャーミングで良かったです。

ベテランと言える年齢でもメゾン・ド・ポリスの中に入ってしまうと一人だけ若手がいるというイメージに映ってしまいます。。人殺しと言われながら生きている気持ちはどうなのか、もしそれが違っているなら真実を言えばいいのにと思いながらも肯定も否定もしないのでその事に関して果たして今後どういう言葉を発していくのかとても気になります。

どちらかというと陰の雰囲気がある声・顔立ちの俳優さんなので、どこか闇を感じさせるような訳ありな役がよく似合いますね。「人殺し」と言われた時の唇を噛みしめて耐えるような表情が本当に辛そうで、どんな重たい過去を抱えているんだろうと好奇心を掻き立てるような印象深い演技をしていたと思います。

シャツ1枚にエプロンというシンプルな格好でも様になって格好良いです。声質が柔らかくて優しく、ひよりにキツい台詞を言ってもパワハラっぽくならないところも良いと思います。パサパサのパンケーキを食べた時の何とも言えない情けない表情が、キリっとした刑事モードの時とギャップがあって可愛かったです。

いつもは犯人に対して攻撃的で遠慮がない態度をとる夏目が「そんな死体、あとだ」と足立を放ったらかして春さんに駆け寄るシーンが印象的でした。「そんな死体」という吐き捨てるような言い方に足立への怒りや軽蔑が込められていて、刑事としてではなく夏目本人の春さんを思いやる気持ちや良心が感じられたのが良かったです。

怪しいと思ったら無遠慮に相手に近づいてたたみかけるように問い詰める姿が鬼刑事の片鱗を感じさせ、培った刑事としての勘や感覚をまだ失っていないことが伝わってきます。相手をさぐるような眼差しも、一瞬の隙も見逃さないぞという鋭さと執念を感じさせ、こんなに生き生きと捜査をする人がどうして刑事を辞めてしまったのかなと、視聴者が夏目の過去に興味を抱くような良い演技をしていると思います。

今までわりと大人しめだったけど、3話では久々にキレのある格好良いアクションが見られて嬉しかったです。さすが手慣れていて動きに迫力があり、元刑事の説得力がありました。伊達たちの手前渋々ひよりに協力している感じですが、いざ捜査を始めると顔つきがガラっと変わって鋭く真剣な眼差しになるところも、夏目の刑事の血が騒いでるのが伝わってきて良かったです。

どんな状況であっても結婚しよう！と言われたら付いて行かない人はいないと思うかっこよさ。背筋が伸びて素敵だし白シャツにエプロンにやられてしまいました。役柄として表情を見せない刑事だから仕方ないとしてもあんなにツンとしていてこれからの回で一瞬でも笑顔を見せられたらもうトリコでしょうね。そんな時が来るのか今から楽しみです。

馴染みのある刑事みたいな役ですが、今回は、色々なキャラに変身しすぎて、なんだか迷子になっているような感じがする演技で残念な感じになっていました、やはり西島秀俊さんには最強の正義の味方的な役が似合うと思います。

鋭い眼差しや容疑者を問い詰める姿が迫力満点で、お得意のアクションがなくても凄腕の刑事だったんだなというリアリティが感じられます。家事をこなす姿は細やかで丁寧なのに、事件が絡むと無遠慮でデリカシーに欠ける一面が垣間見れるところもギャップがあって面白いです。「ようこそメゾン・ド・ポリスへ」というお決まりシーンの照れ臭そうでちょっとヤケクソ気味なところが可愛らしくて好きです。

とにかく豹変ぶりがすごく、メリハリのある演技をされているなと思いました。家にいる時と現場で犯人と話している時の口調や表情、目つきが全然違っていて、見てみて面白かったです。また、西島秀俊さんのセクシーさに
やられました。

ベテラン俳優陣が勢ぞろいしている中で、彼が一番の若手となるわけで、主人公と共に実働班になりますが、ぶっきらぼうながらも主人公を指導していく感じは西島さんらしいと思います。格闘など体も使える俳優なので、ここから更に見せ場があるだろうと思います。

何か闇を持っているような感じだけど、少し恥ずかしがり屋でお茶目な雰囲気ももちつつ、それでいてとても鋭くとても頼りになる強い男性・上司・刑事という感じの雰囲気で、なんでもできる感じかとてもかっこいいです。

ぶっきら棒な演技がとっても素敵！西島さんぽい少し暗い役かな？と思っていたら、OBのおじ様たちに弄られる可愛らしい役でギャップがたまらない！おじ様方のお世話をやくときのエプロン姿がこれまた素敵です。刑事としての顔になる時の変化も絶妙です。

アイロンをかけながら推理する西島秀俊の演技が可愛かったですね。シリアスなドラマの刑事役も似合うけれど、困った感満載の役も似合ってました。
最後の「お前が火つけたからだぞ」って囁く演技はグッジョブでした。

エプロン姿で家事をこなす姿と犯人を前にした時の迫力満点の恫喝シーンのギャップが凄かったです。クールなリーダー格という役どころが多いので、下っ端として先輩にコキ使われるちょっと情けない姿が新鮮で良かったです。たまに見せる陰のある表情が夏目の訳ありの過去を感じさせるところもドラマの良いスパイスになっていたと思います。