『シェフは名探偵』での濱田岳 (高築智行役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
濱田岳 (高築智行役) は 「2021年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
この人好きだわー。あの優しい語りが好き。濱田さんのおかげでパ・マルがとても優しい雰囲気になったもん。ちょっと驚いた時の手の当て方とかが女子なのも笑ってしまう。芸が細かいけれど決して本筋の邪魔をしない。役者だなーと思う。
語りが高築さんで良かったなーと思う。知らない世界をのぞくのに、新人目線がちょうどいい感じで。少し軽い所もあるけれど、基本的にはピュアでお客様や仲間をとても大切にしているのが伝わってきて、それでいて誰かに肩入れするわけではなくてフラットな感じで。たまにオドオドしている感じも、仲間にも手荒く大切にされている感じも好感が持てました。
強気なことを言うわりに挙動不審になったり、細かな仕草で表現をしたりと多彩だなと感じた。でも一番は顔。何も話さなくても、目線や表情一つで何を考えているのか簡単にわかるのがすごい。高築役はぴったりだったと思います。
お客様に1人だけ塩対応されたり、クレーマーに絡まれたり、ちょいちょい残念なことになってしまうキャラクターがよく似合っていました。お皿の持ち方や受け取ったコートの持ち方、姿勢の良さ、何かを指し示す時の手の添え方など細かな仕草が丁寧で、ギャルソンとしての有能さをしっかり体現していたのも良かったです。感情を込め過ぎない、あくまで第三者的立場のナレーションも聞きやすくて上手かったと思います。
高築の立ち位置は、事実上、三舟>志村>金子>高築と最下位ですから、小者っぽさは必要だし、そこは濱田さんが得意とするところでもあります。ただそんな中にもこのドラマのナレーター、あるいは狂言回しとして、メタ的に観察者という面もあるわけで、どこか店の人たちやお客さんを冷静に見ている部分も、しっかりと表現されていたように思います。
金子さんにメロンパンが買えなかった言い訳をする時の今にも泣きそうな表情や消え入りそうな弱々しい声に思わず笑ってしまいました。目が泳ぎまくってるし、ガンつけられるとサッと目をそらすし、高築の小心者っぷりが出ていて良かったと思います。大野にも1人だけキツく当たられるし、何かとちょっと残念で損しちゃうキャラクターが本当によく似合いますね。志村とのフラフープのくだりなど、アドリブっぽい自由なやりとりも楽しかったです。
嗣麻子の悪口が聞こえた時にキュッと口を結んで目を伏せていて、「嫌な会話だな」ってうんざりしているのが伝わってきたのが良かったです。仕事中だからあからさまに不快な顔は出来ないけど、涼しい顔をして聞き流すことが出来ない高築の優しい性格と不器用さが感じられました。金子さんとお客様の関係について推理しながらわちゃわちゃ盛り上がるところもいちいちツッコミが細かくて、妄想が止まらず暴走気味の金子さんと良いコンビっぷりを発揮していて面白かったです。
金子さんの俳句への反応や、名刺を貰えず自分の腕を触って誤魔化す動作など、あるあると笑ってしまうリアクションが面白く共感を呼び、また視聴者に近い目線や感覚を持つ彼がいることでドラマが観やすくなっています。好き嫌いの多い客が料理を気に入るか窺う視線や、同僚や客のやり取りに笑みを浮かべる、子供が取り出した標本用の骨を興味深そうに覗くなど、奥の方でやっているちょっとしたお芝居が細かくてつい目を向けてしまいます。ギャルソンの衣装や所作も様になっていて、素敵だなと思って観ています。6話の母親想いの素朴な優しさにはうるりと来ました。
お母さんへの動画、店内を紹介したり三舟シェフについて話す様子がとても誇らしげで楽しそうで見ているこちらも幸せな気持ちになれました。優しく穏やかな語り口も母親思いの優しい息子という感じで良かったです。志村さんや金子さんとのアドリブのようなテンポの良いやりとりも毎度の楽しみになっています。
お母さんに送った動画の中の高築さん。今の幸せで楽しい自分を、将来の夢と母への謝罪を、少しはにかみながら一生懸命伝えている様子が本当にいい人そのもので。シェフへの気遣いもあって、見ていてとても優しい気持ちになれました。夢かなうといいなあ。
三舟の人柄や突飛な行動にすっかり慣れている志村や金子とは違う、第三者目線というか、私たちに近い感覚で彼の行動や言動に反応している姿が面白いです。何で金子を引き止めなかったのかとか、ただの従業員としか思ってないんだとか、いちいちひがみっぽかったり、子供っぽくて面倒臭いところもあるけど、物分かりが良い人ばかりじゃ面白くないし、人間味があって良いと思います。お誕生日をお祝いしてもらう時の照れ臭そうな笑顔もチャーミングでした。
1人だけ南野にスルーされたり、名刺を貰えなかったり、一口もマカロンが食べられなかったり、何かと残念な扱いをされる姿がすごく似合っています。反応がコミカルだから、可哀想なんだけどクスっと笑えて良い味出してますね。気弱そうに見えるけど、理不尽なクレーマーには礼儀正しくも毅然と対応する姿もギャルソンとしてのプライドが感じられて良かったと思います。
三舟が新城に一目惚れしたかも…って志村と2人でわちゃわちゃ騒ぐシーン、すごく息が合っていて良いコンビっぷりでした。あたふた慌てて振り回される姿が似合うし、アドリブなのか台本なのか分からない遊びがあって楽しいですね。ドラマ冒頭の物語に誘うような落ち着いた語りも、小説の1ページをめくっているような感覚になれて良かったです。
ちょっと自信なげでキョドってて、でもたまに調子に乗ってしまう高築くん、濱田岳らしさ全開の適役ですね。記憶力抜群でギャルソンもぴったり。レストランでケンカして、一人残された時に「よかったらカウンターにどうぞ」と優しく高築くんに声をかけられたら、帰らずにすんなりカウンターに座っちゃいますよね。
おじさんなのにかわいい。驚いた時に両手で口を覆う姿がかわいい。すぐにバンショー?って囁いちゃうところがかわいい。修羅場で誰よりも挙動不審になっちゃうところがかわいい。ほんとに名バイプレイヤー、大好きです。
変わり者なソムリエとスーシェフ、何か秘密がありそうなシェフ、問題を抱えた客など個性的な登場人物と対峙する高築ですが、濱田さんのリアクション芸(笑)によってドラマ全体に一層の安定感や纏まりが生まれているように感じます。物語の登場人物でありながら視聴者とも距離が近く、彼が感情移入させてくれることでドラマに入り込みやすくなります。 さりげない細かい演技も見ていて楽しいです。
接客も給仕も落ち着きがあって丁寧だし、お客様が帰ろうとするとすぐに鞄を取りにいったり、食事の様子を見て体調が悪そうだと心配したり、周りをよく見て臨機応変に対応する姿が1話で三舟が言っていた「適材適所」という言葉をそのまま体現していて良いですね。営業の仕事は向いていなかったけど、ギャルソンは天職なのでは?ガチョウと聞いてさりげなく「ガチョーン」ってやってたり、「ヴァン・ショー来るか?」と小声で実況してたり、アドリブのような細かな遊びも見ていて楽しいです。
とにかくいつもブツブツ言っているイメージ。三舟さんがお客様にお節介という名のなぞ解きをしている向こうで「バンショウ?」と何度も聞いたり。真顔で何か変なことをしてきそうな雰囲気を醸し出している。視聴者の心のつぶやきを代わりに言っているのかな?と思うシーンもあったりで、面白い役だなと思う。
ギャルソンのユニフォームも良く似合ってる上に、何よりも身のこなしがいかにも飲食サービスのプロって感じでびっくり。テーブルの間をすいすい歩く様子は、もう何十年もパ・マルで働いてきた人のよう。シェフにスカウトされたからとは言え、会社をクビになった翌日にはもうギャルソンにケロりと転身してるあたりは、単に真面目なだけじゃなくフットワークも性格も軽い所がある人なんだろうな。
濱田さん、前から大好きです。すごく繊細な演技ができる役者さんですよね。あんな人がギャルソンでいたら気配りもできてホールは間違いなくスムーズに進んでお客様も満足してお帰りになるでしょう。あの優しい雰囲気が人を癒すよね。
流れるように滑らかな注文シーン、迷いのない口調が高築の記憶力の良さを感じさせました。接客も小慣れているし、ギャルソンの仕事も卒なくこなしているけど、どこか頼りないというか、三舟のマイペースさに振り回される情けない感じがあるところも味があって良かったと思います。ドラマの語り部も担っていますが、落ち着いた声のとーんでとても聞きやすかったです。
この人好きだわー。あの優しい語りが好き。濱田さんのおかげでパ・マルがとても優しい雰囲気になったもん。ちょっと驚いた時の手の当て方とかが女子なのも笑ってしまう。芸が細かいけれど決して本筋の邪魔をしない。役者だなーと思う。
語りが高築さんで良かったなーと思う。知らない世界をのぞくのに、新人目線がちょうどいい感じで。少し軽い所もあるけれど、基本的にはピュアでお客様や仲間をとても大切にしているのが伝わってきて、それでいて誰かに肩入れするわけではなくてフラットな感じで。たまにオドオドしている感じも、仲間にも手荒く大切にされている感じも好感が持てました。
強気なことを言うわりに挙動不審になったり、細かな仕草で表現をしたりと多彩だなと感じた。でも一番は顔。何も話さなくても、目線や表情一つで何を考えているのか簡単にわかるのがすごい。高築役はぴったりだったと思います。
お客様に1人だけ塩対応されたり、クレーマーに絡まれたり、ちょいちょい残念なことになってしまうキャラクターがよく似合っていました。お皿の持ち方や受け取ったコートの持ち方、姿勢の良さ、何かを指し示す時の手の添え方など細かな仕草が丁寧で、ギャルソンとしての有能さをしっかり体現していたのも良かったです。感情を込め過ぎない、あくまで第三者的立場のナレーションも聞きやすくて上手かったと思います。
高築の立ち位置は、事実上、三舟>志村>金子>高築と最下位ですから、小者っぽさは必要だし、そこは濱田さんが得意とするところでもあります。ただそんな中にもこのドラマのナレーター、あるいは狂言回しとして、メタ的に観察者という面もあるわけで、どこか店の人たちやお客さんを冷静に見ている部分も、しっかりと表現されていたように思います。
金子さんにメロンパンが買えなかった言い訳をする時の今にも泣きそうな表情や消え入りそうな弱々しい声に思わず笑ってしまいました。目が泳ぎまくってるし、ガンつけられるとサッと目をそらすし、高築の小心者っぷりが出ていて良かったと思います。大野にも1人だけキツく当たられるし、何かとちょっと残念で損しちゃうキャラクターが本当によく似合いますね。志村とのフラフープのくだりなど、アドリブっぽい自由なやりとりも楽しかったです。
嗣麻子の悪口が聞こえた時にキュッと口を結んで目を伏せていて、「嫌な会話だな」ってうんざりしているのが伝わってきたのが良かったです。仕事中だからあからさまに不快な顔は出来ないけど、涼しい顔をして聞き流すことが出来ない高築の優しい性格と不器用さが感じられました。金子さんとお客様の関係について推理しながらわちゃわちゃ盛り上がるところもいちいちツッコミが細かくて、妄想が止まらず暴走気味の金子さんと良いコンビっぷりを発揮していて面白かったです。
金子さんの俳句への反応や、名刺を貰えず自分の腕を触って誤魔化す動作など、あるあると笑ってしまうリアクションが面白く共感を呼び、また視聴者に近い目線や感覚を持つ彼がいることでドラマが観やすくなっています。好き嫌いの多い客が料理を気に入るか窺う視線や、同僚や客のやり取りに笑みを浮かべる、子供が取り出した標本用の骨を興味深そうに覗くなど、奥の方でやっているちょっとしたお芝居が細かくてつい目を向けてしまいます。ギャルソンの衣装や所作も様になっていて、素敵だなと思って観ています。6話の母親想いの素朴な優しさにはうるりと来ました。
お母さんへの動画、店内を紹介したり三舟シェフについて話す様子がとても誇らしげで楽しそうで見ているこちらも幸せな気持ちになれました。優しく穏やかな語り口も母親思いの優しい息子という感じで良かったです。志村さんや金子さんとのアドリブのようなテンポの良いやりとりも毎度の楽しみになっています。
お母さんに送った動画の中の高築さん。今の幸せで楽しい自分を、将来の夢と母への謝罪を、少しはにかみながら一生懸命伝えている様子が本当にいい人そのもので。シェフへの気遣いもあって、見ていてとても優しい気持ちになれました。夢かなうといいなあ。
三舟の人柄や突飛な行動にすっかり慣れている志村や金子とは違う、第三者目線というか、私たちに近い感覚で彼の行動や言動に反応している姿が面白いです。何で金子を引き止めなかったのかとか、ただの従業員としか思ってないんだとか、いちいちひがみっぽかったり、子供っぽくて面倒臭いところもあるけど、物分かりが良い人ばかりじゃ面白くないし、人間味があって良いと思います。お誕生日をお祝いしてもらう時の照れ臭そうな笑顔もチャーミングでした。
1人だけ南野にスルーされたり、名刺を貰えなかったり、一口もマカロンが食べられなかったり、何かと残念な扱いをされる姿がすごく似合っています。反応がコミカルだから、可哀想なんだけどクスっと笑えて良い味出してますね。気弱そうに見えるけど、理不尽なクレーマーには礼儀正しくも毅然と対応する姿もギャルソンとしてのプライドが感じられて良かったと思います。
三舟が新城に一目惚れしたかも…って志村と2人でわちゃわちゃ騒ぐシーン、すごく息が合っていて良いコンビっぷりでした。あたふた慌てて振り回される姿が似合うし、アドリブなのか台本なのか分からない遊びがあって楽しいですね。ドラマ冒頭の物語に誘うような落ち着いた語りも、小説の1ページをめくっているような感覚になれて良かったです。
ちょっと自信なげでキョドってて、でもたまに調子に乗ってしまう高築くん、濱田岳らしさ全開の適役ですね。記憶力抜群でギャルソンもぴったり。レストランでケンカして、一人残された時に「よかったらカウンターにどうぞ」と優しく高築くんに声をかけられたら、帰らずにすんなりカウンターに座っちゃいますよね。
おじさんなのにかわいい。驚いた時に両手で口を覆う姿がかわいい。すぐにバンショー?って囁いちゃうところがかわいい。修羅場で誰よりも挙動不審になっちゃうところがかわいい。ほんとに名バイプレイヤー、大好きです。
変わり者なソムリエとスーシェフ、何か秘密がありそうなシェフ、問題を抱えた客など個性的な登場人物と対峙する高築ですが、濱田さんのリアクション芸(笑)によってドラマ全体に一層の安定感や纏まりが生まれているように感じます。物語の登場人物でありながら視聴者とも距離が近く、彼が感情移入させてくれることでドラマに入り込みやすくなります。
さりげない細かい演技も見ていて楽しいです。
接客も給仕も落ち着きがあって丁寧だし、お客様が帰ろうとするとすぐに鞄を取りにいったり、食事の様子を見て体調が悪そうだと心配したり、周りをよく見て臨機応変に対応する姿が1話で三舟が言っていた「適材適所」という言葉をそのまま体現していて良いですね。営業の仕事は向いていなかったけど、ギャルソンは天職なのでは?ガチョウと聞いてさりげなく「ガチョーン」ってやってたり、「ヴァン・ショー来るか?」と小声で実況してたり、アドリブのような細かな遊びも見ていて楽しいです。
とにかくいつもブツブツ言っているイメージ。三舟さんがお客様にお節介という名のなぞ解きをしている向こうで「バンショウ?」と何度も聞いたり。真顔で何か変なことをしてきそうな雰囲気を醸し出している。視聴者の心のつぶやきを代わりに言っているのかな?と思うシーンもあったりで、面白い役だなと思う。
ギャルソンのユニフォームも良く似合ってる上に、何よりも身のこなしがいかにも飲食サービスのプロって感じでびっくり。テーブルの間をすいすい歩く様子は、もう何十年もパ・マルで働いてきた人のよう。シェフにスカウトされたからとは言え、会社をクビになった翌日にはもうギャルソンにケロりと転身してるあたりは、単に真面目なだけじゃなくフットワークも性格も軽い所がある人なんだろうな。
濱田さん、前から大好きです。すごく繊細な演技ができる役者さんですよね。あんな人がギャルソンでいたら気配りもできてホールは間違いなくスムーズに進んでお客様も満足してお帰りになるでしょう。あの優しい雰囲気が人を癒すよね。
流れるように滑らかな注文シーン、迷いのない口調が高築の記憶力の良さを感じさせました。接客も小慣れているし、ギャルソンの仕事も卒なくこなしているけど、どこか頼りないというか、三舟のマイペースさに振り回される情けない感じがあるところも味があって良かったと思います。ドラマの語り部も担っていますが、落ち着いた声のとーんでとても聞きやすかったです。