『虎に翼』での岡部たかし (猪爪直言役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
岡部たかし (猪爪直言役) は 「2024年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
ほんとにこれが死ぬ間際の人間か?とは思いましたが、最後までトンチンカンなことを言い出すちゃめっけたっぷりのお父さんでした。花岡さんのことを持ち出した時はどうなることかと思いましたがお父さんの素直すぎる感想と家族のポカン顔がおかしくて笑いました。
今までの回想が流れる中で、この方が寅子の父親であった理由というかそういうのが分かった気がした。できるかどうかは別として、ずっとずっと寅子のファンであり理解者であり応援者だった。頼りがいがあり過ぎたらきっとあんなに寅子はしっかりしなかっただろうし、本当に丁度良い塩梅だったと思う。
岡部さんはどこか頼りなく、哀愁のあるおじさんの役が合いますね。直言は決して頼りないとまでは言えませんが、権力にノーと言う気骨はなく、鬱々として閉じこもってしまうわけですが、何となくわかる気がしますし、大抵の人間はその立場になったら敢然とノーと言うより、直言のようになると思います。情けなくも見えるけど、それでも立ち上がるのが市井に生きる人の姿でもあります。多くを失い、苦労の多い人生だけど、それは彼のせいではないし、彼なりに残せるものは残したとも言えます。そんな人生を岡部さんは演じ切っているなと思います。
警察から帰って抜け殻のようになっている姿や裁判所で少しの音にトラウマが発動して倒れてしまうところなど、至極真っ当に仕事だけしてきた真面目な直言だからこそという場面が多かったですね。そこを繊細で弱々しくもありながら立ち向かっていく姿がとても良かったです。
ほんとにこれが死ぬ間際の人間か?とは思いましたが、最後までトンチンカンなことを言い出すちゃめっけたっぷりのお父さんでした。花岡さんのことを持ち出した時はどうなることかと思いましたがお父さんの素直すぎる感想と家族のポカン顔がおかしくて笑いました。
今までの回想が流れる中で、この方が寅子の父親であった理由というかそういうのが分かった気がした。できるかどうかは別として、ずっとずっと寅子のファンであり理解者であり応援者だった。頼りがいがあり過ぎたらきっとあんなに寅子はしっかりしなかっただろうし、本当に丁度良い塩梅だったと思う。
岡部さんはどこか頼りなく、哀愁のあるおじさんの役が合いますね。直言は決して頼りないとまでは言えませんが、権力にノーと言う気骨はなく、鬱々として閉じこもってしまうわけですが、何となくわかる気がしますし、大抵の人間はその立場になったら敢然とノーと言うより、直言のようになると思います。情けなくも見えるけど、それでも立ち上がるのが市井に生きる人の姿でもあります。多くを失い、苦労の多い人生だけど、それは彼のせいではないし、彼なりに残せるものは残したとも言えます。そんな人生を岡部さんは演じ切っているなと思います。
警察から帰って抜け殻のようになっている姿や裁判所で少しの音にトラウマが発動して倒れてしまうところなど、至極真っ当に仕事だけしてきた真面目な直言だからこそという場面が多かったですね。そこを繊細で弱々しくもありながら立ち向かっていく姿がとても良かったです。