『unknown』での小手伸也 (世々塚幸雄役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
小手伸也 (世々塚幸雄役) は 「2023年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
屋上で加賀美と対峙するシーン、毅然とした態度で加賀美を問い詰める姿や警棒を手に立ち向かう姿がとても格好良かったです。スタンガンで襲われてもフラフラになりながら加賀美にしがみついて何とか捕えようとする姿も、絶対に犯人を逃さないという警察官としての使命感と、虎松の最愛の人であるこころを守りたいという親心のような愛情が感じられ、短かったけど印象深くて見応えのあるシーンだったと思います。
虎松への手紙シーン、世々塚の表情が浮かんでくるような、ちょっとおどけた温かい語り口がとても良かったです。自分が吸血鬼だとカミングアウトする時の予想外に明るいトーンも、こころを愛する虎松になら自分も受け入れて貰えるかもという期待が込められてるようで、だからこそ1話からあんなにこころとの結婚を自分のことのように喜んでいたんだなあって切なくなってグッときてしまいました。おふざけシーンはもう無いと思っていたので、回想シーンでたこ焼き吹っ飛ばす姿が見られたのも嬉しかったです。
世々塚が死ぬとは思わなかったし、吸血鬼だったとは考えもしませんでした。微妙に怪しさを漂わせていたのは、犯人の有力候補としてではなく、吸血鬼という素性を隠していたからだったんですね。見事に騙されました。先入観なく見れば、お茶目で優しそうで、間違いなく虎松のことを考えてくれる良い人で、でもいろいろ疑いだすと何かを隠しているような陰の部分が感じられ、怪しく思えるキャラクターを小手さん見事に演じていました。よく考えれば突飛な設定なのですが、そう感じさせないのはさすがです。
真犯人第1候補だと思っていたので、まさかの展開に本当にびっくりしました。7話でも血まみれのレインコートを着た人物を目撃したのに警察に話していなかったり、その目撃情報を誰かに電話で連絡していたりと、怪しいシーンではシリアスで緊張感のある芝居をたっぷり見せてくれ、海造と虎松の現場再現シーンでは「病院だぞ!」とごもっともなツッコミを入れて笑わせてくれたり、要所要所でしっかり場を絞めて存分に存在感を発揮していたので、ここでの退場はすごく残念です。
父親が生きていると怯えて取り乱す虎松に「何かあったら真っ先に俺を呼べ」と約束させたり、宗像家に出向いた虎松を尾行したり、フラグか?ってくらい怪しさ満点な姿が印象的でした。結婚式当日の虎松とのやりとりは、感慨深さと照れ臭さが入り混じったような表情が虎松への家族のような愛情を感じさせてグッときました。めちゃくちゃ真犯人っぽいけど、虎松との絆や愛は本物だと感じられるし、敵味方どちらとも取れそうな絶妙に掴めない感じがさすが上手いなと思います。
コロ助の物真似しながら虎松の嫉妬を煽るシーンがめちゃくちゃ面白かったです。紙コップをちょん髷代わりにしてるのも最高。本当の親子のように遠慮なく言い合えてふざけ合える、虎松との深い信頼関係が感じられるところも良かったです。大五郎が捕まって取り乱すまつりを「大丈夫だから」と何度も優しく言い聞かせて手を握ってあげる姿も、頼もしい町のお巡りさんという感じが伝わってきて良かったと思います。
こころと二人でリアクションのリハーサルをするシーン、大熱演で虎松になりきる姿がめちゃくちゃ面白かったです。その後、虎松に自転車で突撃されるまでの流れも最高で、エネルギッシュで高カロリーな演技を存分に堪能させて貰いました。後半、涙する虎松の肩を抱いて「ずっとお前の父親だ」と告げる時の温かく優しい笑顔や「よし、行ってこい」とこころに真実を話すよう力強く背中を押す姿も、ずっと虎松を見守ってきた世々塚の深い愛情が感じられてグッときました。
吉田鋼太郎さんのシーンも好きですが、虎松サイドの小手さんもすごく頑張っていると思います。美人で憧れていたキャスターがこころちゃんのママだと知ってまもなく目の前にご本人登場だもの慌てちゃいますよね。慌てすぎてどれがほんとの自分が思い出せなくなってるところが一番面白かったです。
こころの母親が伊織だと知った時や、伊織と初対面した時のオタク丸出しな反応がめちゃくちゃ面白かったです。痙攣したりロボットみたいな歩き方になったり、頭を振ったり、突然腹筋し始めたり、ほぼアドリブなのでは?というくらいやりたい放題で、伊織への熱烈な愛がビシビシ伝わってきました。こころのダラしなさを愚痴る虎松を諭すシーンも、遠慮のない口調に厳しさと愛情が込められていて、「父親代わりだと思ってる」という虎松の言葉に説得力が感じられたのも良かったと思います。
プロポーズの言葉を勝手に考えたり、真剣に新居探しをしてたり、何かと虎松の世話を焼きたがるお節介な姿が世々塚の面倒見の良さや虎松への親のような愛情を感じさせて良いですね。フラッシュバックを起こした虎松を心配する表情もとても真剣で、虎松が抱える過去をすべて知っている人間だからこその深刻さを感じさせました。ふざけて遊んでるシーンとこういうシリアスな演技のメリハリもさすがです。
こころちゃんの方には吉田さんがいるように虎松さんの方には小手さんがいる。虎松さんとの掛け合いが面白くて温かくて癒されます。特に酔っ払った虎松をお相撲を取るようにズボンのベルトを持ち上げて連れて行くシーン。めっちゃ笑いました。
虎松との気心の知れた空気感やテンポの良いやりとりが、単なる同僚というだけではない二人の絆の深さや仲の良さを感じさせました。何度か口にしていた「幸せになって欲しい」という台詞も、心底そう願っているという深みや重みがあって印象に残りました。たぶんアドリブであろう周りの演者のやりたい放題に見事に対応する姿も頼もしかったです。
屋上で加賀美と対峙するシーン、毅然とした態度で加賀美を問い詰める姿や警棒を手に立ち向かう姿がとても格好良かったです。スタンガンで襲われてもフラフラになりながら加賀美にしがみついて何とか捕えようとする姿も、絶対に犯人を逃さないという警察官としての使命感と、虎松の最愛の人であるこころを守りたいという親心のような愛情が感じられ、短かったけど印象深くて見応えのあるシーンだったと思います。
虎松への手紙シーン、世々塚の表情が浮かんでくるような、ちょっとおどけた温かい語り口がとても良かったです。自分が吸血鬼だとカミングアウトする時の予想外に明るいトーンも、こころを愛する虎松になら自分も受け入れて貰えるかもという期待が込められてるようで、だからこそ1話からあんなにこころとの結婚を自分のことのように喜んでいたんだなあって切なくなってグッときてしまいました。おふざけシーンはもう無いと思っていたので、回想シーンでたこ焼き吹っ飛ばす姿が見られたのも嬉しかったです。
世々塚が死ぬとは思わなかったし、吸血鬼だったとは考えもしませんでした。微妙に怪しさを漂わせていたのは、犯人の有力候補としてではなく、吸血鬼という素性を隠していたからだったんですね。見事に騙されました。先入観なく見れば、お茶目で優しそうで、間違いなく虎松のことを考えてくれる良い人で、でもいろいろ疑いだすと何かを隠しているような陰の部分が感じられ、怪しく思えるキャラクターを小手さん見事に演じていました。よく考えれば突飛な設定なのですが、そう感じさせないのはさすがです。
真犯人第1候補だと思っていたので、まさかの展開に本当にびっくりしました。7話でも血まみれのレインコートを着た人物を目撃したのに警察に話していなかったり、その目撃情報を誰かに電話で連絡していたりと、怪しいシーンではシリアスで緊張感のある芝居をたっぷり見せてくれ、海造と虎松の現場再現シーンでは「病院だぞ!」とごもっともなツッコミを入れて笑わせてくれたり、要所要所でしっかり場を絞めて存分に存在感を発揮していたので、ここでの退場はすごく残念です。
父親が生きていると怯えて取り乱す虎松に「何かあったら真っ先に俺を呼べ」と約束させたり、宗像家に出向いた虎松を尾行したり、フラグか?ってくらい怪しさ満点な姿が印象的でした。結婚式当日の虎松とのやりとりは、感慨深さと照れ臭さが入り混じったような表情が虎松への家族のような愛情を感じさせてグッときました。めちゃくちゃ真犯人っぽいけど、虎松との絆や愛は本物だと感じられるし、敵味方どちらとも取れそうな絶妙に掴めない感じがさすが上手いなと思います。
コロ助の物真似しながら虎松の嫉妬を煽るシーンがめちゃくちゃ面白かったです。紙コップをちょん髷代わりにしてるのも最高。本当の親子のように遠慮なく言い合えてふざけ合える、虎松との深い信頼関係が感じられるところも良かったです。大五郎が捕まって取り乱すまつりを「大丈夫だから」と何度も優しく言い聞かせて手を握ってあげる姿も、頼もしい町のお巡りさんという感じが伝わってきて良かったと思います。
こころと二人でリアクションのリハーサルをするシーン、大熱演で虎松になりきる姿がめちゃくちゃ面白かったです。その後、虎松に自転車で突撃されるまでの流れも最高で、エネルギッシュで高カロリーな演技を存分に堪能させて貰いました。後半、涙する虎松の肩を抱いて「ずっとお前の父親だ」と告げる時の温かく優しい笑顔や「よし、行ってこい」とこころに真実を話すよう力強く背中を押す姿も、ずっと虎松を見守ってきた世々塚の深い愛情が感じられてグッときました。
吉田鋼太郎さんのシーンも好きですが、虎松サイドの小手さんもすごく頑張っていると思います。美人で憧れていたキャスターがこころちゃんのママだと知ってまもなく目の前にご本人登場だもの慌てちゃいますよね。慌てすぎてどれがほんとの自分が思い出せなくなってるところが一番面白かったです。
こころの母親が伊織だと知った時や、伊織と初対面した時のオタク丸出しな反応がめちゃくちゃ面白かったです。痙攣したりロボットみたいな歩き方になったり、頭を振ったり、突然腹筋し始めたり、ほぼアドリブなのでは?というくらいやりたい放題で、伊織への熱烈な愛がビシビシ伝わってきました。こころのダラしなさを愚痴る虎松を諭すシーンも、遠慮のない口調に厳しさと愛情が込められていて、「父親代わりだと思ってる」という虎松の言葉に説得力が感じられたのも良かったと思います。
プロポーズの言葉を勝手に考えたり、真剣に新居探しをしてたり、何かと虎松の世話を焼きたがるお節介な姿が世々塚の面倒見の良さや虎松への親のような愛情を感じさせて良いですね。フラッシュバックを起こした虎松を心配する表情もとても真剣で、虎松が抱える過去をすべて知っている人間だからこその深刻さを感じさせました。ふざけて遊んでるシーンとこういうシリアスな演技のメリハリもさすがです。
こころちゃんの方には吉田さんがいるように虎松さんの方には小手さんがいる。虎松さんとの掛け合いが面白くて温かくて癒されます。特に酔っ払った虎松をお相撲を取るようにズボンのベルトを持ち上げて連れて行くシーン。めっちゃ笑いました。
虎松との気心の知れた空気感やテンポの良いやりとりが、単なる同僚というだけではない二人の絆の深さや仲の良さを感じさせました。何度か口にしていた「幸せになって欲しい」という台詞も、心底そう願っているという深みや重みがあって印象に残りました。たぶんアドリブであろう周りの演者のやりたい放題に見事に対応する姿も頼もしかったです。