『いだてん~東京オリムピック噺~』での中村勘九郎 (金栗四三役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
中村勘九郎 (金栗四三役) は 「2019年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
自分が抱えているものがプレッシャーなのだと分かった時のスッキリとした明るい笑顔が印象的でした。「やるしかない」という覚悟と程良く力の抜けたリラックス感が入り混じった表情が、日本にいた頃のヘタレ姿と全然違い、四三の内面の成長が感じられました。外国人の前でキリっと表情を引き締めて背筋を伸ばす姿も、舐められないように…というより日本人としての誇りを示すという面が強く感じられるところも良いと思います。
外国人相手でも気取らず、身振り手振りで一生懸命コミュニケーションを取る姿に四三本来の逞しさや強さが感じられました。表情豊かで人懐っこくて、いつの間にか皆と仲良くなって輪の中心になってしまう、人を惹きつける不思議な魅力が感じられるところも殻に閉じこもってしまう弥彦との対比になっていて良かったです。
外国人の前でも背筋を伸ばしてきちんとしたテーブルマナーを披露したり、ワインを注文したり、堂々とした振る舞いに四三の成長を感じて親のように嬉しくなりました。出発前に弱音を吐いたり、マナー講座で絞れられる情けない姿を印象的に演じていたからこそ、より成長ぶりが際立って頼もしく見えたのだと思います。朴訥とした雰囲気と外国人や大森に対する意外と辛辣な心の声のギャップも面白いです。
やっぱり上手いんだと思う。あの焦った時の上擦った声は苦手だし見た目もどう見てもタイプではないんだけど、好きな女性を思いながら歌う表情はほんとに上手だと思いました。幸せを願っているような、さみしいようなそんないろんな感情がないまぜになった感じに引き込まれました。
弥彦と母親のやりとりを涙を流しながら見つめている姿が印象的でした。いつも鼻水と涙で顔をぐちゃぐちゃにして泣いてますが、このシーンでは静かにポロポロと涙をこぼしていて、色んな人の思いを背負ってオリンピックに行くのだということをしみじみ実感して責任の重さを痛感しているように感じました。眉毛をハの字にして緊張で硬直している姿が不安そうで心細げで、「頑張れ」とエールを送りたくなります。
多分18歳くらいの役柄だと思うが本当は30代後半なのに役にハマってるのかそう見えてしまう。純朴な少年で走ることが好きって言うのが映像から見える。歌舞伎役者さんだから現代劇は下手なんじゃないかと偏見を持ってたけど払拭されました。
涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして熱演する姿から四三の一生懸命で素直な性格が伝わってきて応援したくなります。治五郎に抱きしめられた時のうっとりとした嬉しそうな顔が可愛くて、治五郎への強い憧れ、尊敬の念が感じられるところも良いですね。
フラフラの走り方と意識がどこかに飛んでいそうな目線、ラストスパートの必死な表情などで当時の日本人にとってどれだけマラソン競技が過酷なものだったのかを強く印象付けていたのが良かったです。本当に辛そうで観ているこちらも息が苦しくなってくるリアリティが感じられました。朴訥とした雰囲気と素朴さも田舎から出てきた少年らしくて良いですね。
まずその絞られた筋肉質の体に驚きました。顔もかなり細くなり、役作りで肉体を追い込んだのだと思います。歌舞伎の方なのでセリフ回しがはっきりしていて聞き取りやすいです。まだ若い頃の役なので意識して高音で話しているのが少し違和感がありますが、成長と共に変わって演じていくのではないでしょうか。主人公本人の写真と似ていて驚きました。
白目を剥いて倒れたり、冷水を浴びて奇声をあげて駆け回るなど、アニメに出てきそうな独特な動きをこなす身体能力と表現力の高さはさすがだと思います。足袋を初めて履いた時のぱあっと明るく輝いた表情が印象的で、黒坂との出会いが彼のマラソン人生にとって特別なものになるんだろうなと感じられたのが良かったです。
素直で実直な田舎者というのが内から溢れ出ていて良いと思う。真冬に頭から水を被り、上手くなくても大きな声で歌う。明治の頃に今で言う大学進学をする人はかなりのエリートだけれど、それを感じさせないので物語に嫌味が出ない。舞台役者ということで表情が少々オーバーになることもあるけれど、声が聞き取りやすいのでとても良い。
ちょっと眉毛を下げ気味にした表情が四三のひ弱さや幼さを感じさせて良いと思います。訛りも自然で上手ですし、素朴であか抜けない姿がいかにもおのぼりさんで、財布をすられてしまう情けない展開にも説得力があります。初めてマラソンを見た時のワクワクした目の輝きが小さな子供みたいで、四三とマラソンの運命的な出会いをより強く印象付けていたのも良かったです。
さすがに中学生は無理がありますが、高めの声と少し幼さを感じる話し方、無邪気な笑顔で十分10代の少年に見せた表現力の高さは素晴らしかったです。風邪を引いて布団の中でブルブル震える姿や、冷水を浴びて悲鳴をあげて駆け回る様子など、動きがコミカルで漫画ちっくなところもクスっと笑えてチャーミングですし、何事も全力で一生懸命な四三の性格が伝わってきて良かったです。
別の番組で、金栗さんの走り方はとても独特でたくさん練習した、とおっしゃってましたが、本当に特徴ある走り方で、よくぞ習得されたなぁと感心しました。かなり研究して役作りをされているからこそ、あの演出の壮大な登場シーンがピタッとはまって、素晴らしいシーンになったのだと思います。 隈取り風メイクも相まって、セリフがないのに本当にインパクト大でした!
第1回は台詞がなく、お顔が映ったのも最後のマラソン完走シーンだけでしたが、隈取り風メイクの鬼気迫る表情で走る姿は圧巻で「ヒーロー登場」という感じの華と存在感を感じました。中村さんの明るく生き生きとした台詞回しや豊かな表情が好きなので、これからどんな魅力的なヒーロー像を見せてくれるのか楽しみです。
自分が抱えているものがプレッシャーなのだと分かった時のスッキリとした明るい笑顔が印象的でした。「やるしかない」という覚悟と程良く力の抜けたリラックス感が入り混じった表情が、日本にいた頃のヘタレ姿と全然違い、四三の内面の成長が感じられました。外国人の前でキリっと表情を引き締めて背筋を伸ばす姿も、舐められないように…というより日本人としての誇りを示すという面が強く感じられるところも良いと思います。
外国人相手でも気取らず、身振り手振りで一生懸命コミュニケーションを取る姿に四三本来の逞しさや強さが感じられました。表情豊かで人懐っこくて、いつの間にか皆と仲良くなって輪の中心になってしまう、人を惹きつける不思議な魅力が感じられるところも殻に閉じこもってしまう弥彦との対比になっていて良かったです。
外国人の前でも背筋を伸ばしてきちんとしたテーブルマナーを披露したり、ワインを注文したり、堂々とした振る舞いに四三の成長を感じて親のように嬉しくなりました。出発前に弱音を吐いたり、マナー講座で絞れられる情けない姿を印象的に演じていたからこそ、より成長ぶりが際立って頼もしく見えたのだと思います。朴訥とした雰囲気と外国人や大森に対する意外と辛辣な心の声のギャップも面白いです。
やっぱり上手いんだと思う。あの焦った時の上擦った声は苦手だし見た目もどう見てもタイプではないんだけど、好きな女性を思いながら歌う表情はほんとに上手だと思いました。幸せを願っているような、さみしいようなそんないろんな感情がないまぜになった感じに引き込まれました。
弥彦と母親のやりとりを涙を流しながら見つめている姿が印象的でした。いつも鼻水と涙で顔をぐちゃぐちゃにして泣いてますが、このシーンでは静かにポロポロと涙をこぼしていて、色んな人の思いを背負ってオリンピックに行くのだということをしみじみ実感して責任の重さを痛感しているように感じました。眉毛をハの字にして緊張で硬直している姿が不安そうで心細げで、「頑張れ」とエールを送りたくなります。
多分18歳くらいの役柄だと思うが本当は30代後半なのに役にハマってるのかそう見えてしまう。純朴な少年で走ることが好きって言うのが映像から見える。歌舞伎役者さんだから現代劇は下手なんじゃないかと偏見を持ってたけど払拭されました。
涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして熱演する姿から四三の一生懸命で素直な性格が伝わってきて応援したくなります。治五郎に抱きしめられた時のうっとりとした嬉しそうな顔が可愛くて、治五郎への強い憧れ、尊敬の念が感じられるところも良いですね。
フラフラの走り方と意識がどこかに飛んでいそうな目線、ラストスパートの必死な表情などで当時の日本人にとってどれだけマラソン競技が過酷なものだったのかを強く印象付けていたのが良かったです。本当に辛そうで観ているこちらも息が苦しくなってくるリアリティが感じられました。朴訥とした雰囲気と素朴さも田舎から出てきた少年らしくて良いですね。
まずその絞られた筋肉質の体に驚きました。顔もかなり細くなり、役作りで肉体を追い込んだのだと思います。歌舞伎の方なのでセリフ回しがはっきりしていて聞き取りやすいです。まだ若い頃の役なので意識して高音で話しているのが少し違和感がありますが、成長と共に変わって演じていくのではないでしょうか。主人公本人の写真と似ていて驚きました。
白目を剥いて倒れたり、冷水を浴びて奇声をあげて駆け回るなど、アニメに出てきそうな独特な動きをこなす身体能力と表現力の高さはさすがだと思います。足袋を初めて履いた時のぱあっと明るく輝いた表情が印象的で、黒坂との出会いが彼のマラソン人生にとって特別なものになるんだろうなと感じられたのが良かったです。
素直で実直な田舎者というのが内から溢れ出ていて良いと思う。真冬に頭から水を被り、上手くなくても大きな声で歌う。明治の頃に今で言う大学進学をする人はかなりのエリートだけれど、それを感じさせないので物語に嫌味が出ない。舞台役者ということで表情が少々オーバーになることもあるけれど、声が聞き取りやすいのでとても良い。
ちょっと眉毛を下げ気味にした表情が四三のひ弱さや幼さを感じさせて良いと思います。訛りも自然で上手ですし、素朴であか抜けない姿がいかにもおのぼりさんで、財布をすられてしまう情けない展開にも説得力があります。初めてマラソンを見た時のワクワクした目の輝きが小さな子供みたいで、四三とマラソンの運命的な出会いをより強く印象付けていたのも良かったです。
さすがに中学生は無理がありますが、高めの声と少し幼さを感じる話し方、無邪気な笑顔で十分10代の少年に見せた表現力の高さは素晴らしかったです。風邪を引いて布団の中でブルブル震える姿や、冷水を浴びて悲鳴をあげて駆け回る様子など、動きがコミカルで漫画ちっくなところもクスっと笑えてチャーミングですし、何事も全力で一生懸命な四三の性格が伝わってきて良かったです。
別の番組で、金栗さんの走り方はとても独特でたくさん練習した、とおっしゃってましたが、本当に特徴ある走り方で、よくぞ習得されたなぁと感心しました。かなり研究して役作りをされているからこそ、あの演出の壮大な登場シーンがピタッとはまって、素晴らしいシーンになったのだと思います。
隈取り風メイクも相まって、セリフがないのに本当にインパクト大でした!
第1回は台詞がなく、お顔が映ったのも最後のマラソン完走シーンだけでしたが、隈取り風メイクの鬼気迫る表情で走る姿は圧巻で「ヒーロー登場」という感じの華と存在感を感じました。中村さんの明るく生き生きとした台詞回しや豊かな表情が好きなので、これからどんな魅力的なヒーロー像を見せてくれるのか楽しみです。