行列の女神 らーめん才遊記

中華食堂の後見人を決める回。新人社員役をとても自然に演じていたと思います。
自信がない、たどたどしい演技が、大物女優たちに囲まれての緊張しての演技ではなく、自然と出来ているのであれば、素晴らしいですね。

わざとらしい。不自然でドラマに集中できない。

実際に普段からラーメンが好きらしいのでその感情がそのまま演技になっている感じ。
天然なキャラを演じるのがすごく上手。
汐見ゆとりができるのは黒島結菜さんしかいないと思えた。

「ごめんね青春！」に出ていた頃からのファンなのですが、すぐには結菜ちゃんだ！と気づけないほどキャラクターになじんでいて、原作のうざったさは消しながら「威勢のいいよく吠える子」をチャーミングに演じていて素晴らしいです。

お母さんに対して私の体にはラーメンの汁が流れてる、発言はなかなか衝撃でした。私も実生活ではラーメンよりもヘルシー料理をこどもに与えているのであまりに抑圧しているとああやって爆発してしまうのかと思って見てました。料理の腕はよさそうですが、頭はあんまりよくなさそうですね。。でも頑張ってるので好感が持てます。

ゆとりという名前の通り自由な感じがゆとり世代だなと感じます。あのお母さんがゆとりという名前をつけるとはイメージができないですけど。イライラするのは女優さんの演技が上手なのもありますよね。ラーメンの味を見分ける舌を持っているという設定はいいですね。才能を活かして社会人として成長していけるのを期待してます。

このドラマで初めて知った女優さんでした。天然っぽい演技をするには知名度も見た目もちょうど良いぐらいの方だと思いました。少しセリフに不自然さが出てしまっていて見ていると違和感を感じる部分もあります。しかし「ワクワクするラーメンを作りたい」という意気込みはしっかりと顔で表現できていると思います。

明るく元気な役は、彼女にピッタリです。先輩社員に困惑されながらも新しい発想で認められていく新入社員は、生き生きとした女優さんにしか演じられませんから。黒目の目力が伝わってくる彼女ですが、飛んだり跳ねたりの感じがよく似合っていて可愛さも十分です。リクルートスーツ姿の彼女を見ていて気がついたのは、脚の太さ。いわゆる太い脚ではないけれど、筋肉も結構ついている感じでした。脚の様子からも、元気な女の子役を演じることがふさわしい感じですね。

ドラマ内ではショムニで言うところの京野ことみのポジションです。まだ1話ですが実質的な主人公っぽい感じでいかにも若手女優に回ってきそうな役でしたが及第点の演技でした。黒島結菜さんは名前は知っていたものの実際の演技を見たことがなかったですが普通に同年代の女性を好演していました。愛嬌もあり魅了的な人だとも思いましたし、ドラマ自体も面白かったので継続視聴予定です。