わろてんか

９０年代のトレンディドラマで活躍されている頃から知っていますが、今回改めて、綺麗に年齢を重ねられていると感じました。お着物も上品に着こなされており、京ことばもとても板についてらっしゃると思います。そのときの年齢にそぐう役柄をきちんとこなされる女優さんなんだなと改めて思いました。

わろてんかは、若手が多いなか、鈴木保奈美さんの言葉は胸が熱くなります。子育ては悩めることが素晴らしいっていう言葉に鈴木保奈美さんだからこそ胸に響きました。登場は少ないですが出てくる度に目から役を感じ、さすがだなーっと思います。一つ一つの言葉に重みがありました。

主人公であるてんと相手役の藤吉が結婚できるかできないか、という大事な場面で、藤吉の母親役である鈴木京香さんとのやり取りにとても迫力がありました。保奈美さんも京香さんもお若い頃から美しい女優さんですが、歳を重ねて凄みが増した感じで、とても印象深いシーンになりました。

凛とした、落ち着いた母親役が、とてもぴったりはまる女優さんだと思います。
藤岡屋を、影でしっかりと支え、子供達のこともしっかりと見守る、優しさが、演技からにじみ出ていて、鈴木保奈美さんは、昔から変わらぬ美しさもあって、まさに理想の母親だと思いました。

久しぶりにドラマでお見かけしたのですが、やっぱり女優さんってすごいな～と感動しました。年齢を重ねて貫禄もあり、表には出さない母の愛情みたいなのもすごく伝わりました。あんな風に娘に寄り添える母になりたいです。。

物腰の柔らかい裕福な大和なでしこというイメージにぴったりで、
張り詰めた緊張するシーンの後、鈴木保奈美さんの存在感は、場を和ますような優しさを感じます。
それでいて、娘を守る、家を守るとなると一変した芯の強さを感じる気迫のある演技とのギャップに彼女の虜になります。

にこやかなかわいらしい演技から、緊迫感のある演技、しんみりした演技、すべてにおいて、さすが！！の一言です。特に駆け引きのシーンでは、全く表情を変えず淡々とした演技のときは、ついついテレビにかじりついてしまいました。息をするのも忘れるくらい引き込まれました。

鈴木保奈美さんは変わらず本当おキレイでビックリです。奥様役として品のある、どこかほんわかした優しいオーラを出されつつ、家族みんなを静かに見守る姿は、さすが大女優の貫禄を感じます。着物姿がとてもお似合いで大好きです。

老舗の薬種問屋の妻として、しっかりながらも、ちょっとユニークなお母さんといった感じを受けます。厳格な旦那様と、自由奔放な娘てんの間にたって、とても穏やかに取り持っているようですね。上品な雰囲気が、とても素敵だと思います。

お母さん役がぴったりになってきました。表情、言葉が一つ一つ重みがあり、とても印象に残り画面に引きこまれます。流石大女優です。てんの母親役の静かな中にも、心に強さを秘めた優しいが感じられます。着物姿が美人すぎる。京都弁が本当にお上手。