半沢直樹 (2020年版)

前作全く見ずでしたが予告前の一言に使われる程、次が観たくなる感じはさすがですね。

ドゲツイので来て欲しかった
上沼さんだったらどうかななどと考えてました
水川あさみはどうかなぁ

最初誰かわからなかった。なんだこのいやな人、、、と思って調べたら南野陽子でびっくりした！すごい！！

嫌らしい社長夫人の雰囲気が滲み出ていました。口調だけでなく、目線や表情から嫌らしい雰囲気を出していて、こういう人がいたら絶対苦手だと思うくらいの役作りが良かったです。

下手くそ　　
わざとらしい

癖のある女性を演じていましたが、とても凄みがありました。妖艶な雰囲気を醸し出し、少し訛ったような言葉のイントネーションに加え、靴を脱ぐシーンは、なんとも言えない大人の色気を感じました。元々はアイドルでしたが、今や大女優の仲間入りしたといってもいいくらいの演技でした。

細面だった顔も頬に肉がのって、目の奥に一物ある面の皮が厚そうな中年のおばさんになっていたが、役相応の悪女にはそれがピッタリ。
しかも想定外の関西弁。これがまた上手。おかげで気が強くて男勝りというイメージに拍車がかかっていた。

本来の台本は標準語だったらしいが、ちょっと嫌味な感じのねちっとした関西弁の演技がハマっていて、実に面白かった。アイドルから女優になり、そんなに演技が上手い「役者」という感じではないけれど、このドラマではいい味を出して良い仕事をしていると思う。関西人としては、ついついモノマネしたくなってしまう。

上品な感じなのにめちゃくちゃ悪い雰囲気が出ていて良かったです！関西弁なのもなんか怪しさが増しましたね。今までのイメージを覆す演技が素敵でした。スパイラルの買収をまるでグッチのカバンがほしいの、というように言うところがとても印象的でした。

清純派アイドルだった南野陽子がこの役！というインパクトがありました。契約が決まり、喜びの余り靴を脱ぎ捨て、夫の膝の上に跨がるシーンは女傑っぷりを見事に演じていました。役柄としては敵対側ですが、歓喜したり落ち込んだり、コロコロ変わる表情がかわいいです。

大阪出身なのに関西弁が下手。大阪離れて長いというのがあるかも知らんが、それだけではないと思う。ワルさもあまり感じられず中途半端。しょせんは二流三流の役者という感じ。予算の都合もあるだろうからなかなかすべていい役者を揃えるというのは難しのだろう。